フウロを入れるそのまえに
2012年8月30日 実はBW6発売以来ずっと僕はリアルでは「フウロは弱い」と言い続けてきていたんですが、まあ流石に弱いは言い過ぎとしても、変な使い方をするとこれほど駄目なカードもありません。
フウロについて言いたいことは、ダニエルさんのエントリ(http://daniel3go.diarynote.jp/201208301128325821/)が大部分を代弁してくださっていたので、紹介しておきます。
(ダニエルさんのこのエントリはサポ論としてとても面白いです。特に2進化を使おうとしている人は必読でしょう)
とりわけ、
・ランレシとフウロの共存
・フウロを除いたらドロソが9~11枚くらい
これらは、(もちろんデッキによるという留保はあれど)、現状やってはいけない構築だとさえ言えます。
もちろん、カードプールが抱える問題はあります。今はドロソの種類が少ないため、ドロソ部分のデッキ構築がけっこう難しいからです。
(このカードプールの苦しさは、クーポソさんのカメケルのレシピ(http://72247.diarynote.jp/201208260046579582/)のトレーナー構成が如実に表しています。このドロソ部分をどうすべきでしょうか……?)
ともあれ、最近増えてきた2進化デッキ。DNでもレシピをよく見かけますが、もしそれがよく事故っているとしたら、原因はサポ構成にあるのかもしれません。
フウロを入れるそのまえに、それまでのデッキ構築の理由を、もういちど考えてみるべきではないでしょうか。
フウロについて言いたいことは、ダニエルさんのエントリ(http://daniel3go.diarynote.jp/201208301128325821/)が大部分を代弁してくださっていたので、紹介しておきます。
(ダニエルさんのこのエントリはサポ論としてとても面白いです。特に2進化を使おうとしている人は必読でしょう)
とりわけ、
・ランレシとフウロの共存
・フウロを除いたらドロソが9~11枚くらい
これらは、(もちろんデッキによるという留保はあれど)、現状やってはいけない構築だとさえ言えます。
もちろん、カードプールが抱える問題はあります。今はドロソの種類が少ないため、ドロソ部分のデッキ構築がけっこう難しいからです。
(このカードプールの苦しさは、クーポソさんのカメケルのレシピ(http://72247.diarynote.jp/201208260046579582/)のトレーナー構成が如実に表しています。このドロソ部分をどうすべきでしょうか……?)
ともあれ、最近増えてきた2進化デッキ。DNでもレシピをよく見かけますが、もしそれがよく事故っているとしたら、原因はサポ構成にあるのかもしれません。
フウロを入れるそのまえに、それまでのデッキ構築の理由を、もういちど考えてみるべきではないでしょうか。
【WCS2012参加記】~⑧:おまけ編~
2012年8月26日コメント (2)
■旅の食事
記憶を頼りに書き出してみました。
・往路
機内食×3(大韓航空)
・木曜
夜:タコス(Boat Landing Cantina)
・金曜
朝:ハムチーズクロワッサン(Waikoloa Coffee Co.)、昼:バナナブレッド(同左)、会場販売のサラダ、夜:テリヤキチキン&ライスプレート(Queens内フードコート)
・土曜
朝昼兼用:ビュッフェ(Breakfast at Water’s Edge)、夜:中華料理(Queens内フードコート)
・日曜
朝:ハムチーズクロワッサン(Waikoloa Coffee Co.)、昼:バナナブレッド(同左)、シェイク(Queens内フードコート)、夜:タコス&メキシコ風ピザ(Boat Landing Cantina)
・月曜
朝:中華料理(ホノルル空港内フードコート)
・復路
機内食×3(大韓航空)
店名が書いてあるのはすべてホテル内です。できるだけ食費をケチった結果、ファストフードっぽいものばっかりにw
一食あたり最も値が張ったのが、実は土曜朝の食べ放題。ここが1人あたり30ドルで、次が日曜夜のメキシコ料理の1人あたり22ドル。ほかはすべて10ドル以下という謎の倹約生活。アメリカらしいものは何も食べていないという……(フードコートでバーガー回避してお米料理行くあたり自業自得なのですが)。
過去に参加していたときは、会場販売の変なサンドイッチをよく食べていましたが、今回は時間に余裕があった(悲しみの敗退)ため、会場外で食べることがほとんどでした。
まあ、この食費のおかげで、滞在中の費用はかなり安くあがったのですが。
ラインナップの貧弱さからベストワンを選んでも仕方ないのですが、選ぶとすれば文句なく日曜夜のメキシコ料理【写真1枚目】。
写真奥がタコス、手前のお皿が、名前の読めなかった(発音できなかった)メキシコ風ピザ。店員のおねーちゃんがお勧めしていました。後で調べたらケサディーヤと言うそうです。
生地に挟まっているのはぎっしりのビーフとチーズ。サワークリームと一緒に食べると絶品です。でも毎日食べたらメタボ化間違いなし!
朝食によく利用していたカフェのハムチーズクロワッサン【写真2枚目】も、とてもおいしかったです。ケースに並んでるのを選んで注文すると、オーブンで温めてから渡してくれるので、あつあつで食べられます。ハムがたくさんで見た目以上にボリュームがあって、1つ食べればお腹いっぱいになりました。
■その他もろもろ
・キャプテンクックが殺された島としても知られるハワイ島は、歴史を伝えるものや建造物もさまざまな場所にあるそうです。【写真3枚目】は19世紀中ごろに作られたという馬車用の道(道自体は写真だとちょっとわかりにくいのですが……)。ホテルからQueensに向かう道路を横切る形で続いており、歩道の脇にさりげなく看板がありました。お金と時間があれば、もっと観光してみたい島だったのですが……。
・滞在中にかかった費用は、食費移動費などなどで300ドルちょっと。タクシー代は痛手ですが、お土産のコーヒーも地味に高かった……。円高だと金銭感覚がちょっとズレてきますね。
・Esaがくれたムーミンの英訳本は"Moominpappa at Sea"。ムーミンパパが小さな島に移り住むお話。それをハワイで。なんて狙い済ましたチョイス。
・公式ブログの方々には挨拶できず。ティーチャータカシマは何度か見かけたのですがタイミングを逃し続け……。北海道に大会を下さいと陳情しておきたかったのですが。
・水着を持っていったなら向こうでの行動がちょっと変わっていたかも……w出発前はどうせ泳ぐタイミングなんてないと思ってましたが、実際に見る巨大プールのすさまじい誘惑。
・帰ってきてDNを見て「このひとハワイに来てたのか!」と知った方もけっこういます。挨拶できなかったのは僕がほとんどサイドイベント会場か会場外にいたのが原因なわけですが……ちょっと勿体ないことをしました。
・長文レポもここまで。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
というわけで、おしまい。
記憶を頼りに書き出してみました。
・往路
機内食×3(大韓航空)
・木曜
夜:タコス(Boat Landing Cantina)
・金曜
朝:ハムチーズクロワッサン(Waikoloa Coffee Co.)、昼:バナナブレッド(同左)、会場販売のサラダ、夜:テリヤキチキン&ライスプレート(Queens内フードコート)
・土曜
朝昼兼用:ビュッフェ(Breakfast at Water’s Edge)、夜:中華料理(Queens内フードコート)
・日曜
朝:ハムチーズクロワッサン(Waikoloa Coffee Co.)、昼:バナナブレッド(同左)、シェイク(Queens内フードコート)、夜:タコス&メキシコ風ピザ(Boat Landing Cantina)
・月曜
朝:中華料理(ホノルル空港内フードコート)
・復路
機内食×3(大韓航空)
店名が書いてあるのはすべてホテル内です。できるだけ食費をケチった結果、ファストフードっぽいものばっかりにw
一食あたり最も値が張ったのが、実は土曜朝の食べ放題。ここが1人あたり30ドルで、次が日曜夜のメキシコ料理の1人あたり22ドル。ほかはすべて10ドル以下という謎の倹約生活。アメリカらしいものは何も食べていないという……(フードコートでバーガー回避してお米料理行くあたり自業自得なのですが)。
過去に参加していたときは、会場販売の変なサンドイッチをよく食べていましたが、今回は時間に余裕があった(悲しみの敗退)ため、会場外で食べることがほとんどでした。
まあ、この食費のおかげで、滞在中の費用はかなり安くあがったのですが。
ラインナップの貧弱さからベストワンを選んでも仕方ないのですが、選ぶとすれば文句なく日曜夜のメキシコ料理【写真1枚目】。
写真奥がタコス、手前のお皿が、名前の読めなかった(発音できなかった)メキシコ風ピザ。店員のおねーちゃんがお勧めしていました。後で調べたらケサディーヤと言うそうです。
生地に挟まっているのはぎっしりのビーフとチーズ。サワークリームと一緒に食べると絶品です。でも毎日食べたらメタボ化間違いなし!
朝食によく利用していたカフェのハムチーズクロワッサン【写真2枚目】も、とてもおいしかったです。ケースに並んでるのを選んで注文すると、オーブンで温めてから渡してくれるので、あつあつで食べられます。ハムがたくさんで見た目以上にボリュームがあって、1つ食べればお腹いっぱいになりました。
■その他もろもろ
・キャプテンクックが殺された島としても知られるハワイ島は、歴史を伝えるものや建造物もさまざまな場所にあるそうです。【写真3枚目】は19世紀中ごろに作られたという馬車用の道(道自体は写真だとちょっとわかりにくいのですが……)。ホテルからQueensに向かう道路を横切る形で続いており、歩道の脇にさりげなく看板がありました。お金と時間があれば、もっと観光してみたい島だったのですが……。
・滞在中にかかった費用は、食費移動費などなどで300ドルちょっと。タクシー代は痛手ですが、お土産のコーヒーも地味に高かった……。円高だと金銭感覚がちょっとズレてきますね。
・Esaがくれたムーミンの英訳本は"Moominpappa at Sea"。ムーミンパパが小さな島に移り住むお話。それをハワイで。なんて狙い済ましたチョイス。
・公式ブログの方々には挨拶できず。ティーチャータカシマは何度か見かけたのですがタイミングを逃し続け……。北海道に大会を下さいと陳情しておきたかったのですが。
・水着を持っていったなら向こうでの行動がちょっと変わっていたかも……w出発前はどうせ泳ぐタイミングなんてないと思ってましたが、実際に見る巨大プールのすさまじい誘惑。
・帰ってきてDNを見て「このひとハワイに来てたのか!」と知った方もけっこういます。挨拶できなかったのは僕がほとんどサイドイベント会場か会場外にいたのが原因なわけですが……ちょっと勿体ないことをしました。
・長文レポもここまで。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
というわけで、おしまい。
【WCS2012参加記】~⑦:帰国編~
2012年8月25日コメント (2)
■起床、チェックアウト、再びタクシーの運ちゃん
起床は5時前。これが噂の1時間半睡眠周期か。荷造りは終わっていたので5時半に部屋を出て、しかし早朝はトラムが動いてないので、トランクを引いて徒歩でフロントへ向かいます。ついにこのホテルともお別れ。
【写真1枚目】は、前日に撮影した僕らの宿泊棟、オーシャンタワー。地図上で見ると8の字型の建物になっています。ホテルの中では一番端にあり、日本勢もけっこう泊まっていたようです。
写真右の家のような建物は、このレポにしばしば登場するメキシコ料理店、Boat Landing Cantina。名前のとおり、ホテル内をまわる船の発着場にもなっています。
さて、フロントでは宿泊料金がプランと違うトラブルが発生するも(後日解決)、それ以外は問題なくチェックアウト。「この時間ってタクシー捕まえれる?」と訊くと、「タクシーの予約は?」と言われたので「ない」と答えたら、電話でタクシーを呼んでもらえることに。「すぐ来るわ。玄関前で待ってて」とフロントの人。ハワイ時間の「すぐ」は15分でした。
今回のタクシーの運ちゃんはやたらよくしゃべる人でした。乗るとまっ先に「ポケモンの参加者?」と言われたので、どうやらハワイのタクシーの運ちゃんの間では、ヒルトンにポケヲタが結集していることは周知の事実だった様子。
「毎年ハワイなのか?」と訊かれたので、「3年に1回だよ」と答えてみると、「来年はどこだ?」との質問。「カナダのバンクーバーらしいよ」と、前日に入手したばかりの情報をこんなところで開陳してみる。そういえば開催会場のローテーションどうなるんでしょうね。
飛行機が7時発であることを伝えると、ちょっと飛ばしてもらえることに。そしてスピード違反にうるさい警察の悪口を延々と(あいつら金儲け目的じゃねーか的な)続ける運ちゃん……。でもハワイアン航空のカウンター前の道路まで行ってくれたりとナイスな人でした。
【写真2枚目】は、タクシーの中から遠くに見えた夜明けのマウナケア。すそ野からこちらまでずっと荒涼とした土地が続いているのがわかります。
■ハワイ出発、奇跡は2度起きず、そして帰国
時間どおりにコナを出発しホノルルへ。ホノルル空港のフードコートで朝食です。そしてまたも登場する中華の店。炒めご飯の上にベーコンとスクランブルエッグ、って、これは中華なのか……?
それからお菓子を買ったりして半端なドルを使いきり、大韓航空便のゲートへ。そういえばホノルルの大韓航空のカウンターには、英韓日中の4ヶ国語を話すすごい女性係員さん(たぶん韓国の人)がいました。英語と中国語の発音がめちゃ上手く、いったい何をどうすればあのようになれるのでしょう……。
帰りの飛行機は当然ビジネスクラスにはならず、エコノミーで約9時間。大韓航空の機内食のビビンバは、エコノミーでもほぼ同じものが出ました。
インチョンでは乗り継ぎ待ちのあいだにBW環境談義。どんだけポケカ好きなんだ。
新千歳行きの飛行機に乗ってしまえば、あとはそのまま到着を待つだけです。新千歳に着いたのは、空港内の施設がほとんど閉まった、夜の22時でした【写真3枚目】。
楽しかった旅行も、振り返ってみればあっという間です。3度目のWCSでしたが、今回は結果こそついてこなかったものの、今までで一番楽しかったと思います。来年はどうなるかわかりませんが、できたら北海道で公式大会が開催されてくれればいいなあ……。
ポソさん「来年のバンクーバーも行くか」……えっ!?
次回日記は載せそびれた写真その他。
起床は5時前。これが噂の1時間半睡眠周期か。荷造りは終わっていたので5時半に部屋を出て、しかし早朝はトラムが動いてないので、トランクを引いて徒歩でフロントへ向かいます。ついにこのホテルともお別れ。
【写真1枚目】は、前日に撮影した僕らの宿泊棟、オーシャンタワー。地図上で見ると8の字型の建物になっています。ホテルの中では一番端にあり、日本勢もけっこう泊まっていたようです。
写真右の家のような建物は、このレポにしばしば登場するメキシコ料理店、Boat Landing Cantina。名前のとおり、ホテル内をまわる船の発着場にもなっています。
さて、フロントでは宿泊料金がプランと違うトラブルが発生するも(後日解決)、それ以外は問題なくチェックアウト。「この時間ってタクシー捕まえれる?」と訊くと、「タクシーの予約は?」と言われたので「ない」と答えたら、電話でタクシーを呼んでもらえることに。「すぐ来るわ。玄関前で待ってて」とフロントの人。ハワイ時間の「すぐ」は15分でした。
今回のタクシーの運ちゃんはやたらよくしゃべる人でした。乗るとまっ先に「ポケモンの参加者?」と言われたので、どうやらハワイのタクシーの運ちゃんの間では、ヒルトンにポケヲタが結集していることは周知の事実だった様子。
「毎年ハワイなのか?」と訊かれたので、「3年に1回だよ」と答えてみると、「来年はどこだ?」との質問。「カナダのバンクーバーらしいよ」と、前日に入手したばかりの情報をこんなところで開陳してみる。そういえば開催会場のローテーションどうなるんでしょうね。
飛行機が7時発であることを伝えると、ちょっと飛ばしてもらえることに。そしてスピード違反にうるさい警察の悪口を延々と(あいつら金儲け目的じゃねーか的な)続ける運ちゃん……。でもハワイアン航空のカウンター前の道路まで行ってくれたりとナイスな人でした。
【写真2枚目】は、タクシーの中から遠くに見えた夜明けのマウナケア。すそ野からこちらまでずっと荒涼とした土地が続いているのがわかります。
■ハワイ出発、奇跡は2度起きず、そして帰国
時間どおりにコナを出発しホノルルへ。ホノルル空港のフードコートで朝食です。そしてまたも登場する中華の店。炒めご飯の上にベーコンとスクランブルエッグ、って、これは中華なのか……?
それからお菓子を買ったりして半端なドルを使いきり、大韓航空便のゲートへ。そういえばホノルルの大韓航空のカウンターには、英韓日中の4ヶ国語を話すすごい女性係員さん(たぶん韓国の人)がいました。英語と中国語の発音がめちゃ上手く、いったい何をどうすればあのようになれるのでしょう……。
帰りの飛行機は当然ビジネスクラスにはならず、エコノミーで約9時間。大韓航空の機内食のビビンバは、エコノミーでもほぼ同じものが出ました。
インチョンでは乗り継ぎ待ちのあいだにBW環境談義。どんだけポケカ好きなんだ。
新千歳行きの飛行機に乗ってしまえば、あとはそのまま到着を待つだけです。新千歳に着いたのは、空港内の施設がほとんど閉まった、夜の22時でした【写真3枚目】。
楽しかった旅行も、振り返ってみればあっという間です。3度目のWCSでしたが、今回は結果こそついてこなかったものの、今までで一番楽しかったと思います。来年はどうなるかわかりませんが、できたら北海道で公式大会が開催されてくれればいいなあ……。
ポソさん「来年のバンクーバーも行くか」……えっ!?
次回日記は載せそびれた写真その他。
【WCS2012参加記】~⑥:日曜日編~
2012年8月24日コメント (4)
■朝食、そしてささやかな観光へ
この日もまったり起床。朝食は金曜日同様に宿泊棟の目の前にあるカフェで。ここのハムチーズクロワッサンとバナナブレッドは本当に絶品でした。
今日もサイドイベントで対戦を続ける予定のクーポソさんとは、朝食後からしばし別行動。僕はホテル内と周辺の散策へ出発です。
■ホテルの海、ワイコロアの海
散策といっても、お金も時間もない以上は遠出は望めない(お金と時間があればマウナケア山頂ツアーとか行きたかったのですが……)。なのでまずはホテル内の散策。それから、ワイコロアビーチまで足を伸ばしてみることにしました。
それにしても、とんでもないホテルです。ホテル内には大小あわせて10を超えてるんじゃないかと思う数のプール。大きいものになると、海なのかプールなのか区別がつきませんね【写真1枚目】。
写真に写っている円形の建物は、Breakfast at Water’s Edge。前日の朝昼兼用のバイキングはここで食べていました。水辺が見えるのがウリのレストランですが、その時は生野菜のサラダを食べるのに忙しくてそれどころではなく……(もちろん料理はおいしかったです)。
ちなみにホテル内には、イルカと泳げるプールまであります。
さて、次はワイコロアビーチに行くためにホテルを出て……と言っても、正面玄関ではなく、海の方へ出ます。地図をよく見ると、海沿いをずっと行けばワイコロアビーチまでたどり着けるっぽい……?
ホテルの面している海辺は、ごつごつとした岩と石の浜。面白いのが、みんなここに石を並べて、思い思いの字や名前やメッセージを書いていることです。実はホテルに向かうタクシーの中からも、道端の黒い土の上に白い石で同様に文字やメッセージが書かれているのがたくさん見えました。ハワイ島名物らしいですね。多かったのが、名前残し系、愛してます系、そして追悼文でした。
(余談ですが、『よつばと!』10巻の69話で、みうらちゃんが見せているハワイの写真の中で石を並べて名前を作っていますが、あれ、たぶんハワイ島なんでしょうね。)
まあUKININとか並べて痛い痕跡を残す甲斐性はないので、この岩と石だらけの海岸沿いの細い道を砂浜目指して歩きます。道の脇には保全指定されている池などもあって、人通りの少ないことが窺えます。歩いて30分、足元が砂に変わり、ようやくワイコロアビーチ到着。ワイコロアビーチは、こちらも高級ホテル、マリオットの裏手にあります。休日ということもあってか、なかなかの賑わいでした。片隅にはウミガメの上陸についての看板も。
【写真2枚目】は、ワイコロアビーチを、来た道の逆サイドから。
そこからQueensまで歩き、お昼を食べたあと送迎バスに乗ってホテルに帰還。着くとちょうど3時ごろで、本戦決勝にぴったりでした。
【写真3枚目】は本戦決勝の様子。3つのスクリーンに、それぞれ対戦の模様が映し出されています。それぞれのスクリーンの前には観客がびっしり。
そこからはずっとジュニア観戦。シュウトくんは最後まで的確な判断でゲームを完全にコントロールしていました。本当におめでとう!
■夕食、そしてチムアチャ杯
決勝観戦後は部屋に戻り、翌日のための荷造り。月曜は朝7時コナ発の飛行機なのです。
それから夕食。ホテル内レストランで一番安いメキシコ料理屋さんで。店員さんから「これメキシコ風ピザ。おすすめよ」と言われて食べたのが本当に美味しかったです。メキシコ料理は雰囲気的にもハワイに合っているような……。
夕食後、夜からのチムアチャ杯のお誘いを頂いていたため、ふたたび会場に舞い戻ります。サイドイベント会場だった部屋に着くと、奥のテーブルではTop Cut Invitationalが行われていました。結果はThe Top Cutのウェブサイトで見ることができますが、すごい面子です。そして、面子ではそれにひけをとらないチムアチャ杯。魔境かここは。
使ったデッキは金曜日編の日記参照。結果は予選3-0から、準々決勝でけーださんとの試合(ものすごく楽しかったです)に勝ち、準決勝はすごく眠たそうなジュニアチャンプが事故ってくれたおかげで勝ち、決勝はここまでの幸運を全部清算する1キル負けでした。翌朝が早いので1時半に会場を出ましたが、ほんとに楽しめました。主催のチムアチャの皆さん、ありがとうございました。
部屋に戻ったのが深夜2時ごろ。シャワーを浴びたりなんだりで3時。外が明るい……? 起床予定は5時。仮眠を取ったら、果たしてちゃんと起きれるのでしょうか。
次回に続く!?
この日もまったり起床。朝食は金曜日同様に宿泊棟の目の前にあるカフェで。ここのハムチーズクロワッサンとバナナブレッドは本当に絶品でした。
今日もサイドイベントで対戦を続ける予定のクーポソさんとは、朝食後からしばし別行動。僕はホテル内と周辺の散策へ出発です。
■ホテルの海、ワイコロアの海
散策といっても、お金も時間もない以上は遠出は望めない(お金と時間があればマウナケア山頂ツアーとか行きたかったのですが……)。なのでまずはホテル内の散策。それから、ワイコロアビーチまで足を伸ばしてみることにしました。
それにしても、とんでもないホテルです。ホテル内には大小あわせて10を超えてるんじゃないかと思う数のプール。大きいものになると、海なのかプールなのか区別がつきませんね【写真1枚目】。
写真に写っている円形の建物は、Breakfast at Water’s Edge。前日の朝昼兼用のバイキングはここで食べていました。水辺が見えるのがウリのレストランですが、その時は生野菜のサラダを食べるのに忙しくてそれどころではなく……(もちろん料理はおいしかったです)。
ちなみにホテル内には、イルカと泳げるプールまであります。
さて、次はワイコロアビーチに行くためにホテルを出て……と言っても、正面玄関ではなく、海の方へ出ます。地図をよく見ると、海沿いをずっと行けばワイコロアビーチまでたどり着けるっぽい……?
ホテルの面している海辺は、ごつごつとした岩と石の浜。面白いのが、みんなここに石を並べて、思い思いの字や名前やメッセージを書いていることです。実はホテルに向かうタクシーの中からも、道端の黒い土の上に白い石で同様に文字やメッセージが書かれているのがたくさん見えました。ハワイ島名物らしいですね。多かったのが、名前残し系、愛してます系、そして追悼文でした。
(余談ですが、『よつばと!』10巻の69話で、みうらちゃんが見せているハワイの写真の中で石を並べて名前を作っていますが、あれ、たぶんハワイ島なんでしょうね。)
まあUKININとか並べて痛い痕跡を残す甲斐性はないので、この岩と石だらけの海岸沿いの細い道を砂浜目指して歩きます。道の脇には保全指定されている池などもあって、人通りの少ないことが窺えます。歩いて30分、足元が砂に変わり、ようやくワイコロアビーチ到着。ワイコロアビーチは、こちらも高級ホテル、マリオットの裏手にあります。休日ということもあってか、なかなかの賑わいでした。片隅にはウミガメの上陸についての看板も。
【写真2枚目】は、ワイコロアビーチを、来た道の逆サイドから。
そこからQueensまで歩き、お昼を食べたあと送迎バスに乗ってホテルに帰還。着くとちょうど3時ごろで、本戦決勝にぴったりでした。
【写真3枚目】は本戦決勝の様子。3つのスクリーンに、それぞれ対戦の模様が映し出されています。それぞれのスクリーンの前には観客がびっしり。
そこからはずっとジュニア観戦。シュウトくんは最後まで的確な判断でゲームを完全にコントロールしていました。本当におめでとう!
■夕食、そしてチムアチャ杯
決勝観戦後は部屋に戻り、翌日のための荷造り。月曜は朝7時コナ発の飛行機なのです。
それから夕食。ホテル内レストランで一番安いメキシコ料理屋さんで。店員さんから「これメキシコ風ピザ。おすすめよ」と言われて食べたのが本当に美味しかったです。メキシコ料理は雰囲気的にもハワイに合っているような……。
夕食後、夜からのチムアチャ杯のお誘いを頂いていたため、ふたたび会場に舞い戻ります。サイドイベント会場だった部屋に着くと、奥のテーブルではTop Cut Invitationalが行われていました。結果はThe Top Cutのウェブサイトで見ることができますが、すごい面子です。そして、面子ではそれにひけをとらないチムアチャ杯。魔境かここは。
使ったデッキは金曜日編の日記参照。結果は予選3-0から、準々決勝でけーださんとの試合(ものすごく楽しかったです)に勝ち、準決勝はすごく眠たそうなジュニアチャンプが事故ってくれたおかげで勝ち、決勝はここまでの幸運を全部清算する1キル負けでした。翌朝が早いので1時半に会場を出ましたが、ほんとに楽しめました。主催のチムアチャの皆さん、ありがとうございました。
部屋に戻ったのが深夜2時ごろ。シャワーを浴びたりなんだりで3時。外が明るい……? 起床予定は5時。仮眠を取ったら、果たしてちゃんと起きれるのでしょうか。
次回に続く!?
【WCS2012参加記】~⑤:土曜日編~
2012年8月23日
■寝坊、たっぷりの朝食、開会セレモニーとは
昨日の疲れと時差ぼけから、2人とも余裕の朝9時半起床。見ようと思っていた開会セレモニーを華麗に寝過ごす。開き直って朝食バイキングで昼のぶんまで食べ貯めです。
正午前に会場に行くと、正午からサイドイベントでWin-a-Boxトーナメントの掲示。スイス6回戦、優勝で1箱、入賞でパックばらまき。
昨日の今日なので出る気あんまりなかったものの、ポソさんに説得され出ることに。確かにどのみち午後はまるまる暇になってしまうし……。
【写真1枚目】は、WCSカード会場の様子。昨日とはうってかわってにぎやかです。
■サイドイベント
サイドイベント会場は本大会会場の隣の部屋で。デッキは少しいじっただけのCMT。1回戦はまさかの対戦相手no showの不戦勝から、○○○○×○で5-1の3位。負けは先攻2ターン目ビール3体の相手に手数が足りなくなって負け。相手の事故にもけっこう助けられたけど結果は上出来でしょう。
4位のポソさんと合わせて12パックもらって、SIP杯用の良いお土産ができました。
■プレイマット……?
サイドイベント中のこと。ふと隣の対戦卓に座った、髪型ドレッド気味の黒人のにーちゃんが、やけに二次元臭のあふれるプレイマットを広げています。「すごいプレイマットだね」と話しかけてみると、「自分で作ったんだぜ!」。さすがにイラスト部分は拾いものだそうですが、こりゃすごい。「写真撮っていい?」もちろん即OKをもらう。【写真2枚目】
実はこれだけでなく、全部で5枚も見せてくれました。これも愛のかたち……なのか?
■Queensでお土産を
前日も訪れていたのですが、ホテル近くにQueens’ MarketPlaceというショッピングモール(のようなもの)があります。ホテルのある地区は市街地までは遠いため、ここがプレイヤー御用達の買い物&安い食事スポットになっていました。【写真3枚目】
ホテルまで徒歩20分程度ですが、2ドルで送迎バスも出ています。バスの中では当然のように、乗る客はみなポケモン関係の会話ばかり。首から選手証を下げたままのプレイヤーまでいます。
食事はフードコートですが、昨日と店を変えて中華へ。ご飯の上に好きなおかずを3品載せる形式ですが、食べなれた味値段も安くてコスパは非常によかったです。フードコートで食べれば食事は10ドル弱。ホテルだとだいたい20~60ドルはかかってしまうので、貧民プレイヤーにはありがたい限りです。ホテルのバーで飲んだら80ドルぐらい吹っ飛んだとEsaたちは言っていました。
食事後はモールにある店(巨大ABCストアでした)でお土産にストラップやコーヒーを買って撤収!
ホテル内の船から見上げると、この日もすごい星空。後からHIROさんの日記を見て知ったのですが、今回の日程はペルセウス座流星群の日とかちあっていたのですね(夜中は爆睡していましたが……)。船内では操舵担当の従業員さんが酔っ払いを華麗にいなしていました。「あんた酔ってるけど部屋までちゃんと帰れるの?」「大丈夫さ、いざとなったら妻が僕を部屋まで転がして行ってくれるからねHAHA」それはジョークなのか……?
次回に続く!?
昨日の疲れと時差ぼけから、2人とも余裕の朝9時半起床。見ようと思っていた開会セレモニーを華麗に寝過ごす。開き直って朝食バイキングで昼のぶんまで食べ貯めです。
正午前に会場に行くと、正午からサイドイベントでWin-a-Boxトーナメントの掲示。スイス6回戦、優勝で1箱、入賞でパックばらまき。
昨日の今日なので出る気あんまりなかったものの、ポソさんに説得され出ることに。確かにどのみち午後はまるまる暇になってしまうし……。
【写真1枚目】は、WCSカード会場の様子。昨日とはうってかわってにぎやかです。
■サイドイベント
サイドイベント会場は本大会会場の隣の部屋で。デッキは少しいじっただけのCMT。1回戦はまさかの対戦相手no showの不戦勝から、○○○○×○で5-1の3位。負けは先攻2ターン目ビール3体の相手に手数が足りなくなって負け。相手の事故にもけっこう助けられたけど結果は上出来でしょう。
4位のポソさんと合わせて12パックもらって、SIP杯用の良いお土産ができました。
■プレイマット……?
サイドイベント中のこと。ふと隣の対戦卓に座った、髪型ドレッド気味の黒人のにーちゃんが、やけに二次元臭のあふれるプレイマットを広げています。「すごいプレイマットだね」と話しかけてみると、「自分で作ったんだぜ!」。さすがにイラスト部分は拾いものだそうですが、こりゃすごい。「写真撮っていい?」もちろん即OKをもらう。【写真2枚目】
実はこれだけでなく、全部で5枚も見せてくれました。これも愛のかたち……なのか?
■Queensでお土産を
前日も訪れていたのですが、ホテル近くにQueens’ MarketPlaceというショッピングモール(のようなもの)があります。ホテルのある地区は市街地までは遠いため、ここがプレイヤー御用達の買い物&安い食事スポットになっていました。【写真3枚目】
ホテルまで徒歩20分程度ですが、2ドルで送迎バスも出ています。バスの中では当然のように、乗る客はみなポケモン関係の会話ばかり。首から選手証を下げたままのプレイヤーまでいます。
食事はフードコートですが、昨日と店を変えて中華へ。ご飯の上に好きなおかずを3品載せる形式ですが、
食事後はモールにある店(巨大ABCストアでした)でお土産にストラップやコーヒーを買って撤収!
ホテル内の船から見上げると、この日もすごい星空。後からHIROさんの日記を見て知ったのですが、今回の日程はペルセウス座流星群の日とかちあっていたのですね(夜中は爆睡していましたが……)。船内では操舵担当の従業員さんが酔っ払いを華麗にいなしていました。「あんた酔ってるけど部屋までちゃんと帰れるの?」「大丈夫さ、いざとなったら妻が僕を部屋まで転がして行ってくれるからねHAHA」それはジョークなのか……?
次回に続く!?
【WCS2012参加記】~④:金曜日LCQ編+デッキ~
2012年8月21日コメント (5)
■起床、デッキ準備、受付
起きて最初の行動はデッキのスリーブ交換。前日までは調整段階だったので、デッキはあろうことかコイソ神から渡されていたプリキュアスリーブ(キュアピース)に入っていたのでした。前日のEsaとの対戦中に「誤解しないでね!これ僕のじゃないから!」とか必死に弁明していた痛い人がいたとかいなかったとか……。
ホテル内のカフェでたっぷりの朝ご飯を調達し、トラムに乗って会場へ。受付カウンターにはけっこうな列。ここでもいろいろな人にご挨拶することができました。
30分遅れてメイン会場のドアが開き、いよいよ本番です。
■LCQ使用デッキ
迷った末に選んだデッキは、セレビィミュウツーテラキオン(トルネロス)、いわゆるCMTでした。
3 ミュウツーEX
2 テラキオン
2 ドーブル
2 セレビィGR
1 トルネロスEX
1 シェイミ
4 アララギ博士
4 オーキドはかせの新理論
2 N
3 ランダムレシーバー
4 ポケモンキャッチャー
4 ジャンクアーム
3 デュアルボール
3 ポケモンいれかえ
2 しんかのきせき
2 プラスパワー
2 エネルギー回収
2 スカイアローブリッジ
1 レベルボール
1 エネルギー転送
1 げんきのかけら
4 闘エネルギー
3 草エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
日曜夜のチムアチャ杯で使用したものは、ここから、
out
ミュウツーEX×1
N×1
エネルギー回収×1
in
ランダムレシーバー×1
ポケモンいれかえ×1
エネルギー転送×1
となっていました。
CMTを選んだ理由は消去法の面もありましたが、大きく分けて5つでした。
・Zeelが対ダークライに相性が良くないこと。
・最大勢力のはずのダークライミラーは不毛で、ダークライの波に勝てるダークライを用意できる自信がなかったこと。
・外国勢のデッキに思いのほかZeelとダークライが多かったこと(これは前日のフリースペースでわかったことでもありました)。
・テラキオンはリスキーなカードだけど、結局メタ的には強かったこと。
・大会形式的にラフ系のデッキが少なそうだったこと。
その上で、他のCMTと違ってきそうな部分は以下の2点でしょうか。
・サポーター多め
・SSU不採用
まずサポに関しては、CMTは場のリソースで勝負できるデッキではない、という前提がありました。手札のリソース勝負になるこのデッキでは、後半にNを浴びると手数が足りなくなる場面も多いため、サポは心なし多めに積んであります。そして中盤以降の相手のにがおえNコピーを避けるため(と後半のレシーバーNめくりを避けるため)、Nは最低限の枚数まで削ってあります。Nは非常に強力なカードですが、リスクリターン両面を考慮した結果でした。
また、デュアルボールもリスキーなカードですが、ボール系を計4枚に増量することで解決を図っています。これは手札で勝負するというコンセプトにも合った増量でした。1挿しのレベルボールもいい仕事をしています。
SSUはテンポゲーでは抜群に強いカードですが、ミュウツーカードゲームが多発する環境であることに加え、打ちたい場面が実は少ない、コインカードにリソースを割けない等々の理由から優先度がどんどん下がっていきました。
(CMTのSSUに関してはEsaも同意見で、またアチャマスさんもレポートでSSU抜きについて書いてらっしゃったので、不採用の結論はまあ間違ってなかったかなとは思います。でも意見は分かれるところですね)
デッキの欠点としては、動きの一貫したデッキではないので、特定のカードを引く縛りになる場面が多いことです。キャッチャーがあれば、プラパがあれば、きせきがあれば、ジャンクがあれば……等々、試合状況がけっこうドローの質に依存してしまいます。デッキパワー自体が高くなく、ほとんど縦のシナジーで成立しているデッキなので仕方ないのですが。
この環境は3大メタと言われていましたが、厳密には2+1が正しいと思います。CMTは、他の2つに有利なことだけが存在理由でした。
LCQは後述のように負けてしまいましたが、サイドイベントのWin-a-Boxトーナメント3位、日曜のチムアチャ杯2位だったので、デッキにはそこそこ満足しています。
ベストの完成度ではないですが、現状でできるかぎりはやったかな、と、そんなデッキでした。それでも調整段階では本当にいろんなひとのお世話になって、感謝しきれないほどです。
■LCQ対戦レポート
1回戦:Zeel(オーストラリア):○○
1戦目
相手の動きがよくなかったのでシラスを全部潰して勝ち。
2戦目
トルネEXは無さそうな感じだったので気楽に動く。確かサイド2-5まで推移したところで、しかしトラブル発生。こちらがランレシ打ってトップでNをめくり、残りの山札をシャッフル。と、たまたま横で見てたジャッジから指摘が。その場合はシャッフルしてはいけない、と。
ふーん、ていうか何で?と思いながら対戦を進めていたら、しばらくして戻ってくるジャッジ。対戦を止めて、いきなりペナルティの宣告を始めます。え?と思っていたら、カードで山札に影響を与えていない場合は、勝手にシャッフルしてはいけない、だそうで。でもそれランレシで適用されるのか? テキストにシャッフルって書いてあるんじゃ?で、どんなペナルティなのかなと思っていたら、何と相手にサイド1枚献上のペナルティ。そして一方的にしゃべり続けた宣告の最後に、「ジャッジにアピールできますがどうしますか?」。
なんかもうどうでもよくなっていて、ジャッジが絶対なら日本ではどうこうとアピールしても覆らないだろうしどうしようかなとか思っていたら、先に対戦相手がジャッジに一言。「……いまN打ってたんだけどどうすればいいの?」
そう、ジャッジが戻ってきた時点で、相手はNをプレイし、お互いに手札とデッキをシャッフルしている最中だったのです。「ペナルティでサイドの枚数変わったら何枚引けばいいの?4枚?5枚?」と相手。これにはジャッジが唸ります(こちらは心中穏やかじゃなかったので勝手にペナ出して勝手に唸るとか何なんだこの間抜けジャッジはと思ってしまった)。で、集まってきた数人のジャッジが協議した結論が、「サイドを1枚引き、それを見てから山札に戻してシャッフルし、そして残ったサイドの枚数ぶん手札を引く」。この時点で残りサイドは1-4。
相手は4枚の手札から回答を見つけられず、しばらく後にこちらの勝利。微妙に後味の悪い対戦になりました。
2回戦:Speed Darkrai(フィンランド):○××
1戦目
相手はフィンランドの女性。横を見るとEsa含め観戦中のフィンランド勢が。「これEsaのレシピなのよ」。そりゃ情報どうも。
確かけっこう前に見たEsaのレシピってミュウツー入ってなかったよなと思いながらミュウツーで突っ込んでみたらシェイミからミュウツーでカウンターされる。うーむ、改造されていたか。
このプレイで状況が相手に傾くも、我慢我慢でテラキオン準備しつつ最後はNで形勢まくって勝ち。
2戦目
ランドクラッシュまでありえたハンドだったので、転送で2枚目のエネルギーとして闘を持ってきたのが分岐点。ここから草エネルギーにめぐり合うタイミングを得られなかったのが、エネ回収→セレビィコンボの不発として最後まで響きました。
加えてプラパも引けないのでとりあえず後ろのダークライから処理していたら、前の輝石ダークライが特殊悪2枚目+プラパジャンクからの130D。加点型SDの本領発揮。一番きついプレイでエネとテラキオンを一気に持っていかれ、これでプランが狂います。結局、ずるずるとアド差をつけられ続けて負け。後半エネ回収セレビィを決められればワンチャンス残ったのですが……。CMTの典型的な負けパターンでした。
そして、この時点で時間切れのコール。最後はサドンデス突入に確定します。
3戦目
サドンデスの先手後手決めはダイスロール。2戦目の結果じゃないの? 当然のように、相手がダイスに勝って先手。そして、再びスピードダークライの本領を発揮されます。
こちらはミュウツー、相手はドーブル&ドーブルダークライスタート。手始めにエネつけにがおえアララギ、逃げる、にがおえアララギ、道中にパッチパッチジャンク、そしていれかえから、先攻1ターン目ナイトスピア。ミュウツーに無情な90D。
残されたこちらの勝ち手段は、ベンチの1エネついたドーブルにニコタマキャッチャープラパでエックスボールを叩き込むことのみ。初手にニコタマはあったので2枚のカードを探してフル展開しますが……引けず。たくさんのたらればを残したまま、世界への挑戦はここで幕を閉じました。
やっぱり、行きの飛行機の中が運勢のピークだったなこりゃ。
■LCQの午後、出てこない夕食
やるだけやったとはいえ、1回戦も2回戦もあまり良い終わり方ではなかったので、ポケカのモチベーションをばっきりと折られたまま会場を後にしました。同じく負けてしまったクーポソさんがサイドイベントで対戦を続ける中、やる気0の僕はだらだらLCQの続きを見たりフリースペースで寝たりしていました。昨日会った人にはじめましてとか言う痴呆プレイまでやらかす始末(ミランさんすみません)。
ようやく夕方になったので、ホテル近くのショッピングモールへ。ここのフードコートの店のひとつで夕食にしたのですが、食べ物が待っても待っても出てこない。あまりに出てこないので注文番号チェックしてくれと言っても、奥から戻ってきた店員が「もうすぐ出てくるから」で埒が明きません。ていうか店員の姉ちゃん同士が「間違って誰か持って行ったかな」とか会話してるし……。他の客が5分少々で料理を持っていく中、結局料理が出てきたのは、どう考えても作り直したと思われる30分以上経ってから。
踏んだり蹴ったりの一日とはこのことでしょうか。
ホテルに帰ってきた後、部屋に戻ってテレビをつけると、WSOPアメリカ選手権を中継していたので見入るポケカプレイヤー2人。なんだかんだで好きなんだよなあ、こういうゲーム。だからこそポケカやりにハワイまで来ちゃったわけだけれど。
【写真1枚目:会場外。すごい人です】
【写真2枚目:写真1枚目から右を向くと……目の前にはプール。その向こうは海です】
【写真3枚目:LCQの時はステージ上もがらんとしています】
次回に続く!?
起きて最初の行動はデッキのスリーブ交換。前日までは調整段階だったので、デッキはあろうことかコイソ神から渡されていたプリキュアスリーブ(キュアピース)に入っていたのでした。前日のEsaとの対戦中に「誤解しないでね!これ僕のじゃないから!」とか必死に弁明していた痛い人がいたとかいなかったとか……。
ホテル内のカフェでたっぷりの朝ご飯を調達し、トラムに乗って会場へ。受付カウンターにはけっこうな列。ここでもいろいろな人にご挨拶することができました。
30分遅れてメイン会場のドアが開き、いよいよ本番です。
■LCQ使用デッキ
迷った末に選んだデッキは、セレビィミュウツーテラキオン(トルネロス)、いわゆるCMTでした。
3 ミュウツーEX
2 テラキオン
2 ドーブル
2 セレビィGR
1 トルネロスEX
1 シェイミ
4 アララギ博士
4 オーキドはかせの新理論
2 N
3 ランダムレシーバー
4 ポケモンキャッチャー
4 ジャンクアーム
3 デュアルボール
3 ポケモンいれかえ
2 しんかのきせき
2 プラスパワー
2 エネルギー回収
2 スカイアローブリッジ
1 レベルボール
1 エネルギー転送
1 げんきのかけら
4 闘エネルギー
3 草エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
日曜夜のチムアチャ杯で使用したものは、ここから、
out
ミュウツーEX×1
N×1
エネルギー回収×1
in
ランダムレシーバー×1
ポケモンいれかえ×1
エネルギー転送×1
となっていました。
CMTを選んだ理由は消去法の面もありましたが、大きく分けて5つでした。
・Zeelが対ダークライに相性が良くないこと。
・最大勢力のはずのダークライミラーは不毛で、ダークライの波に勝てるダークライを用意できる自信がなかったこと。
・外国勢のデッキに思いのほかZeelとダークライが多かったこと(これは前日のフリースペースでわかったことでもありました)。
・テラキオンはリスキーなカードだけど、結局メタ的には強かったこと。
・大会形式的にラフ系のデッキが少なそうだったこと。
その上で、他のCMTと違ってきそうな部分は以下の2点でしょうか。
・サポーター多め
・SSU不採用
まずサポに関しては、CMTは場のリソースで勝負できるデッキではない、という前提がありました。手札のリソース勝負になるこのデッキでは、後半にNを浴びると手数が足りなくなる場面も多いため、サポは心なし多めに積んであります。そして中盤以降の相手のにがおえNコピーを避けるため(と後半のレシーバーNめくりを避けるため)、Nは最低限の枚数まで削ってあります。Nは非常に強力なカードですが、リスクリターン両面を考慮した結果でした。
また、デュアルボールもリスキーなカードですが、ボール系を計4枚に増量することで解決を図っています。これは手札で勝負するというコンセプトにも合った増量でした。1挿しのレベルボールもいい仕事をしています。
SSUはテンポゲーでは抜群に強いカードですが、ミュウツーカードゲームが多発する環境であることに加え、打ちたい場面が実は少ない、コインカードにリソースを割けない等々の理由から優先度がどんどん下がっていきました。
(CMTのSSUに関してはEsaも同意見で、またアチャマスさんもレポートでSSU抜きについて書いてらっしゃったので、不採用の結論はまあ間違ってなかったかなとは思います。でも意見は分かれるところですね)
デッキの欠点としては、動きの一貫したデッキではないので、特定のカードを引く縛りになる場面が多いことです。キャッチャーがあれば、プラパがあれば、きせきがあれば、ジャンクがあれば……等々、試合状況がけっこうドローの質に依存してしまいます。デッキパワー自体が高くなく、ほとんど縦のシナジーで成立しているデッキなので仕方ないのですが。
この環境は3大メタと言われていましたが、厳密には2+1が正しいと思います。CMTは、他の2つに有利なことだけが存在理由でした。
LCQは後述のように負けてしまいましたが、サイドイベントのWin-a-Boxトーナメント3位、日曜のチムアチャ杯2位だったので、デッキにはそこそこ満足しています。
ベストの完成度ではないですが、現状でできるかぎりはやったかな、と、そんなデッキでした。それでも調整段階では本当にいろんなひとのお世話になって、感謝しきれないほどです。
■LCQ対戦レポート
1回戦:Zeel(オーストラリア):○○
1戦目
相手の動きがよくなかったのでシラスを全部潰して勝ち。
2戦目
トルネEXは無さそうな感じだったので気楽に動く。確かサイド2-5まで推移したところで、しかしトラブル発生。こちらがランレシ打ってトップでNをめくり、残りの山札をシャッフル。と、たまたま横で見てたジャッジから指摘が。その場合はシャッフルしてはいけない、と。
ふーん、ていうか何で?と思いながら対戦を進めていたら、しばらくして戻ってくるジャッジ。対戦を止めて、いきなりペナルティの宣告を始めます。え?と思っていたら、カードで山札に影響を与えていない場合は、勝手にシャッフルしてはいけない、だそうで。でもそれランレシで適用されるのか? テキストにシャッフルって書いてあるんじゃ?で、どんなペナルティなのかなと思っていたら、何と相手にサイド1枚献上のペナルティ。そして一方的にしゃべり続けた宣告の最後に、「ジャッジにアピールできますがどうしますか?」。
なんかもうどうでもよくなっていて、ジャッジが絶対なら日本ではどうこうとアピールしても覆らないだろうしどうしようかなとか思っていたら、先に対戦相手がジャッジに一言。「……いまN打ってたんだけどどうすればいいの?」
そう、ジャッジが戻ってきた時点で、相手はNをプレイし、お互いに手札とデッキをシャッフルしている最中だったのです。「ペナルティでサイドの枚数変わったら何枚引けばいいの?4枚?5枚?」と相手。これにはジャッジが唸ります(こちらは心中穏やかじゃなかったので勝手にペナ出して勝手に唸るとか何なんだこの間抜けジャッジはと思ってしまった)。で、集まってきた数人のジャッジが協議した結論が、「サイドを1枚引き、それを見てから山札に戻してシャッフルし、そして残ったサイドの枚数ぶん手札を引く」。この時点で残りサイドは1-4。
相手は4枚の手札から回答を見つけられず、しばらく後にこちらの勝利。微妙に後味の悪い対戦になりました。
2回戦:Speed Darkrai(フィンランド):○××
1戦目
相手はフィンランドの女性。横を見るとEsa含め観戦中のフィンランド勢が。「これEsaのレシピなのよ」。そりゃ情報どうも。
確かけっこう前に見たEsaのレシピってミュウツー入ってなかったよなと思いながらミュウツーで突っ込んでみたらシェイミからミュウツーでカウンターされる。うーむ、改造されていたか。
このプレイで状況が相手に傾くも、我慢我慢でテラキオン準備しつつ最後はNで形勢まくって勝ち。
2戦目
ランドクラッシュまでありえたハンドだったので、転送で2枚目のエネルギーとして闘を持ってきたのが分岐点。ここから草エネルギーにめぐり合うタイミングを得られなかったのが、エネ回収→セレビィコンボの不発として最後まで響きました。
加えてプラパも引けないのでとりあえず後ろのダークライから処理していたら、前の輝石ダークライが特殊悪2枚目+プラパジャンクからの130D。加点型SDの本領発揮。一番きついプレイでエネとテラキオンを一気に持っていかれ、これでプランが狂います。結局、ずるずるとアド差をつけられ続けて負け。後半エネ回収セレビィを決められればワンチャンス残ったのですが……。CMTの典型的な負けパターンでした。
そして、この時点で時間切れのコール。最後はサドンデス突入に確定します。
3戦目
サドンデスの先手後手決めはダイスロール。2戦目の結果じゃないの? 当然のように、相手がダイスに勝って先手。そして、再びスピードダークライの本領を発揮されます。
こちらはミュウツー、相手はドーブル&ドーブルダークライスタート。手始めにエネつけにがおえアララギ、逃げる、にがおえアララギ、道中にパッチパッチジャンク、そしていれかえから、先攻1ターン目ナイトスピア。ミュウツーに無情な90D。
残されたこちらの勝ち手段は、ベンチの1エネついたドーブルにニコタマキャッチャープラパでエックスボールを叩き込むことのみ。初手にニコタマはあったので2枚のカードを探してフル展開しますが……引けず。たくさんのたらればを残したまま、世界への挑戦はここで幕を閉じました。
やっぱり、行きの飛行機の中が運勢のピークだったなこりゃ。
■LCQの午後、出てこない夕食
やるだけやったとはいえ、1回戦も2回戦もあまり良い終わり方ではなかったので、ポケカのモチベーションをばっきりと折られたまま会場を後にしました。同じく負けてしまったクーポソさんがサイドイベントで対戦を続ける中、やる気0の僕はだらだらLCQの続きを見たりフリースペースで寝たりしていました。昨日会った人にはじめましてとか言う痴呆プレイまでやらかす始末(ミランさんすみません)。
ようやく夕方になったので、ホテル近くのショッピングモールへ。ここのフードコートの店のひとつで夕食にしたのですが、食べ物が待っても待っても出てこない。あまりに出てこないので注文番号チェックしてくれと言っても、奥から戻ってきた店員が「もうすぐ出てくるから」で埒が明きません。ていうか店員の姉ちゃん同士が「間違って誰か持って行ったかな」とか会話してるし……。他の客が5分少々で料理を持っていく中、結局料理が出てきたのは、どう考えても作り直したと思われる30分以上経ってから。
踏んだり蹴ったりの一日とはこのことでしょうか。
ホテルに帰ってきた後、部屋に戻ってテレビをつけると、WSOPアメリカ選手権を中継していたので見入るポケカプレイヤー2人。なんだかんだで好きなんだよなあ、こういうゲーム。だからこそポケカやりにハワイまで来ちゃったわけだけれど。
【写真1枚目:会場外。すごい人です】
【写真2枚目:写真1枚目から右を向くと……目の前にはプール。その向こうは海です】
【写真3枚目:LCQの時はステージ上もがらんとしています】
次回に続く!?
【WCS2012参加記】~③:木曜日編~
2012年8月20日
■ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
ホテル到着は14時すぎ。まずはチェックイン……と思う間もなく、ホテルの設備にビビる。なんかホテル内に電車と船が通ってるんですけど!?【写真1枚目】【写真2枚目】。電車(トラム)はけっこうぎりぎりを走ります。
部屋はオーシャンタワーの8階。地図で確認。ロビーから一番離れてますねここ。でも安いから当たり前か。
トラムで宿泊棟へ移動し、部屋に荷物を置いたら、再びトラムに乗ってフリースペースと化しているはずの会場へ。
■初めて会う人、久しぶりに会う人
まだ木曜だというのに、フリースペースの部屋は予想通りの大盛況。チムアチャの方々と会ったのは6年ぶり……? 初めて会う人の中には、DNの印象とかなり違う人もいましたwリアルで会うことの面白さ。
そして会場の片隅でトレード用ファイルとかを広げていると、今回会いたかった人物がついにやって来ました。
■Esaとフィンランド代表
Esa Juntunenというプレイヤーがいます。現フィンランドチャンピオンにして、The Deck Outというポケカブログの管理人。このブログは日本のカード環境紹介記事を載せているのですが、その元ネタを提供していたのが僕なのでした。ずっとメールのやりとりをしていた縁もあって、今回会うのを非常に楽しみにしていたのです。
当の本人は金髪イケメンのにーちゃん。一緒にいた同じフィンランド代表のMiskaともご挨拶。Esaからはお土産として、ムーミンの英訳本(フィンランドはムーミンのふるさと!)や、去年のトロピカルビーチ日本語版などをいただいてしまう。こちらはお返しのお土産用に準備しておいたポケセン札幌の限定グッズ一式とピカチュウスリーブをあげたのですが、ビーチが強すぎて価値がつりあってないような……なんか申し訳ない。
そのまま席でフィンランド勢と対戦したり情報交換したりしていたのですが、使用予定のCMTにEsaからもらえたアドバイスがかなり活きることに。サポ配分からNの枚数を削れたことなどはここでの調整の賜物でした。Thanks a lot, Esa!
部屋に戻ってからは最終調整→睡眠コンボ。ところで部屋タイプはPartial Ocean Viewとやらだったのですが、海は見事なぐらいばっちり見えていました。【写真3枚目】は、部屋から見えた夕暮れの海。
明日はいよいよLCQ本番です。行きの飛行機で使った運は果たしてどれだけ残っているのか……?
次回に続く!?
ホテル到着は14時すぎ。まずはチェックイン……と思う間もなく、ホテルの設備にビビる。なんかホテル内に電車と船が通ってるんですけど!?【写真1枚目】【写真2枚目】。電車(トラム)はけっこうぎりぎりを走ります。
部屋はオーシャンタワーの8階。地図で確認。ロビーから一番離れてますねここ。でも安いから当たり前か。
トラムで宿泊棟へ移動し、部屋に荷物を置いたら、再びトラムに乗ってフリースペースと化しているはずの会場へ。
■初めて会う人、久しぶりに会う人
まだ木曜だというのに、フリースペースの部屋は予想通りの大盛況。チムアチャの方々と会ったのは6年ぶり……? 初めて会う人の中には、DNの印象とかなり違う人もいましたwリアルで会うことの面白さ。
そして会場の片隅でトレード用ファイルとかを広げていると、今回会いたかった人物がついにやって来ました。
■Esaとフィンランド代表
Esa Juntunenというプレイヤーがいます。現フィンランドチャンピオンにして、The Deck Outというポケカブログの管理人。このブログは日本のカード環境紹介記事を載せているのですが、その元ネタを提供していたのが僕なのでした。ずっとメールのやりとりをしていた縁もあって、今回会うのを非常に楽しみにしていたのです。
当の本人は金髪イケメンのにーちゃん。一緒にいた同じフィンランド代表のMiskaともご挨拶。Esaからはお土産として、ムーミンの英訳本(フィンランドはムーミンのふるさと!)や、去年のトロピカルビーチ日本語版などをいただいてしまう。こちらはお返しのお土産用に準備しておいたポケセン札幌の限定グッズ一式とピカチュウスリーブをあげたのですが、ビーチが強すぎて価値がつりあってないような……なんか申し訳ない。
そのまま席でフィンランド勢と対戦したり情報交換したりしていたのですが、使用予定のCMTにEsaからもらえたアドバイスがかなり活きることに。サポ配分からNの枚数を削れたことなどはここでの調整の賜物でした。Thanks a lot, Esa!
部屋に戻ってからは最終調整→睡眠コンボ。ところで部屋タイプはPartial Ocean Viewとやらだったのですが、海は見事なぐらいばっちり見えていました。【写真3枚目】は、部屋から見えた夕暮れの海。
明日はいよいよLCQ本番です。行きの飛行機で使った運は果たしてどれだけ残っているのか……?
次回に続く!?
【WCS2012参加記】~②:往路移動編~
2012年8月19日コメント (4)
■はじめに?
写真を撮りまくってきたのにDNだと写真3枚ずつしかアップできない仕様なので、長文は避けて写真メインのレポで行きます! でもレポがものすごく小分けになるけどいいのかな……というかそもそも誰も読まない気もするので、ま、いいか。
■合流、そして出発
今回の旅の同行者は、魔法も使えると噂の元四天王、ご存知クーポソ大先生。当のポソ先生は出発当日の午前中まで仕事という多忙状態だったものの、なんとか間に合い合流成功。空港の写真は前回日記参照。
カウンターでチェックインして、いざ出発!
■インチョン国際空港、ビジネスクラス
新千歳→インチョン→ホノルルまでは大韓航空の便です。新千歳からインチョンまでは3時間。ポソさんとチェスで対戦してたらすぐ到着。インチョン国際空港は首都ソウルに隣接した空港だけあってかなり広く、次の出発ゲートにたどり着くまでも一苦労です。
その途中でこの空港名物の伝統衣装行列に遭遇したので、もちろん写真撮影。【写真1枚目】
ゲート付近で乗り継ぎ便を待っていると、微妙に遅れているらしい。まあ間に合えばいいよと思っていたら、英語アナウンスで我々2人の呼び出しが入る。まさかの問題発生キター!?
ゲート付近のカウンターに「アナウンスで呼ばれたんですけど……」と行くと、カウンターの姉ちゃん「こっちの都合でビジネスクラス席になるけどいい?お金は取らないよ(大意)」。もちろん即答する必死なポケカプレイヤー。
というわけで、インチョン→ホノルル便9時間はまさかのタナボタでビジネスクラス。本当にいいのかと思うぐらいの超絶快適。こりゃ運を使い果たして当日は終わったな。
機内食は食前酒→前菜→メイン→デザートのコース。大韓航空は機内食の評価が高いことでも知られています。写真はメインのビビンバ。自分で野菜、ご飯、調味料を混ぜて作ります。【写真2枚目】
■コナ到着、タクシーの運ちゃん
快適すぎたハッピーフライトを終え、ホノルル到着。イミグレで時間を食うもハワイアン航空へ乗り継ぎ。コナ行きの便を待っていると、またしてもアナウンス。でも今回は呼び出しではなく、「非常口席が4つ空いてるけど興味ない?他の席より広いよ(大意)」。
ちょっと迷った末にカウンターへ赴くポケカプレイヤー2人。英語喋れるのかと当然のように突っ込まれるも、インチキ英語で乗り切る今回の旅の通訳担当うきにん。
非常口席は緊急時に乗務員へのサポートが求められます。が、もちろん緊急時は発生せずにハワイ島コナ国際空港へ到着。オープンすぎる空港だなこれ……建物全部平屋っていうか小屋だし……。【写真3枚目】
空港からは予定通りタクシー。乗る前に一応値段交渉してみようと、「ヒルトンまでだけど、いくらかかるの?」と訊くと、「65くらいかな。メーターあるからそれで」との運転手のおっちゃんの返答。
別に写真をアップするかもしれませんが、ハワイ島は、観光地以外は本当に荒涼とした土地が広がっています。マウナケアのすそ野から道路まで延びてくる荒地は、ちょっとどころでない見ものでした。
タクシーは25分ほどでホテルへ。と、到着直前、運ちゃんが後ろ向いて一言、
「あんたらもポケモン?」
……なにぃ!?「そうだよ!」と答えつつ、「僕らみたいな客、前にも乗っけたことあるの?」と訊くと、「ポケモンの客?あるよ」とのこと。よく考えたら、そりゃそうか。ここ、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジには今日、世界中からポケカプレイヤーが集結しているのだから。
メーターの値段は70ドル弱。チップ込みで80ドルを渡したらおっちゃんは大変に喜んでいた。……あげすぎたか。ていうか高いよ、ハワイのタクシー。
次回へ続く!?
写真を撮りまくってきたのにDNだと写真3枚ずつしかアップできない仕様なので、長文は避けて写真メインのレポで行きます! でもレポがものすごく小分けになるけどいいのかな……というかそもそも誰も読まない気もするので、ま、いいか。
■合流、そして出発
今回の旅の同行者は、魔法も使えると噂の元四天王、ご存知クーポソ大先生。当のポソ先生は出発当日の午前中まで仕事という多忙状態だったものの、なんとか間に合い合流成功。空港の写真は前回日記参照。
カウンターでチェックインして、いざ出発!
■インチョン国際空港、ビジネスクラス
新千歳→インチョン→ホノルルまでは大韓航空の便です。新千歳からインチョンまでは3時間。ポソさんとチェスで対戦してたらすぐ到着。インチョン国際空港は首都ソウルに隣接した空港だけあってかなり広く、次の出発ゲートにたどり着くまでも一苦労です。
その途中でこの空港名物の伝統衣装行列に遭遇したので、もちろん写真撮影。【写真1枚目】
ゲート付近で乗り継ぎ便を待っていると、微妙に遅れているらしい。まあ間に合えばいいよと思っていたら、英語アナウンスで我々2人の呼び出しが入る。まさかの問題発生キター!?
ゲート付近のカウンターに「アナウンスで呼ばれたんですけど……」と行くと、カウンターの姉ちゃん「こっちの都合でビジネスクラス席になるけどいい?お金は取らないよ(大意)」。もちろん即答する必死なポケカプレイヤー。
というわけで、インチョン→ホノルル便9時間はまさかのタナボタでビジネスクラス。本当にいいのかと思うぐらいの超絶快適。こりゃ運を使い果たして当日は終わったな。
機内食は食前酒→前菜→メイン→デザートのコース。大韓航空は機内食の評価が高いことでも知られています。写真はメインのビビンバ。自分で野菜、ご飯、調味料を混ぜて作ります。【写真2枚目】
■コナ到着、タクシーの運ちゃん
快適すぎたハッピーフライトを終え、ホノルル到着。イミグレで時間を食うもハワイアン航空へ乗り継ぎ。コナ行きの便を待っていると、またしてもアナウンス。でも今回は呼び出しではなく、「非常口席が4つ空いてるけど興味ない?他の席より広いよ(大意)」。
ちょっと迷った末にカウンターへ赴くポケカプレイヤー2人。英語喋れるのかと当然のように突っ込まれるも、インチキ英語で乗り切る今回の旅の通訳担当うきにん。
非常口席は緊急時に乗務員へのサポートが求められます。が、もちろん緊急時は発生せずにハワイ島コナ国際空港へ到着。オープンすぎる空港だなこれ……建物全部平屋っていうか小屋だし……。【写真3枚目】
空港からは予定通りタクシー。乗る前に一応値段交渉してみようと、「ヒルトンまでだけど、いくらかかるの?」と訊くと、「65くらいかな。メーターあるからそれで」との運転手のおっちゃんの返答。
別に写真をアップするかもしれませんが、ハワイ島は、観光地以外は本当に荒涼とした土地が広がっています。マウナケアのすそ野から道路まで延びてくる荒地は、ちょっとどころでない見ものでした。
タクシーは25分ほどでホテルへ。と、到着直前、運ちゃんが後ろ向いて一言、
「あんたらもポケモン?」
……なにぃ!?「そうだよ!」と答えつつ、「僕らみたいな客、前にも乗っけたことあるの?」と訊くと、「ポケモンの客?あるよ」とのこと。よく考えたら、そりゃそうか。ここ、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジには今日、世界中からポケカプレイヤーが集結しているのだから。
メーターの値段は70ドル弱。チップ込みで80ドルを渡したらおっちゃんは大変に喜んでいた。……あげすぎたか。ていうか高いよ、ハワイのタクシー。
次回へ続く!?
【WCS2012参加記】~①:準備編~
2012年8月18日
ハワイ。
夢の島である。一般的にイメージされる夢の島とはワイキキ擁するオアフ島であり、大会会場はビッグアイランドことハワイ島のコナなので微妙どころでなく違うのだけど、そんなことは室内生まれポケカ育ちのWCS参加者たちにはまったくどうでもいい事実だろう。そう、今回の舞台はハワイだ。
が、しかし。夢の実現にはお金がかかる。ハワイは高い。ポケカプレイヤーにはお金がない。今回の旅行で一番気を割いたのは、当然というべきか旅費の面だった。
今回の日記では、旅費の詳細をひとまず貼っておきます。
将来の参加者の参考になるかはわかりませんが、自費WCSってこんなもんなのかと思いながらご覧ください。
旅行で最大の出費は航空券です。航空券は格安サイトなどで自分で探す方法もあったけれど、今回は複数回の乗り継ぎが必要な上、自費WCS行きを決めた時期が他のプレイヤーより遅かったので、考えた末にツテもあったHISに頼むことにした。目的地まで通しの券で取れれば、万一の遅延の際に救済措置が付くのも大きい。
札幌からはホノルル直行便がない(11月に復活するらしい。噛み合ってない!)ので、成田経由かなと考えていたら、韓国経由が安いとのことだったのでそちらを選択。どうせ札幌から移動するなら、成田経由でもソウル経由でも大した差はない。それなら安い方がいい。
結局、新千歳→インチョン→ホノルル→コナという旅程になった。
ホテルに関しては、会場近くのドミやゲストハウスなどの安宿を取る選択肢もあったけど、楽天トラベルを見ていたら会場のホテルの格安プランがあったので飛びつく。計算したところ、1部屋2人で泊まればワリカンで1人あたり一泊103ドル(約8000円、税別)。これはおいしすぎる。
ということで、若干見にくいけれど、実際の旅程と旅費はこんな感じです。
上が航空券の請求書、下がホテルの予約票です。
2012/08/09 札幌(新千歳)/ソウル(インチョン)
KOREAN AIR(大韓航空) KE766 14:15 - 17:15
2012/08/09 ソウル(インチョン)/ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)
KOREAN AIR(大韓航空) KE051 19:00 - 09:10
2012/08/09 ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)/コナ,ハワイ島,ハワイ(コナ)
HAWAIIAN AIRLINES(ハワイアン航空) HA258 12:06 - 12:49
2012/08/13 コナ,ハワイ島,ハワイ(コナ)/ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)
HAWAIIAN AIRLINES(ハワイアン航空) HA217 07:03 - 07:45
2012/08/13 ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)/ソウル(インチョン)
KOREAN AIR(大韓航空) KE052 11:00 - 15:40(2012/08/14)
2012/08/14 ソウル(インチョン)/札幌(新千歳)
KOREAN AIR(大韓航空) KE795 18:35 - 21:20
航空券代金 :\128,000 ×1
空港施設使用料(国内) :\1,000 ×1
出入国税等 :\6,750 ×1
航空保険料・燃油サーチャージ:\33,320 ×1
手配料金 :\5,250 ×1
総計 :\174,320
■ご予約内容
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・予約番号 :×××××
・予約受付日 :2012-07-01(日)
□宿泊施設名 :HILTON WAIKOLOA VILLAGE
・宿泊施設住所 : 海外69-425 Waikoloa Beach Drive, Waikoloa, HI 96738
・宿泊施設電話番号 :+1-808-886-1234
□チェックイン日時 :【2012-08-09(木) 16:00】
・チェックアウト日 :2012-08-13(月)
・宿泊者氏名 :×××××様
・申込人数(1部屋あたり) :大人(2人) 子供(0人)
・申込部屋数 :1部屋
・部屋タイプ :PARTIAL OCEAN VIEW
■料金明細・食事条件:(1部屋あたり)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□宿泊料金合計:824US$
□食事条件
夕食:なし
朝食:なし
============================================================
この値段は勝ち組だった、と思う。ざっと見積もっただけでも、1人あたりの航空券+宿泊費は約21万円。WCS自費組の中でもかなり節約できた方ではないだろうか? 株ポケが国内優勝者向けに案内しているWCS同行者用プランの代金が33万円である(らしい)ことを考えたら、21枚の福沢諭吉も浮かばれるというものである。
旅費の支払いで相当ドタバタがあったり、入国に必要なESTAって何?状態でしたが、どうにか出発前にすべての準備が完了(ESTA申請は旅行会社に頼む必要はないです)。部屋タイプは海が見えるような見えないような感じだけど実際はどうなのだろう……。
次回に続く!?
【写真1枚目:新しくなった新千歳空港国際線ターミナルビル】
夢の島である。一般的にイメージされる夢の島とはワイキキ擁するオアフ島であり、大会会場はビッグアイランドことハワイ島のコナなので微妙どころでなく違うのだけど、そんなことは室内生まれポケカ育ちのWCS参加者たちにはまったくどうでもいい事実だろう。そう、今回の舞台はハワイだ。
が、しかし。夢の実現にはお金がかかる。ハワイは高い。ポケカプレイヤーにはお金がない。今回の旅行で一番気を割いたのは、当然というべきか旅費の面だった。
今回の日記では、旅費の詳細をひとまず貼っておきます。
将来の参加者の参考になるかはわかりませんが、自費WCSってこんなもんなのかと思いながらご覧ください。
旅行で最大の出費は航空券です。航空券は格安サイトなどで自分で探す方法もあったけれど、今回は複数回の乗り継ぎが必要な上、自費WCS行きを決めた時期が他のプレイヤーより遅かったので、考えた末にツテもあったHISに頼むことにした。目的地まで通しの券で取れれば、万一の遅延の際に救済措置が付くのも大きい。
札幌からはホノルル直行便がない(11月に復活するらしい。噛み合ってない!)ので、成田経由かなと考えていたら、韓国経由が安いとのことだったのでそちらを選択。どうせ札幌から移動するなら、成田経由でもソウル経由でも大した差はない。それなら安い方がいい。
結局、新千歳→インチョン→ホノルル→コナという旅程になった。
ホテルに関しては、会場近くのドミやゲストハウスなどの安宿を取る選択肢もあったけど、楽天トラベルを見ていたら会場のホテルの格安プランがあったので飛びつく。計算したところ、1部屋2人で泊まればワリカンで1人あたり一泊103ドル(約8000円、税別)。これはおいしすぎる。
ということで、若干見にくいけれど、実際の旅程と旅費はこんな感じです。
上が航空券の請求書、下がホテルの予約票です。
2012/08/09 札幌(新千歳)/ソウル(インチョン)
KOREAN AIR(大韓航空) KE766 14:15 - 17:15
2012/08/09 ソウル(インチョン)/ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)
KOREAN AIR(大韓航空) KE051 19:00 - 09:10
2012/08/09 ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)/コナ,ハワイ島,ハワイ(コナ)
HAWAIIAN AIRLINES(ハワイアン航空) HA258 12:06 - 12:49
2012/08/13 コナ,ハワイ島,ハワイ(コナ)/ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)
HAWAIIAN AIRLINES(ハワイアン航空) HA217 07:03 - 07:45
2012/08/13 ホノルル,オアフ島,ハワイ(ホノルル)/ソウル(インチョン)
KOREAN AIR(大韓航空) KE052 11:00 - 15:40(2012/08/14)
2012/08/14 ソウル(インチョン)/札幌(新千歳)
KOREAN AIR(大韓航空) KE795 18:35 - 21:20
航空券代金 :\128,000 ×1
空港施設使用料(国内) :\1,000 ×1
出入国税等 :\6,750 ×1
航空保険料・燃油サーチャージ:\33,320 ×1
手配料金 :\5,250 ×1
総計 :\174,320
■ご予約内容
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・予約番号 :×××××
・予約受付日 :2012-07-01(日)
□宿泊施設名 :HILTON WAIKOLOA VILLAGE
・宿泊施設住所 : 海外69-425 Waikoloa Beach Drive, Waikoloa, HI 96738
・宿泊施設電話番号 :+1-808-886-1234
□チェックイン日時 :【2012-08-09(木) 16:00】
・チェックアウト日 :2012-08-13(月)
・宿泊者氏名 :×××××様
・申込人数(1部屋あたり) :大人(2人) 子供(0人)
・申込部屋数 :1部屋
・部屋タイプ :PARTIAL OCEAN VIEW
■料金明細・食事条件:(1部屋あたり)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□宿泊料金合計:824US$
□食事条件
夕食:なし
朝食:なし
============================================================
この値段は勝ち組だった、と思う。ざっと見積もっただけでも、1人あたりの航空券+宿泊費は約21万円。WCS自費組の中でもかなり節約できた方ではないだろうか? 株ポケが国内優勝者向けに案内しているWCS同行者用プランの代金が33万円である(らしい)ことを考えたら、21枚の福沢諭吉も浮かばれるというものである。
旅費の支払いで相当ドタバタがあったり、入国に必要なESTAって何?状態でしたが、どうにか出発前にすべての準備が完了(ESTA申請は旅行会社に頼む必要はないです)。部屋タイプは海が見えるような見えないような感じだけど実際はどうなのだろう……。
次回に続く!?
【写真1枚目:新しくなった新千歳空港国際線ターミナルビル】
出発前日ドタバタまっさいチュウ
2012年8月8日コメント (5) 夏になるたびに「ピカピカまっさいチュウ」を思い出します。今でもポケモンソングの中で一番好きな曲です。
そして3日間のピカピカ魔法が、ついに始まります。
本当は数日前にはデッキ決定&出発前は英語の勉強でもしながら優雅に荷造り……なんてプランは当然のように全崩壊して、現在荷造りまっさいチュウです。ブドウ糖は買った(タッピーアドバイス)、予約票は印刷した、着替えも詰めた。デッキって何ですか。
とはいえ、とうとう明日出発です! 会ってみたい人、初めて会う人、久しぶりに会う人、向こうではよろしくお願いします!
さて韓国経由の飛行機は、無事に着いてくれるのでしょうか。準備段階だけで日記が一本書けてしまいそうですが、それは戻ってきてからにしましょう。
では、行ってきます。
そして3日間のピカピカ魔法が、ついに始まります。
本当は数日前にはデッキ決定&出発前は英語の勉強でもしながら優雅に荷造り……なんてプランは当然のように全崩壊して、現在荷造りまっさいチュウです。ブドウ糖は買った(タッピーアドバイス)、予約票は印刷した、着替えも詰めた。デッキって何ですか。
とはいえ、とうとう明日出発です! 会ってみたい人、初めて会う人、久しぶりに会う人、向こうではよろしくお願いします!
さて韓国経由の飛行機は、無事に着いてくれるのでしょうか。準備段階だけで日記が一本書けてしまいそうですが、それは戻ってきてからにしましょう。
では、行ってきます。
前回から2日後の某日午後4時、3店舗目への突撃に挑戦した。ちなみに午前から昼にかけては長城(八達嶺)を歩いていたので、体力的には既に死にかけというか死んでいる【写真1枚目】。
今回、というか最後に行くのは彤運卡牌精品店だ。住所を見るかぎり、北京版秋葉原こと中関村の真ん中にあるので今までの数倍は期待が持てそうだ。でも今までの期待感はゼロだったから数倍してもゼロかな……。
ともかく、やって来ました中関村【写真2枚目】。今回はこの写真のビルの地下が目的地だ。また地下か。お腹がすいていたので近くの料理屋で排骨飯(16元)を食べてから突入!
ここのビルの地下は動漫流行遊戯中心(要するにアニメセンター)とか名前がついていたのでちょっと期待してみたが、実際は空テナントばっかりで名前倒れであった。中国本土のキモヲタたちはどこでアニメのDVDとか漫画とか買ってるんだ?(A:ネットです)
空テナントばかりのくせにムダに広い地下フロアを歩き回ること数分、ついに目指す店舗を発見! ……これは!?【写真3枚目】
端的に言う。期待を上回っていた(当初の期待が地を這っていたともいう)。店舗前のショーケースにはMtGのパックや遊戯王まで並び、写真でもわかるように萌え系TCGまで置いてある。優秀である。店主が50は超えていそうな初老のおっちゃん(おじいちゃん?)というのも良い味を出している。もちろん、事前に準備した紙を出して質問だ。前述の表記ゆれ問題があったので、紙には「POKEMON TCG」と書いておいた。
「(紙を指差しながら)これありますか?」
おっちゃん、紙を眺めつつ、しばらく考えてから、ぽつり一言。「……これ知らん」
だ め ぽ 。
すぐ隣ではMtGのパックを元気に剥いていたキモヲタ(失礼)がいたので、店員のおっちゃんはその人にも紙を見せながら「これ知ってるか?」とか訊いているが、ヲタの兄ちゃんも「知らない」とか言ってる。ポケモンの知名度って一体……。
ならば、と思い直して、おっちゃんから紙を返してもらうと紙にこう書いた。そう、みんなのアイドル電気ねずみの名前である。「皮卡丘」。「すいません、これ知っていますか?」
おっちゃん、文字列を何とか解読できたのか、「……ピ、カ、チウ?」
「そう、そう!」
「……これ(ピカチウ)って、これ(POKEMON)と関係あるのか?」
だ め ぽ 。
流石にこちらのインチキ中国語力もここで限界を迎え、おっちゃんもあまりの埒の明かなさに仕方ないなという感じで、カウンターの脇にあったノートパソコンを持ち出してきてくれた。画面にはカードのネットオークションが。もしかして、これなら調べられるんじゃね? ていうか最初から出してくれ。
うき「百度(検索サイト)使っていい? 調べるから!」
おっちゃん「うーんとな……」
と、そのとき、画面右下に何かのポップアップ表示が。
おっちゃん「あ、パソコンの電池(バッテリー)なくなったわ」
おっちゃーんwwwww
そしてパソコンの電源を落とし始めるおっちゃん。こっちの脳内はリアル頭を抱える人のAA状態である。その後はおっちゃんが何やらこちらに話をしてくれたが、おっちゃんの中国語を半分以上聞き取れなかったものの、要するに探してはみるけど今のところは無い、と。そうとあっては、こちらも諦める他に道はない。
おっちゃんにお礼を言ってカウンターを離れ、せっかくなので店内を少し覗いてみた。品揃えは日本のキモヲタショップを小規模にした感じでなかなかだ。ふと日本製の萌えスリが置いてあったので値段を見てみたら、100元というとんでもない値段がついていた。100元って、労働者の日給に相当するんですけど……。
まあ色々と見るものはあったので一定の満足感を得つつ撤収。去り際に、おっちゃんに「写真撮っていい?」と訊くと、「かまわんよ。店の正面の方な」。そして撮ったのが、先ほどの3枚目の写真である。
非常に消化不良感たっぷりだけど、これにて北京ポケカ探索の旅は終了! 結論を言えば、北京にポケカはない、気がする。
まあ若干のリサーチ不足は否めないけど……でも実際、街中を歩いていても、ついぞポケモン関係のものを見かけることは一度もなかった。行った場所が悪かったのかな? それとも本当に知名度が限りなくゼロか?
次回はもう少し別の場所に行くべきか……ていうか次回なんてそもそもあるのか?
実際のポケカ事情は、WCSに来る香港とか台湾代表に訊いた方が早い気もするけど、それもまた別の話になるような。
それ以前にデッキ考えないといけないしね。LCQまであと2週間しかない。よくわからない長文日記を3回も垂れ流している場合じゃないね。
というわけで、なぐってドロン♪
今回、というか最後に行くのは彤運卡牌精品店だ。住所を見るかぎり、北京版秋葉原こと中関村の真ん中にあるので今までの数倍は期待が持てそうだ。でも今までの期待感はゼロだったから数倍してもゼロかな……。
ともかく、やって来ました中関村【写真2枚目】。今回はこの写真のビルの地下が目的地だ。また地下か。お腹がすいていたので近くの料理屋で排骨飯(16元)を食べてから突入!
ここのビルの地下は動漫流行遊戯中心(要するにアニメセンター)とか名前がついていたのでちょっと期待してみたが、実際は空テナントばっかりで名前倒れであった。中国本土のキモヲタたちはどこでアニメのDVDとか漫画とか買ってるんだ?(A:ネットです)
空テナントばかりのくせにムダに広い地下フロアを歩き回ること数分、ついに目指す店舗を発見! ……これは!?【写真3枚目】
端的に言う。期待を上回っていた(当初の期待が地を這っていたともいう)。店舗前のショーケースにはMtGのパックや遊戯王まで並び、写真でもわかるように萌え系TCGまで置いてある。優秀である。店主が50は超えていそうな初老のおっちゃん(おじいちゃん?)というのも良い味を出している。もちろん、事前に準備した紙を出して質問だ。前述の表記ゆれ問題があったので、紙には「POKEMON TCG」と書いておいた。
「(紙を指差しながら)これありますか?」
おっちゃん、紙を眺めつつ、しばらく考えてから、ぽつり一言。「……これ知らん」
だ め ぽ 。
すぐ隣ではMtGのパックを元気に剥いていたキモヲタ(失礼)がいたので、店員のおっちゃんはその人にも紙を見せながら「これ知ってるか?」とか訊いているが、ヲタの兄ちゃんも「知らない」とか言ってる。ポケモンの知名度って一体……。
ならば、と思い直して、おっちゃんから紙を返してもらうと紙にこう書いた。そう、みんなのアイドル電気ねずみの名前である。「皮卡丘」。「すいません、これ知っていますか?」
おっちゃん、文字列を何とか解読できたのか、「……ピ、カ、チウ?」
「そう、そう!」
「……これ(ピカチウ)って、これ(POKEMON)と関係あるのか?」
だ め ぽ 。
流石にこちらのインチキ中国語力もここで限界を迎え、おっちゃんもあまりの埒の明かなさに仕方ないなという感じで、カウンターの脇にあったノートパソコンを持ち出してきてくれた。画面にはカードのネットオークションが。もしかして、これなら調べられるんじゃね? ていうか最初から出してくれ。
うき「百度(検索サイト)使っていい? 調べるから!」
おっちゃん「うーんとな……」
と、そのとき、画面右下に何かのポップアップ表示が。
おっちゃん「あ、パソコンの電池(バッテリー)なくなったわ」
おっちゃーんwwwww
そしてパソコンの電源を落とし始めるおっちゃん。こっちの脳内はリアル頭を抱える人のAA状態である。その後はおっちゃんが何やらこちらに話をしてくれたが、おっちゃんの中国語を半分以上聞き取れなかったものの、要するに探してはみるけど今のところは無い、と。そうとあっては、こちらも諦める他に道はない。
おっちゃんにお礼を言ってカウンターを離れ、せっかくなので店内を少し覗いてみた。品揃えは日本のキモヲタショップを小規模にした感じでなかなかだ。ふと日本製の萌えスリが置いてあったので値段を見てみたら、100元というとんでもない値段がついていた。100元って、労働者の日給に相当するんですけど……。
まあ色々と見るものはあったので一定の満足感を得つつ撤収。去り際に、おっちゃんに「写真撮っていい?」と訊くと、「かまわんよ。店の正面の方な」。そして撮ったのが、先ほどの3枚目の写真である。
非常に消化不良感たっぷりだけど、これにて北京ポケカ探索の旅は終了! 結論を言えば、北京にポケカはない、気がする。
まあ若干のリサーチ不足は否めないけど……でも実際、街中を歩いていても、ついぞポケモン関係のものを見かけることは一度もなかった。行った場所が悪かったのかな? それとも本当に知名度が限りなくゼロか?
次回はもう少し別の場所に行くべきか……ていうか次回なんてそもそもあるのか?
実際のポケカ事情は、WCSに来る香港とか台湾代表に訊いた方が早い気もするけど、それもまた別の話になるような。
それ以前にデッキ考えないといけないしね。LCQまであと2週間しかない。よくわからない長文日記を3回も垂れ流している場合じゃないね。
というわけで、なぐってドロン♪
某日午後3時、まずは最初の突撃作戦を決行する。第一の目的地は小街卡牌店だ。
北京地鉄5号線の北新橋で下車して西に直進する。交道口東大街は王府井のやや北にあるためか、道も広く人通りもそこそこある。この店を候補地にした理由も、北京の繁華街に近かったからだ。
駅から5分ほど歩くと、通りに面した店舗のひとつに「万智牌」の文字を発見! 万智牌はMtGの中国語表記だ。目指す店はどうやら建物の2階らしいので、入り口から中に入り階段を上がる(外観の写真がないのは撮ってもあんまり意味ないからです)。
そしてついに到着。カードショップは歯医者さんの隣にあった。歯医者さんの隣にMtGの巨大ポスターが貼ってあるのはかなりシュールである。カードプレイヤーも歯が命なのだろうか?
さていざ店内へ。店内の様子は(ttp://www.963.com/pdnewViews.asp?NID=588)で見ることができます。写真でもわかることだけれど、店内の雰囲気ははっきり言ってとってもいい。内装も洒落ていて天井からの飾りも凝っている。しかも店内は写真よりは広く、実際の対戦卓も写真よりもうちょっと多い。少なくとも40人ほどのキャパはありそうだ。
しかし、である。
見つけたときから嫌な予感はしていた。そして予感は往々にして当たるものだが、この店、悲しいかな万智牌(=MtG)の専門店だったのだ。店の奥には販売カウンターらしき場所があるが、カウンターの奥の壁の棚にはMtGのボックスが無造作に積まれているものの、他のTCGは一切見当たらない。ポケカはおろか、知名度がありそうな遊戯王さえない。店内を見回せば、思い思いに対戦しているか、またはドラフトに興じているお客さんたちは皆MtGプレイヤーだ。そしてカウンターにいる店員らしきやる気ゼロの姉ちゃんは話しかけるなオーラをびんびんに出していてこっちの心をばっきり折るには十分すぎた。というわけで撤収! 滞在時間10分弱、MtGを求めて来たなら歓喜に沸いていたところだが、あいにくこちらは悲しきポケカプレイヤーなのだった。
見込みが甘かったか……でもカードショップには行き当たることがわかったし、次は繁華街、王府井の中心だしもうちょっと期待が持てるかな? 気を取り直して二軒目!
というわけで、やって来ました王府井【写真1枚目】。
目指すのはその名もずばり王府井卡牌店だ。上記の住所の場所は事前に調べておいたのだが、実際に行ってみると、北方佳苑なるビルは、王府井に面した側に王府井書店が入っている以外は、外観の大部分が北方佳苑飯店という大型ホテルなのだ。……ホテル? カードショップはどこ?
ホテルの正面玄関から入るわけにもいかないので、建物の周囲をぐるぐる回る。しばらくすると、北側の一角に小さな扉を見つけた。横には、住所どおりの「北方佳苑写字間」の文字が。見つけたか。
ドアを開けて中に入る。そこは小部屋で、エレベーターが2機。そしてエレベーター前の受付台のようなところには、門衛らしき兄ちゃんが1人。門衛?
まあ引き返すわけにもいかないので、兄ちゃんに、紙に書いた住所を指差しつつインチキ中国語で「ここ(北方佳苑C410)ってこの建物の中でいいの?」と訊く。
兄ちゃん、紙をしげしげと眺めてから、「C410ならエレベーターに乗って行ってね。でもこれ書いて」そう言って差し出された紙は、見てみると何故かここのホテルの来客受付用紙。……僕はカードショップに行きたいだけなんですが?
怪しく思いつつも名前等々を書いて出したら何かオッケーっぽかったので、まあいいやって感じである。410なら4階だろうと見当をつけてエレベーターの「↑」ボタンを押して待つ。と、後ろから兄ちゃんの声。
「上じゃない。下だよ下!」
「下!?」
「そう。下だよ」
なぜ下? この時点で怪しさ200%である。が、まあエレベーターに乗ってから考えればいいかと思い、下も押して待った。やがてエレベーターが来たので乗る。そして兄ちゃんの言葉が正しかったことに気づく。
エレベーターには「1」「2」…「6」までの階数ボタンがあるが、そこには「4」がなかったのだ。実は日本語と同様に中国語でも「四」と「死」の発音が似ているため、建物には使われないこともあるという。こんなところで出くわすとは不覚だった。いやいや目指すC410は?
答えはエレベーターのボタンにあった。「1」の下に並ぶボタンは、「-1」「-2」「-3」、そして「-4」。……地下かよ。しかも地下4階かよ。どう考えても地球上で一番低い位置にあるカード屋だろそれ。
まあツッコミを押さえつつ地下へ下降開始! すぐに到着して扉が開くが、目の前に広がっていた、というか伸びていたのは人の気配ゼロの薄暗い(というか暗い)通路であった。どこだここは。
まあ写字間は中国語で事務所の部屋のようなものを指すので、ここは要するにオフィスフロア、というか雑居フロアのはずなのだ。が、この日は週末だったので、残業大国日本ならともかくここ某人民共和国では休日に労働者なんているわけない。つまりこのフロアには人がいない。まるで廃校になった学校の廊下か何かに来た気分であった。ただし窓はもちろんない。
まあ引き返す意味もないので薄暗い通路を進む。通路の両側にはガラスのドアが等間隔にあり、中を覗くとなるほど事務所か何からしい。激狭いけど。意外と入り組んでいた通路を進むうち、ドア上の部屋番号の記号がAからBに、BからCに変わった。もうすぐだ。
ついに前方に電気のついた部屋を発見! いきなり廊下に電気が漏れてるとこがあったから正直めちゃびびったのだが、ともかくやっと着いた! 喜び勇んでドアから中を覗いたうきにんさんは、ここまでの疲労が3倍になるほどの超絶がっかり感に襲われる。何だここ?
店内の様子は(ttp://www.963.com/bsnewViews.asp?NID=1420)の下3枚の写真にある。写真ではそこそこ広そうだが、実際は写真に写ってる部分がほぼすべてだ。学校の教室の半分くらいの面積の部屋に、卓というか机が無造作に並んでいるだけ。キャパは15人くらい? そして店内の片隅にある長テーブルとその背後の棚には、MtGのボックスがいくつか積まれているのみ……本当にカードショップなのかここは?
まあ店内には4人くらいが座ってMtGをやっていたのでカードショップらしいのだが……ここが写真のように満席になるとはちょっと驚きというか色んな意味で不可解である。お客さんをじろじろ見てたらそのうち1人がこっちを見て何か言ってきたけれど、返事を考える気力すら失ってたこっちは「えっとね……」とか中国語で言いつつジャパニーズスマイルを浮かべながら迅速に撤収! 店の外観の写真撮るの忘れたけど、さっき以上に撮る意味がない……。
通路を引き返し、エレベーターで1階に戻る。門衛の兄ちゃんがこちらに気づいたようだったので、「辿り着けたけど、欲しいものはなかったよ」とお礼と一緒に言っておく。この兄ちゃんってこの小部屋の門衛として一生を終えるのかな……とか思ったら意味もなく寂寥感に襲われるけど、よく考えたらテメーは自分の心配をしろって感じである。
まあそれはいいとして、このまま手ぶらで帰るのもアレなので、せっかくだからすぐそばにある王府井書店【写真2枚目】を探検してみることにした。ひょっとしたらポケモン関係グッズに遭遇できるかもしれないし!
フロア案内を確認し、真っ先に向かったのは、ポケモンが一番生息してそうな子供向け書籍コーナーだ。が、またも見込みは大きく外れる。ハリー・ポッターがいた。コナン君までいた。が、ポケモンがない。ポケモンだけない。地下がCD・DVDコーナーになっていたので突撃するが、日本アニメをたくさん発見できたもののポケモンがない。ジブリやエヴァやハガレンがあった。でもポケモンがない。カードはおろかアニメさえない。ピカチュウのピの字すら見えない。一体なぜ。
もしかして……中国本土でのポケモンの知名度って、限りなく低いのでは?
煮え切らない気持ちのままこの日は日が暮れてタイムアップ。近くの百貨店のフードコートで晩御飯に回鍋肉蓋飯(12元)を従業員の隣で食べてこの日の探索は終了になった。王府井をたくさん歩いていた外国人観光客たちはどこでご飯を食べてるんだろうと思っていたら、マックとケンタッキーに消えていた……。
次回に続く!
北京地鉄5号線の北新橋で下車して西に直進する。交道口東大街は王府井のやや北にあるためか、道も広く人通りもそこそこある。この店を候補地にした理由も、北京の繁華街に近かったからだ。
駅から5分ほど歩くと、通りに面した店舗のひとつに「万智牌」の文字を発見! 万智牌はMtGの中国語表記だ。目指す店はどうやら建物の2階らしいので、入り口から中に入り階段を上がる(外観の写真がないのは撮ってもあんまり意味ないからです)。
そしてついに到着。カードショップは歯医者さんの隣にあった。歯医者さんの隣にMtGの巨大ポスターが貼ってあるのはかなりシュールである。カードプレイヤーも歯が命なのだろうか?
さていざ店内へ。店内の様子は(ttp://www.963.com/pdnewViews.asp?NID=588)で見ることができます。写真でもわかることだけれど、店内の雰囲気ははっきり言ってとってもいい。内装も洒落ていて天井からの飾りも凝っている。しかも店内は写真よりは広く、実際の対戦卓も写真よりもうちょっと多い。少なくとも40人ほどのキャパはありそうだ。
しかし、である。
見つけたときから嫌な予感はしていた。そして予感は往々にして当たるものだが、この店、悲しいかな万智牌(=MtG)の専門店だったのだ。店の奥には販売カウンターらしき場所があるが、カウンターの奥の壁の棚にはMtGのボックスが無造作に積まれているものの、他のTCGは一切見当たらない。ポケカはおろか、知名度がありそうな遊戯王さえない。店内を見回せば、思い思いに対戦しているか、またはドラフトに興じているお客さんたちは皆MtGプレイヤーだ。そしてカウンターにいる店員らしきやる気ゼロの姉ちゃんは話しかけるなオーラをびんびんに出していてこっちの心をばっきり折るには十分すぎた。というわけで撤収! 滞在時間10分弱、MtGを求めて来たなら歓喜に沸いていたところだが、あいにくこちらは悲しきポケカプレイヤーなのだった。
見込みが甘かったか……でもカードショップには行き当たることがわかったし、次は繁華街、王府井の中心だしもうちょっと期待が持てるかな? 気を取り直して二軒目!
というわけで、やって来ました王府井【写真1枚目】。
目指すのはその名もずばり王府井卡牌店だ。上記の住所の場所は事前に調べておいたのだが、実際に行ってみると、北方佳苑なるビルは、王府井に面した側に王府井書店が入っている以外は、外観の大部分が北方佳苑飯店という大型ホテルなのだ。……ホテル? カードショップはどこ?
ホテルの正面玄関から入るわけにもいかないので、建物の周囲をぐるぐる回る。しばらくすると、北側の一角に小さな扉を見つけた。横には、住所どおりの「北方佳苑写字間」の文字が。見つけたか。
ドアを開けて中に入る。そこは小部屋で、エレベーターが2機。そしてエレベーター前の受付台のようなところには、門衛らしき兄ちゃんが1人。門衛?
まあ引き返すわけにもいかないので、兄ちゃんに、紙に書いた住所を指差しつつインチキ中国語で「ここ(北方佳苑C410)ってこの建物の中でいいの?」と訊く。
兄ちゃん、紙をしげしげと眺めてから、「C410ならエレベーターに乗って行ってね。でもこれ書いて」そう言って差し出された紙は、見てみると何故かここのホテルの来客受付用紙。……僕はカードショップに行きたいだけなんですが?
怪しく思いつつも名前等々を書いて出したら何かオッケーっぽかったので、まあいいやって感じである。410なら4階だろうと見当をつけてエレベーターの「↑」ボタンを押して待つ。と、後ろから兄ちゃんの声。
「上じゃない。下だよ下!」
「下!?」
「そう。下だよ」
なぜ下? この時点で怪しさ200%である。が、まあエレベーターに乗ってから考えればいいかと思い、下も押して待った。やがてエレベーターが来たので乗る。そして兄ちゃんの言葉が正しかったことに気づく。
エレベーターには「1」「2」…「6」までの階数ボタンがあるが、そこには「4」がなかったのだ。実は日本語と同様に中国語でも「四」と「死」の発音が似ているため、建物には使われないこともあるという。こんなところで出くわすとは不覚だった。いやいや目指すC410は?
答えはエレベーターのボタンにあった。「1」の下に並ぶボタンは、「-1」「-2」「-3」、そして「-4」。……地下かよ。しかも地下4階かよ。どう考えても地球上で一番低い位置にあるカード屋だろそれ。
まあツッコミを押さえつつ地下へ下降開始! すぐに到着して扉が開くが、目の前に広がっていた、というか伸びていたのは人の気配ゼロの薄暗い(というか暗い)通路であった。どこだここは。
まあ写字間は中国語で事務所の部屋のようなものを指すので、ここは要するにオフィスフロア、というか雑居フロアのはずなのだ。が、この日は週末だったので、残業大国日本ならともかくここ某人民共和国では休日に労働者なんているわけない。つまりこのフロアには人がいない。まるで廃校になった学校の廊下か何かに来た気分であった。ただし窓はもちろんない。
まあ引き返す意味もないので薄暗い通路を進む。通路の両側にはガラスのドアが等間隔にあり、中を覗くとなるほど事務所か何からしい。激狭いけど。意外と入り組んでいた通路を進むうち、ドア上の部屋番号の記号がAからBに、BからCに変わった。もうすぐだ。
ついに前方に電気のついた部屋を発見! いきなり廊下に電気が漏れてるとこがあったから正直めちゃびびったのだが、ともかくやっと着いた! 喜び勇んでドアから中を覗いたうきにんさんは、ここまでの疲労が3倍になるほどの超絶がっかり感に襲われる。何だここ?
店内の様子は(ttp://www.963.com/bsnewViews.asp?NID=1420)の下3枚の写真にある。写真ではそこそこ広そうだが、実際は写真に写ってる部分がほぼすべてだ。学校の教室の半分くらいの面積の部屋に、卓というか机が無造作に並んでいるだけ。キャパは15人くらい? そして店内の片隅にある長テーブルとその背後の棚には、MtGのボックスがいくつか積まれているのみ……本当にカードショップなのかここは?
まあ店内には4人くらいが座ってMtGをやっていたのでカードショップらしいのだが……ここが写真のように満席になるとはちょっと驚きというか色んな意味で不可解である。お客さんをじろじろ見てたらそのうち1人がこっちを見て何か言ってきたけれど、返事を考える気力すら失ってたこっちは「えっとね……」とか中国語で言いつつジャパニーズスマイルを浮かべながら迅速に撤収! 店の外観の写真撮るの忘れたけど、さっき以上に撮る意味がない……。
通路を引き返し、エレベーターで1階に戻る。門衛の兄ちゃんがこちらに気づいたようだったので、「辿り着けたけど、欲しいものはなかったよ」とお礼と一緒に言っておく。この兄ちゃんってこの小部屋の門衛として一生を終えるのかな……とか思ったら意味もなく寂寥感に襲われるけど、よく考えたらテメーは自分の心配をしろって感じである。
まあそれはいいとして、このまま手ぶらで帰るのもアレなので、せっかくだからすぐそばにある王府井書店【写真2枚目】を探検してみることにした。ひょっとしたらポケモン関係グッズに遭遇できるかもしれないし!
フロア案内を確認し、真っ先に向かったのは、ポケモンが一番生息してそうな子供向け書籍コーナーだ。が、またも見込みは大きく外れる。ハリー・ポッターがいた。コナン君までいた。が、ポケモンがない。ポケモンだけない。地下がCD・DVDコーナーになっていたので突撃するが、日本アニメをたくさん発見できたもののポケモンがない。ジブリやエヴァやハガレンがあった。でもポケモンがない。カードはおろかアニメさえない。ピカチュウのピの字すら見えない。一体なぜ。
もしかして……中国本土でのポケモンの知名度って、限りなく低いのでは?
煮え切らない気持ちのままこの日は日が暮れてタイムアップ。近くの百貨店のフードコートで晩御飯に回鍋肉蓋飯(12元)を従業員の隣で食べてこの日の探索は終了になった。王府井をたくさん歩いていた外国人観光客たちはどこでご飯を食べてるんだろうと思っていたら、マックとケンタッキーに消えていた……。
次回に続く!
7月某日、うきにんさんは某人民共和国の首都、北京にいた。
目的は北京の観k……ではもちろんない。いや実際は99%観光だけど、このブログ的にはそうではない。せっかく来たのだから、公式ブログもPTCGブログもやらないことを何かやってみるしかない! そしてやるべきことなんて、ここまで来たらひとつしかないではないか。
そう、ここ、北京でポケカは買えるのだろうか?
これはポケカを探して北京を彷徨ったどうしようもない記録である。
事前の下調べでいくつかわかったことがあった。
・香港と台湾でならばポケカは手に入るようだ。ただ、現在は中文版は出ていないという情報が。つまり手に入っても日本語版か英語版か?
・「ポケモン」という語の中国語訳はいくつか存在する。つまり表記に揺れがある。「神奇宝貝」「籠物小精霊」「口袋妖怪」等々、検索してみるとばらばらに出てくる。この理由は中文版wikipediaのポケモンの項を見ると推測できる。つまり、大陸(簡体字)、台湾(繁体字)、香港(広東語)でそれぞれ表記が違うのだ。さらには常用訳なんてものまであって、もうわけわかめである。ちなみにポケモンカードは一応「籠物小精霊集換式卡片遊戯」と訳されている、らしい。長え。
・みんな大好きあの黄色い電気ねずみは「皮卡丘」と表記する。「カワ・ホニャララ・オカ」ではなく、発音は「カ」を低く読んで「ピカチウ」に近い。中国語の発音表記ピンインは「pi2ka3qiu1」と振る。
何かもう絶望的な雰囲気が猛烈に漂っているのだが……まあ動く前に考えたって仕方ない! ということで、ともあれ探してみることに。……でもどこを? どうやって?
もちろんこの疑問には北京に来る前からぶち当たっていた。そして考えた結果、ある意味での正攻法を敢行した。つまり、MtGことMagic:the Gatheringのお力を借りることにしたのである。
世界的に展開するMtGにはもちろん中文版があり、北京市内にも多数の取扱店が存在する。MtGを扱っている店ならば当然カードショップに違いない。しかも、MtGは世界中の店舗の場所を検索できるのだ!(中文版の公式ウェブサイトまである)
検索の結果、いくつかの候補地から3店舗まで絞り込んだ。今回の突撃地は以下の3箇所だ。
・小街卡牌店(東城区交道口東大街4-28)
・王府井卡牌店(東城区王府井大街218-1北方佳苑写字間C410)
・彤運卡牌精品店(海淀区中関村e世界B1層C0560)
長くなったので次回に続く!
●おまけ写真
【1枚目】あまごい、ではなくばくりゅう(@紫禁城太和殿)
【2枚目】ドラゴンバースト(@紫禁城九龍壁)
【3枚目】……ガーディ?(@雍和宮)
目的は北京の観k……ではもちろんない。いや実際は99%観光だけど、このブログ的にはそうではない。せっかく来たのだから、公式ブログもPTCGブログもやらないことを何かやってみるしかない! そしてやるべきことなんて、ここまで来たらひとつしかないではないか。
そう、ここ、北京でポケカは買えるのだろうか?
これはポケカを探して北京を彷徨ったどうしようもない記録である。
事前の下調べでいくつかわかったことがあった。
・香港と台湾でならばポケカは手に入るようだ。ただ、現在は中文版は出ていないという情報が。つまり手に入っても日本語版か英語版か?
・「ポケモン」という語の中国語訳はいくつか存在する。つまり表記に揺れがある。「神奇宝貝」「籠物小精霊」「口袋妖怪」等々、検索してみるとばらばらに出てくる。この理由は中文版wikipediaのポケモンの項を見ると推測できる。つまり、大陸(簡体字)、台湾(繁体字)、香港(広東語)でそれぞれ表記が違うのだ。さらには常用訳なんてものまであって、もうわけわかめである。ちなみにポケモンカードは一応「籠物小精霊集換式卡片遊戯」と訳されている、らしい。長え。
・みんな大好きあの黄色い電気ねずみは「皮卡丘」と表記する。「カワ・ホニャララ・オカ」ではなく、発音は「カ」を低く読んで「ピカチウ」に近い。中国語の発音表記ピンインは「pi2ka3qiu1」と振る。
何かもう絶望的な雰囲気が猛烈に漂っているのだが……まあ動く前に考えたって仕方ない! ということで、ともあれ探してみることに。……でもどこを? どうやって?
もちろんこの疑問には北京に来る前からぶち当たっていた。そして考えた結果、ある意味での正攻法を敢行した。つまり、MtGことMagic:the Gatheringのお力を借りることにしたのである。
世界的に展開するMtGにはもちろん中文版があり、北京市内にも多数の取扱店が存在する。MtGを扱っている店ならば当然カードショップに違いない。しかも、MtGは世界中の店舗の場所を検索できるのだ!(中文版の公式ウェブサイトまである)
検索の結果、いくつかの候補地から3店舗まで絞り込んだ。今回の突撃地は以下の3箇所だ。
・小街卡牌店(東城区交道口東大街4-28)
・王府井卡牌店(東城区王府井大街218-1北方佳苑写字間C410)
・彤運卡牌精品店(海淀区中関村e世界B1層C0560)
長くなったので次回に続く!
●おまけ写真
【1枚目】あまごい、ではなくばくりゅう(@紫禁城太和殿)
【2枚目】ドラゴンバースト(@紫禁城九龍壁)
【3枚目】……ガーディ?(@雍和宮)
第20回SIP(うきにん)杯
2012年7月22日 4-1でした。カメケルを使うエーフィくんの2ターン目カメックス降臨の前に何とか粘ろうと試みるも、ポッチャマ2体がサイドの奥に沈んでアタッカー足りなくなって敗戦。
4 ポッチャマ
2 ポッタイシ
4 エンペルト(BW4)
2 ランドロスEX
2 エモンガ
1 メタモン
1 ミュウEX
4 アララギ博士
4 N
2 フウロ
1 ベル
4 ポケモンキャッチャー
4 ふしぎなアメ
4 レベルボール
3 ポケモンいれかえ
2 ポケモン通信
1 じてんしゃ
1 まんたんのくすり
1 ゴールドポーション
1 すごいつりざお
1 げんきのかけら
1 ツールスクラッパー
3 水エネルギー
3 闘エネルギー
4 ブレンドエネルギー水雷闘鋼
大会30分前構築の解説というか言い訳です。大会開始前につりざお2枚にしたつもりが、何故かつりざお1かけら1になってました。あるぇ? この構成でかけらはないだろう。
メタモンとフウロの使用感を見るためにエンペルト使いましたが、おおむね想定どおりの動きでした。2進化のエンペルトでこの構成だと、フウロを3枚以上入れるのは難しそうです。ドロソではないからね。でももう少し尖らせた構築にできたりもするのかな?
パソ通持ってないという悲しい理由でポーション入ってますが、このデッキだと序盤のリソース考えたときにパソ通打つの難しいし、まあどっちでもいいかなと。そのうちパソ通入ってそうですが。
ツールスクラッパーはレシピを汚くしている要因ですね。まんたんか他のカード追加の方が強かったと思います。
ではでは、なぐってドロン♪(一度やってみたかった)
4 ポッチャマ
2 ポッタイシ
4 エンペルト(BW4)
2 ランドロスEX
2 エモンガ
1 メタモン
1 ミュウEX
4 アララギ博士
4 N
2 フウロ
1 ベル
4 ポケモンキャッチャー
4 ふしぎなアメ
4 レベルボール
3 ポケモンいれかえ
2 ポケモン通信
1 じてんしゃ
1 まんたんのくすり
1 ゴールドポーション
1 すごいつりざお
1 げんきのかけら
1 ツールスクラッパー
3 水エネルギー
3 闘エネルギー
4 ブレンドエネルギー水雷闘鋼
大会30分前構築の解説というか言い訳です。大会開始前につりざお2枚にしたつもりが、何故かつりざお1かけら1になってました。あるぇ? この構成でかけらはないだろう。
メタモンとフウロの使用感を見るためにエンペルト使いましたが、おおむね想定どおりの動きでした。2進化のエンペルトでこの構成だと、フウロを3枚以上入れるのは難しそうです。ドロソではないからね。でももう少し尖らせた構築にできたりもするのかな?
パソ通持ってないという悲しい理由でポーション入ってますが、このデッキだと序盤のリソース考えたときにパソ通打つの難しいし、まあどっちでもいいかなと。そのうちパソ通入ってそうですが。
ツールスクラッパーはレシピを汚くしている要因ですね。まんたんか他のカード追加の方が強かったと思います。
ではでは、なぐってドロン♪(一度やってみたかった)
では勿論ありませんが、ハワイ、行きます! LCQからの参加ですけれど!
旅の道連れはご存知クーポソさんです。SIPが世界大会に旋風を巻き起こ……せたらいいなあ。
宿は安いプランを見つけたので、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジを取ってしまいました。情報の限られる中、日程も会場も何度も調べたつもりですが、未だに一抹の不安がぬぐえませんw
会場に着いたら誰もいなかった、なんて悲劇が起きませんように……w
今回の旅行の手配のいきさつは、それだけで日記が一本書けてしまいそうですが、それはまた後日。
まずはデッキを作って調整しなければ。wisdomは本当に便利ですね。
旅の道連れはご存知クーポソさんです。SIPが世界大会に旋風を巻き起こ……せたらいいなあ。
宿は安いプランを見つけたので、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジを取ってしまいました。情報の限られる中、日程も会場も何度も調べたつもりですが、未だに一抹の不安がぬぐえませんw
会場に着いたら誰もいなかった、なんて悲劇が起きませんように……w
今回の旅行の手配のいきさつは、それだけで日記が一本書けてしまいそうですが、それはまた後日。
まずはデッキを作って調整しなければ。wisdomは本当に便利ですね。
実は今回にかぎりプレイヤーサイドとしてひっそり参加していました。3-2で沈没したのでほとんど参考にならないのです、が。
3 トルネロスEX
2 テラキオン
2 セレビィGR
1 ドーブル
1 ミュウツーEX
4 アララギ博士
4 オーキドはかせの新理論
3 N
4 ポケモンキャッチャー
4 ジャンクアーム
3 しんかのきせき
3 ポケモンいれかえ
2 ランダムレシーバー
2 デュアルボール
2 プラスパワー
2 エネルギー転送
2 スーパーポケモン回収
2 スカイアローブリッジ
1 すごいつりざお
1 げんきのかけら
5 草エネルギー
3 闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
きせき+スーポケを入れてみましたバージョンです。
ゼクシビトルネを駆って破竹の勢いのガウくんに、序盤のトルネの殴り合いで完璧にテンポ負けしたのと、コーヤママさんの悪単のダークライ3体にボコボコにされて完敗。後者の試合は中盤ドロソが止まってドローゴーを繰り返す残念な人状態だったのでともかくとしても、ゼクシビトルネに対しては前回の北グリでも負けています。進歩がありませんね。
とりわけこのバージョンではそうですが、トルテラセレビィは、一度テンポを奪われると、1枚挿し、2枚挿しのカードをピンポイントで引く縛りになる場面が増え、リソース面でかなり苦しくなります。
動きを落ちつかせるか、ユーティリティを詰め込むかはこのデッキの難しい部分なので、前回のデッキレシピももう少し見直してみる必要があるかなと感じました。
3 トルネロスEX
2 テラキオン
2 セレビィGR
1 ドーブル
1 ミュウツーEX
4 アララギ博士
4 オーキドはかせの新理論
3 N
4 ポケモンキャッチャー
4 ジャンクアーム
3 しんかのきせき
3 ポケモンいれかえ
2 ランダムレシーバー
2 デュアルボール
2 プラスパワー
2 エネルギー転送
2 スーパーポケモン回収
2 スカイアローブリッジ
1 すごいつりざお
1 げんきのかけら
5 草エネルギー
3 闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
きせき+スーポケを入れてみましたバージョンです。
ゼクシビトルネを駆って破竹の勢いのガウくんに、序盤のトルネの殴り合いで完璧にテンポ負けしたのと、コーヤママさんの悪単のダークライ3体にボコボコにされて完敗。後者の試合は中盤ドロソが止まってドローゴーを繰り返す残念な人状態だったのでともかくとしても、ゼクシビトルネに対しては前回の北グリでも負けています。進歩がありませんね。
とりわけこのバージョンではそうですが、トルテラセレビィは、一度テンポを奪われると、1枚挿し、2枚挿しのカードをピンポイントで引く縛りになる場面が増え、リソース面でかなり苦しくなります。
動きを落ちつかせるか、ユーティリティを詰め込むかはこのデッキの難しい部分なので、前回のデッキレシピももう少し見直してみる必要があるかなと感じました。
北グリ
2012年1月15日 3-1の4位でした。最後はタッピーのゼクシビトルネに対して1キルハンドで後攻を頂戴し、そのまま初動でシビシラスを並べられて完全なテンポ負け。寝たピィに対してキャッチャーを引けないこちらのダメっぷりはともかく、タッピーのデッキはかなり良いデッキだったので、まあ順当な負けでしょう。
デッキは以下。
4 セレビィGR
3 トルネロスEX
2 テラキオン
1 ミュウツーEX
1 ドーブル
4 アララギ博士
4 オーキドはかせの新理論
2 N
2 ベル
4 ポケモンキャッチャー
4 スカイアローブリッジ
4 ジャンクアーム
3 ポケモンいれかえ
2 ハイパーボール
2 プラスパワー
2 エネルギー転送
2 すごいつりざお
1 ランダムレシーバー
6 草エネルギー
3 闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
この前のデッキを貼ったあとで、たねぼーぱぱさん(http://seedot.diarynote.jp/201201112155102292/)がトルテラセレビィのレシピを日記に掲載してくださっていたので、似たデッキ構成に見えるドラゴラーさん(http://gurendragora.diarynote.jp/201201141730225597/)の日記と併せて3回づつ熟読w
ジムチャレの席でもタッピーと話していたのですが、たねぱぱさんのデッキは見れば見るほど本当によく出来ています。正直このデッキのほぼコピーで行こうかなと最初は考えたんですが、まあ初めてトルテラセレビィ使うなら動きのわかりやすい方がいいだろということで上記のレシピへ。ミラーは捨てて初動を安定させるコンセプト。まあハンマー2種で寝首を掻かれにくいメリットもあります。すごいつりざおの有用性(無用性?)はタッピーたちからも散々指摘のあった箇所なので、しばらく考えます。Nは3でいいね。ベルは弱くはないけど微妙だった。
巷ではきせき&スーポケ回収はトルテラセレビィの必須カードと見なされていたようで、そのあたりは情報格差というか遅れをひしひしと感じます。加速デッキというよりは、中盤以降にセレビィ+きせき+スーポケ回収のコンボデッキとして立ち回るためのデッキなので、たねぱぱさんのコメントやドラゴラーさんの日記にもあるように、この形のミラーはスーポケのコインに帰結する、というのは、変なところでもあり面白いところでもあると思います(あるいはNをめぐる駆け引きに帰結するのかもしれません)。
すべてに勝てるデッキを作るのはとても難しい環境なので、良かれ悪かれメタゲームは機能しているのかなと思います。いまのLレギュはなかなかに面白いですね。
デッキは以下。
4 セレビィGR
3 トルネロスEX
2 テラキオン
1 ミュウツーEX
1 ドーブル
4 アララギ博士
4 オーキドはかせの新理論
2 N
2 ベル
4 ポケモンキャッチャー
4 スカイアローブリッジ
4 ジャンクアーム
3 ポケモンいれかえ
2 ハイパーボール
2 プラスパワー
2 エネルギー転送
2 すごいつりざお
1 ランダムレシーバー
6 草エネルギー
3 闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
この前のデッキを貼ったあとで、たねぼーぱぱさん(http://seedot.diarynote.jp/201201112155102292/)がトルテラセレビィのレシピを日記に掲載してくださっていたので、似たデッキ構成に見えるドラゴラーさん(http://gurendragora.diarynote.jp/201201141730225597/)の日記と併せて3回づつ熟読w
ジムチャレの席でもタッピーと話していたのですが、たねぱぱさんのデッキは見れば見るほど本当によく出来ています。正直このデッキのほぼコピーで行こうかなと最初は考えたんですが、まあ初めてトルテラセレビィ使うなら動きのわかりやすい方がいいだろということで上記のレシピへ。ミラーは捨てて初動を安定させるコンセプト。まあハンマー2種で寝首を掻かれにくいメリットもあります。すごいつりざおの有用性(無用性?)はタッピーたちからも散々指摘のあった箇所なので、しばらく考えます。Nは3でいいね。ベルは弱くはないけど微妙だった。
巷ではきせき&スーポケ回収はトルテラセレビィの必須カードと見なされていたようで、そのあたりは情報格差というか遅れをひしひしと感じます。加速デッキというよりは、中盤以降にセレビィ+きせき+スーポケ回収のコンボデッキとして立ち回るためのデッキなので、たねぱぱさんのコメントやドラゴラーさんの日記にもあるように、この形のミラーはスーポケのコインに帰結する、というのは、変なところでもあり面白いところでもあると思います(あるいはNをめぐる駆け引きに帰結するのかもしれません)。
すべてに勝てるデッキを作るのはとても難しい環境なので、良かれ悪かれメタゲームは機能しているのかなと思います。いまのLレギュはなかなかに面白いですね。
1月7日の存在しないジムチャレ
2012年1月8日コメント (2) に向けてデッキを組んでいました。日にちを1週間まちがえてたわけですが。
実はBW4が出てから年末はドラフト以外でまったくポケカができませんでした。なので初デッキとしてトルネセレビィを組みたくてDNを巡回したんですが、悲しいことに参考レシピをまったく見つけられず、仕方ないから断片的な情報から考えてた骨組みレシピが以下です。
4 セレビィGR
3 トルネロスEX
2 トルネロス
2 テラキオン
1 ミュウツーEX
4 アララギ博士
4 N
2 オーキドはかせの新理論
2 ベル
2 ランダムレシーバー
4 ポケモンキャッチャー
4 スカイアローブリッジ
4 ジャンクアーム
3 ハイパーボール
2 ポケモンいれかえ
2 エネルギー転送
2 すごいつりざお
6 草エネルギー
3 闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
抜いた方がいいカード、入れた方がいいカードやギミックがけっこうある気がします。
DNやツイッターを追っているかぎり、悪ビートとそれへの対策はかなり研究が進んでいるように思えるので、トルネミラーや闘が絡んだときの殴り合い、あとハンマー2種の流行も視野に入れるならデッキの細部にはかなり気を配らないといけないな、と思っています。
ていうか春の大会のレギュ発表まだですか。
実はBW4が出てから年末はドラフト以外でまったくポケカができませんでした。なので初デッキとしてトルネセレビィを組みたくてDNを巡回したんですが、悲しいことに参考レシピをまったく見つけられず、仕方ないから断片的な情報から考えてた骨組みレシピが以下です。
4 セレビィGR
3 トルネロスEX
2 トルネロス
2 テラキオン
1 ミュウツーEX
4 アララギ博士
4 N
2 オーキドはかせの新理論
2 ベル
2 ランダムレシーバー
4 ポケモンキャッチャー
4 スカイアローブリッジ
4 ジャンクアーム
3 ハイパーボール
2 ポケモンいれかえ
2 エネルギー転送
2 すごいつりざお
6 草エネルギー
3 闘エネルギー
4 ダブル無色エネルギー
抜いた方がいいカード、入れた方がいいカードやギミックがけっこうある気がします。
DNやツイッターを追っているかぎり、悪ビートとそれへの対策はかなり研究が進んでいるように思えるので、トルネミラーや闘が絡んだときの殴り合い、あとハンマー2種の流行も視野に入れるならデッキの細部にはかなり気を配らないといけないな、と思っています。
ていうか春の大会のレギュ発表まだですか。
今年もありがとうございました
2011年12月28日コメント (4) 24日もいろいろと忙しくて出られませんでした。結局、ここ2ヶ月くらいはまるまるジムチャレから遠ざかっていることになります。
来月の頭からはまたジムチャレに出られるだろうと思いますが、当たった際にはお手柔らかにお願いいたします。
今年は震災から始まっていろいろなことがあった年でした。WCS北海道予選のジュニアを観るのがけっこう楽しみだった僕としては(マスターとかどうでもいいのです)、WCS予選がなくなってしまったのは残念でしたが、それは来年のお楽しみということで……。
SIP杯も含めて、たくさんの方にお世話になった1年だったと思います。本当にありがとうございました。
来月の頭からはまたジムチャレに出られるだろうと思いますが、当たった際にはお手柔らかにお願いいたします。
今年は震災から始まっていろいろなことがあった年でした。WCS北海道予選のジュニアを観るのがけっこう楽しみだった僕としては(マスターとかどうでもいいのです)、WCS予選がなくなってしまったのは残念でしたが、それは来年のお楽しみということで……。
SIP杯も含めて、たくさんの方にお世話になった1年だったと思います。本当にありがとうございました。
バトルカーニバル感想のようなものつづき
2011年12月1日コメント (5) 前回のつづきです。
殿堂。バトルカーニバルの功績はメタゲームをある程度明確にしたことだと思います。何が飛び出るのかわからなかった夏に比べれば、エンブフォレみたいなコンボとミュウツーEXを中心にした速攻系、そこにディアルガを無理なく積めるアイアントなども加わったりして、図式がかなりわかりやすくなった印象です。
ディアルガを筆頭に、事前に考慮してないと無理ゲーになるカードやデッキが少なくないですし、3クラゲのようにタッチ次第で勝率の動くカードも多いので、諦める相手も考えつつデッキを作るのは大変に思えます。
究極的にはデッキ相性ゲーにもなりかねないレギュですし、特定の苦手デッキを対策したら今度はミラーや同系に弱くなったなんてこともしょっちゅうだと思います。むやみに広く浅く見据えるよりも、苦手デッキは多少捨ててしまった方が良いデッキになるかなと、いろいろなレポートを読みながら思いました。
それでも、まだ埋もれてるギミックがありそうで、今後も楽しみなレギュですね。定期的に開催してくれないかな。できれば北海道でも。
そういえば殿堂は関係ないですが、大阪初日のAリーグ入賞写真を見ておっと思ったのが、2枚積みのスーポケ回収を入れるのに、別々のエキスパンションのもの(これだとDPとL)を1枚づつ使っていたことです(意図してなかったかもしれませんが)。これ、2枚積みのカードを使うときに、1枚づつ別々のバージョンにしておくと、ひょっとしたらサイド落ち確認ができるかもしれない、という変なテクニック(?)です。
たとえば初手にスーポケ回収の片割れを引いていたとして、その後Nを使って手札を戻し、引いた次の6枚の中にスーポケ回収の別のバージョンの方があると、ああ、スーポケ2枚ともサイドではなくデッキに残ってるな、と見ただけで確認できたりします。ただそれだけなのですが、ルール違反ではないし知って損もない小ネタなので、思い出したついでに書いておこうと思いました。
知ってるプレイヤーもたぶん多いネタのはずなので何か恥ずかしいですが、まあ、DiaryNoteで紹介されてるの見たことないから良いよね、という感じです。
いずれにしても、今回の公式ブログはとても良い仕事をしたと思います。バトルカーニバルがあるまで存在を忘れかけていたのは内緒です。
殿堂。バトルカーニバルの功績はメタゲームをある程度明確にしたことだと思います。何が飛び出るのかわからなかった夏に比べれば、エンブフォレみたいなコンボとミュウツーEXを中心にした速攻系、そこにディアルガを無理なく積めるアイアントなども加わったりして、図式がかなりわかりやすくなった印象です。
ディアルガを筆頭に、事前に考慮してないと無理ゲーになるカードやデッキが少なくないですし、3クラゲのようにタッチ次第で勝率の動くカードも多いので、諦める相手も考えつつデッキを作るのは大変に思えます。
究極的にはデッキ相性ゲーにもなりかねないレギュですし、特定の苦手デッキを対策したら今度はミラーや同系に弱くなったなんてこともしょっちゅうだと思います。むやみに広く浅く見据えるよりも、苦手デッキは多少捨ててしまった方が良いデッキになるかなと、いろいろなレポートを読みながら思いました。
それでも、まだ埋もれてるギミックがありそうで、今後も楽しみなレギュですね。定期的に開催してくれないかな。できれば北海道でも。
そういえば殿堂は関係ないですが、大阪初日のAリーグ入賞写真を見ておっと思ったのが、2枚積みのスーポケ回収を入れるのに、別々のエキスパンションのもの(これだとDPとL)を1枚づつ使っていたことです(意図してなかったかもしれませんが)。これ、2枚積みのカードを使うときに、1枚づつ別々のバージョンにしておくと、ひょっとしたらサイド落ち確認ができるかもしれない、という変なテクニック(?)です。
たとえば初手にスーポケ回収の片割れを引いていたとして、その後Nを使って手札を戻し、引いた次の6枚の中にスーポケ回収の別のバージョンの方があると、ああ、スーポケ2枚ともサイドではなくデッキに残ってるな、と見ただけで確認できたりします。ただそれだけなのですが、ルール違反ではないし知って損もない小ネタなので、思い出したついでに書いておこうと思いました。
知ってるプレイヤーもたぶん多いネタのはずなので何か恥ずかしいですが、まあ、DiaryNoteで紹介されてるの見たことないから良いよね、という感じです。
いずれにしても、今回の公式ブログはとても良い仕事をしたと思います。バトルカーニバルがあるまで存在を忘れかけていたのは内緒です。