【翻訳】バトルに備えよ――習慣と準備
 今回も60cards.netから。とはいえ、今回は戦略系ではありません。WCSマスター3位のカメケル使い、James Goodによる、大会前の準備と心構えについての記事です。
 読んでみると、意外とありそうでなかったタイプの記事になっています。心構えなんて大丈夫と言わずに、読めば思わぬ発見があるかもしれません。アメリカ選手権や世界大会の話もあって、カードの面でもけっこう面白い内容です。
 ちなみにこの著者、写真等を見る限りどう見ても俺様系のキャラなのですが、印象に反して(失礼)、非常にしっかりとした文章を書きます。そのあたりのギャップも楽しんでいただければ。

 いつもどおり、訳語の至らなさや誤訳の責任は、すべて僕うきにんに属します。
 読みやすさを考慮して、改行を追加した部分があります。
(今回も例によって無許可翻訳なので、何かあればすぐに削除します)

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Get Ready for Battle -- Routines & Preparation
by James Good
Monday, September 30, 2013
ttp://60cards.net/blog/posts/detail/32


■はじめに

 やあ、60cardsの読者のみんな。オレはJames Good。ワシントン州シアトルに住んでる、カード始めて2年目のマスタープレイヤーだ。先月ここに投稿したオレのレポートを読んでくれた人もいるかもしれないが、読んでなければここ〔※訳注:ttp://60cards.net/blog/posts/detail/6〕で見てほしい。今日は、いつもとちょっと違ったことを話そうと思う。特定のデッキやメタやらを考察する代わりに、大会に備えて何をしているか、なぜ自分の成功は自分の習慣のおかげなのか、それについて考えてみたいと思う。

 事前の準備と習慣は、オレにとっては、プレイテストや、メタデッキを覚えて理解するのと同じくらい大事なことだ。睡眠不足や、空腹や、デッキに不満がある状態で大会に行くのなら、どれだけプレイテストしたって意味がない。そういったことは全部、遅かれ早かれ、判断能力に悪く影響してくる。対戦中のプレイミスが負けに繋がるのは誰でも知ってる。だがデッキリストの記入ミスや、プレイ中の勘違い、そして疲れなど、ほとんどの人が気に留めないようなものならどうだろうか? だいたいの場合そういったものは見過ごされがちだが、ここではそれを避ける手助けをしよう。

■大会前の一週間

 プレイテストのやり方をうんぬんするのはやめておこうと思う。というのも、オレらはみんな違った方法を取るし、メタゲームを覚える上でどれが絶対にベストな方法なのかはオレもわからないからだ。オレに言えるのは、習うより慣れろという言葉もあるし、繰り返しは情報を整理して覚えるには良い方法だ、ということぐらいだ。
 オレが準備を始めるのは、大きな大会ならその前の週末、小さな大会なら3、4日前だ。この期間中に最初にやることは、どのデッキを使うかを決め、デッキリストを最終版にしてしまうことだ。大会までの残りの期間はそのデッキだけをプレイテストで使って、デッキから何を抜いて何を入れたのかを完全に覚えるようにする。
 つまり自分のリストを丸暗記するということだが、これはどれだけ強調しても足りない。デッキリストをいじりすぎて、エネや4枚目のキャッチャーを削ったのを忘れ、ゲーム終盤でそれを探しにいったりしたらちょっとお粗末だ。相手の完全なデッキリストはわからないかもしれないが、少なくとも自分のデッキリストは、1枚1枚覚えることができる。

 オレはこういう自論を持っている。「環境最強」と言われているデッキを使っても、勝つ可能性が一番高くなるわけではない。だが使い慣れているデッキを選べば一番高くなる。だからといってホエルオー単みたいなのを大会に持ち込めとは言わないが、使い慣れないし練習も足りないようなトップメタデッキは、選ぶべきではない。

 例えば、WCS2013に先立って、オレらは前日のLCQをダークダストが席巻しているのを目の当たりにした。だが、たとえ自分の使おうとしているデッキよりダークダストの方が強いと感じたとしても、ダークダストに不慣れな以上は、デッキを切り替えるのは間違いだとオレは強く思う。デッキが強いのは本人の技術が強いときだけだ。言い換えれば、もし何らかのデッキが物凄く強いように見えたとしたら、それは細かい部分が強いからだ! たった1枚のキーカードでも大きな違いを生むのだから。

■大会前夜

 見ていて一番腹が立つ連中は、大会の受付締め切り15分前にやって来て、しかもデッキリストをまだ記入していない奴らだ。これは明らかな準備不足のしるしで、だからオレは、早くこいつと当たらないかなと願うというわけだ。受付を円滑に済ませるためにも、前の日の夜には15分かけて、デッキリストを書くか印刷しておこう。それができたら、間違いがないかデッキリストを見直しする。デッキリストを完全に覚える最後にして最高のチャンスだ。
 他の人はともかく、オレは全く朝型人間ではない。朝起きたらすぐ出られる状態でいたい。寝ぼけたままプレイマットや予備のスリーブやダイスを引っ張り出すなんて、一番やりたくないね。だから前日の夜は、そういうものを揃えておいて、すぐ出られるようにしておく。

 最後に、しっかり眠ることだ。特に大会が夜まで続きそうなときには。どう見ても徹夜してましたって感じでイベントに来るプレイヤーたちのことは(TCGでも、オレがやる気出してた頃のポーカーでも)全く理解できなかった。心身ともに疲れていると、判断能力はひどくなりがちだ。別に12時間寝ろとか、8時間は寝なきゃ駄目だとか言いたいわけじゃない。自分の体のことは自分が一番知ってるんだから、心と体をきちんと働かせるのに一番いい睡眠時間にすればいい。レブロン・ジェームズが3時間しか寝なかったから最後のシュートを外しただなんて言い訳するのは聞いたことがないからな〔※訳注:レブロン・ジェームズはNBAのスター選手〕。

■大会当日

朝メシを食え!:オレみたいな大きいお兄ちゃんがこんなことを言うのはちょっと可笑しいかもしれないが、本当に朝メシは一日の食事の中で一番大切だ。栄養のあるメシを食え。アルセウスの神に誓って、頼むからファーストフードは食うな。たんぱく質と果物が、忙しい一日には一番エネルギーをくれる。

早めに着いておけ!:時間ぎりぎりまで寝ていて不測の事態のときに時間がなくなったりなんて、オレは絶対したくない。早めに着けば、友達に早く会えるだけじゃなく、朝っぱらから駆け回って余計なストレスを感じずに済む。この時間は、他のプレイヤーが何を使って何を使ってないのかを偵察するのにもかなりいい。

準備は万端にしろ!:だいたいのプレイヤーはよくできてる。だが言っておくが、予備のスリーブは忘れるな! 大会中にスリーブを替える羽目になったら大会どころじゃなくなってしまう。

しっかりシャッフルしろ!:オレはちょっとやり過ぎかもしれないんだが、オレが大会前とラウンド間にするシャッフルの量は笑えないレベルだ。持ってきたデッキの中身がリスト順に並んでいたりすると、1回戦の前に最低でも5回はパイルシャッフルとリフルシャッフルを繰り返す〔※訳注:パイルシャッフルはいわゆるN枚切り。リフルシャッフルは外人がよくやるような、カードの両端を指で弾いて勢いよく重ねるアレ〕。試合が終わると、もちろん時間があればの話だが、デッキをしまう前にパイルシャッフルとリフルシャッフルを最低2回やり、次のラウンドの開始時にもまったく同じ要領でやる。対戦相手には早くしてくれと言わせちゃいけない。たとえ2本先取のマッチのあいだであってもな!

敵とそのデッキを知れ!:もし小さな大会に出るのなら、その前の週とかに相手が何のデッキを使っていたのか覚えるようにしろ。相手がどうプレイしていたのかを掴んでおき、もし相手が面白いカードを使っていたら絶対覚えておくんだ。

 相手のガードを解くことができたら、それこそが最大のアドバンテージになる。2013年のU.S.Nationalsでいのちのしずくがあんなにも強かった理由がこれだ。しずくは特定のプレイヤー集団に強いと認知されていただけだったから、初めて遭遇したとき、どう対処していいか誰も知らなかった。みんなが理解していくにつれ、しずくはそこまで強力じゃなくなっていった。
 オレが最初にしずくと遭遇したのはU.S.Nationalsの4回戦目で、相手はCurran Hillだった。相手がキュレムにしずくを貼ったとき、オレは他のポケモンをキャッチャーして、そのキュレムを避けて戦おうとした。それが最初のミスだった。ふたつめのミスは相手のトラッシュにプリズムエネが4枚落ちているのを見て、エネ大量のケルディオEXを作ってもデオキのラセンフォースを警戒する必要はないだろうと思い込んでしまったことだ。オレは完全にガードを解いてしまい、相手は草炎超悪のブレンドエネを貼ってゲームを取った。オレは2ターン目に上々な立ち上がりだったにもかかわらず、Curranは二度もこちらのカードを解いたことで、優位に立ってゲームに勝利した。

自信を持て!:オレに言わせれば、参加するどんな大会でも優勝できると考えるのは、エゴイスティックでも何でもない。自分に自信を持てば、プレイのレベルも高くなる。自分より経験がありそうなプレイヤーに気圧されるな。相手がKyle "Pooka" Sucevichだろうが、大して上手くないとぶっちゃけるお父さんプレイヤーだろうが、そんなのは関係ない〔※訳注:Kyle SucevichはTop Cutの有名ライター〕。どんなマッチでも、オレは自分の方が弱いだなんて思わない。(公式イベントだと、Kyleとオレは戦ったことがないんだった……あいつにアブソルEXをただであげたってのにな! 1戦やりたいもんだぜ、Pooka!)

好調を保て!:大会の一番楽しい面のひとつは、友達と会ったりすることだ。だがときには、とりわけ酷い負けのあとには、もう一度集中しなおす必要がある。少し時間を取って、プレイがマズかったのか、単なる偶然の犠牲になっただけなのかを考えてみることだ(Nで相手の手札を1枚にしたらダブル無色を握られたとかな。ドンマイKenny Wisdom)。

 オレが大会中に集中力を高めるやり方は、各ラウンドのあいだに数分間、iPodに入れてるアーティストの曲かアルバムから毎回同じものを聴くことだ。こうすれば、長い大会の最中でも、良い感じでいることができるし、大会に何時間も出続けることになるって事実を忘れられる。

 オレはどんな音楽でも好きだし、大会のどんな瞬間にも、それにぴったりの曲やアーティストがあると思っている。自分に合った曲を見つけてくれ。気分がハイになる曲や、集中できる曲や、嬉しいときの曲とか心地良くなる曲とか……つまり何か面倒なことが起こったときのための曲とか。参考までにオレの曲は、

気分がハイになる曲:"This Fire Burns" by Killswitch Engage
集中力を高める曲:"Ten Thousand Hours" by Macklemore & Ryan Lewis
嬉しいときに聴く曲:"New God Flow" by Kanye West
ダメなときに聴く曲:"Dream Away" by Lights & Motion

水と食べ物を取れ!:オレの良き友Jon Bristowが世界大会レポートの中で、きちんと食事を取らなかったことが、あの悲劇的なトップ8の試合に影響したかもしれなかったと書いている〔※訳注:Jon Bristowのレポートはttp://60cards.net/blog/posts/detail/13〕。オレはヤツのことが死ぬほど好きだが、そういうのは防げたんじゃないかと思う。夜遅くであっても上手くプレイしなければならないのは確かに事実だが、1時間の夕食休憩とか大会中の他の休憩時間とかは、フードコートやカフェで食べ物にありつくのにもってこいの時間だ。

 オレが言いたいのは、体がちゃんと働くのに必要なものを拒むなということだ。この比喩はさっきも使ったが、ペイトン・マニングやエイドリアン・ピーターソンが、まともな朝メシを食わなかったせいで最後に集中力が切れただなんて言うのを聞いたことがあるか?〔※訳注:どちらもNFLのスター選手〕 そう、オレは何億も稼ぐ超有名なアスリートとポケカのプレイヤーを比べて言ってるんだ!

リラックスして楽しめ!:またもやお話の時間だ! こないだの世界大会の準決勝のときだが、オレの友達のSimon Narodeはありえないほど緊張していて、完全に雰囲気に飲まれていた〔※訳注:Simon Narodeは今年のWCSマスター2位。準決勝でJames Goodと対戦〕。手は少し震えてたし、声にもちょっと緊張が現れてた。短いポケカ歴にあって一番大きな大会に出ているとはいえ、友達ながらこれはマズいなと思った。プレイしながら、気分を和らげようと思い、あいつにこう言った。「緊張するなよ、そんなに緊張してたらプレイをミスるぞ」。Simonの名誉のために言えば、あいつのプレイは素晴らしかったし、試合が進むにつれて緊張は自信に変わっていった。

 オレの話の教訓はこうだ。このゲームは競技寄りだが、究極的には小さい子たち向けに作られているというのを忘れてはいけない。自分が戦っている試合をあまりに大それたものと考えてしまうと、ストレスも大きいし、楽しくなくなってしまう。たとえ負けても友達と一緒にいられたという事実を楽しむべきだし、お金と時間を大好きなことに注ぎ込めるというのは特別なことだ。オレはポケカを始めて2年かそこらだが、たとえ引退しても、友達との関係はずっと続くだろうと信じている。もっとも、辞める日のことなんか想像できないけどな。勝つことは楽しいが、思い出の方がずっと大切だ。

■大会後のこと

次の戦いに備えろ!:もしCity Championshipsやleagueの期間の最中なら、自分のデッキのどの部分が気に入っているのか、どの部分が気に入らないのかを見定め、デッキの変更点をテストしたり新しいデッキの用意を始めろ。もしデッキを信頼しているのなら、たかが1度の大会結果が悪かったぐらいで諦めるな。このゲームはいつも結果が全てというわけではないし、当たり運が悪かった日や引きが酷かった日というのは、究極的には自分の力ではどうにもならないからだ。

昔の自分を忘れるな!:それで大会では勝てたか? よくやった。だがその結果にうぬぼれるな。さて、偽善者めと言われる前に、オレの過ちを訂正させてほしい。正直に言えば、オレの今年最大のプレイミスは、自分の成功でうぬぼれて調子に乗っていたことだ。世界大会のあとのオレは狂喜して、自信満々だったし、世界だって取れると思っていた。それでみんなに言いふらした。周りに言いふらして回った。だがそれは、ただ単に自分の成功を自慢して回ってただけだった。事実、世界大会後の数週間、オレはとことん有害な人間だった。そういう過ちは、時間が経たないと消えてはくれない。

 かつて、オレらは誰もが初心者だった。オレらは周囲の人から学んできた。それが友達だろうと、チームメイトだろうと、地元のプレイヤーだろうと。ワシントン州でオレが属しているコミュニティのおかげで、オレは大会を通じて上手くなれたし、その一員になることもできた。オレが入っているふたつのチーム、Team Ducklett DynastyとTeam Swaggはオレという人間を作り上げてくれて、対戦中の思考プロセスやデッキのカードチョイスに影響を与えてくれた。これは大切なことだが、勝利のちょっとした細部でさえ、自分を助けてくれる人々のおかげだというのを忘れてはいけない。誰でも最初はひどかったし、ありえないようなプレイミスもした。まあ初心者だからねとみんな思っていたものだ。

■結論

 ほぼ間違いなく、オレは何かを書き忘れていて、これが掲載されて何日か経ってから思い出すんだろう。まあ、そうだとしても別に構わない。ここに書いたのはすべて、心をちゃんとした状態にして戦いに臨むために、オレが教えられるコツの数々だ。そして何よりも、前向きな気持ちと成功したいという意欲があれば、必ずや成功への道を歩むことができる。さて次に会う時まで、これからのシーズンの幸運を祈っているぜ!

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 以上になります。お読みいただきありがとうございました。
 僕個人は大会時でも食事はしっかり食べたい派なので、そのあたりの話はかなり共感できました。たんぱく質(protein)と果物というのがアメリカらしいですが……。
 余談ですが、文中に出てくる曲はすべてYouTubeに転がってます。聴いてみると、この著者の好みがよくわかりますw
【翻訳】No.001:自己紹介と、WCS2013使用デッキ
 今回も60cards.netから。ついにと言うべきか、チームアチャモの大和さんが、60cards.netに記事を投稿なさっていました。今回は、その記事の翻訳になります(英語原文は前回同様魔女さんが翻訳なさったものです)。
 僕からここで付け加えられることは何もありません。凄すぎる成績や過去の使用デッキ、そして細かなデッキ解説を、ぜひ楽しんでもらえたらと思います。

 いつもどおり、訳語の至らなさや誤訳の責任は、すべて僕うきにんに属します。
 読みやすさを考慮して、改行を追加した部分があります。
(今回も例によって無許可翻訳なので、何かあればすぐに削除します)

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No.001 Self-introduction and My 2013WCS Deck
by Tsuguyoshi Yamato, trans. Majyo
Tuesday, October 8, 2013
ttp://60cards.net/blog/posts/detail/27


 皆さんこんにちは! 日本に住んでいる、大和嗣佳です。私は、米田卓弥さん(数週間前にダークダストの記事を書いていました)も入っている「チームアチャモ」というチームに加わっていて、とても素晴らしい人生をポケカとともに過ごしていると実感しています。私は、カードが楽しいと感じられるだけではなく、皆さんのポケカライフが素晴らしいものになるような記事を書けたらと思っています! これは最初の記事なので、自分自身について話したいと思います。ポケカプレイヤーとしての第一歩と、それから今年のLCQで使ったデッキについてです。

 ポケカを始めたのは12歳のころ、友達が誘ってくれたからでした。私はすぐに夢中になり、友達と毎日ポケカをして遊んでいました。とはいえ当時の私は小学生だったので、メタデッキを作れるほどのお金がありませんでした。私は手に入るお金をほとんど注ぎ込み、一ヶ月に3つのブースターパックを買って、謎デッキを作っていました(当時の私にとってのキーカードはフシギバナでしたが、デッキにはフシギダネとフシギソウが1枚ずつしか入っていませんでした)。

 2000年の夏、私は公式大会に参加し始めました。当時16歳で、その最初の大会では、予選で負けてしまいました。それでも、大会は本当に楽しかったんです。新しいデッキに出会ったり、真剣勝負をしたり、トレードで新しいカードを手に入れたりもできました! 私にとってはすべてが新鮮で、何より良かったのが、長い時間ポケカで遊んでいられるということでした。私はますますポケカにのめり込み、日本中の大会に、バスで旅行して参加するようになりました。

 その頃の私は、メタデッキというものを全く知りませんでした。それにメタデッキを作れるようなカード資産も技術もなかったので、勝てるようなデッキはひとつも持っていませんでした。しかも、一緒にポケカができるような友達もいなかったのです。それでも、私は本当に幸運でした(この幸運は、きっと私がポケカを大好きだったからでしょう)。
 この幸運のおかげで私は他の人々と出会うことができ、そこでテクニックを吸収したおかげで、今では新しい感じのデッキも作れるようになりました。これらの幸運のおかげで、ポケカのある素晴らしい人生を過ごせている今の自分があるのです。私の人生がどれほど楽しいものだったのか、2001年からの大会結果とデッキを紹介させてください。

フシギバナ/わるいベトベトン:優勝:2001年東北大会(夏)
キングドラ/ベトベトン:3位:2001年全国大会
ゲンガー/オーダイル/ミュウ:優勝:2002年東北大会(夏)
バクフーン/キュウコン/モンジャラ:3位:2002年全国大会
イブキのキングドラ/エアームド:予選敗退:2002年チャンピオンズリーグ
バシャーモ/レックウザ/エネコロロ:優勝:2003年東北大会(夏)
バシャーモ/レックウザ/エネコロロ:優勝:2003年全国大会
バシャーモ/レックウザ/エネコロロ:4位:2003年関西大会(秋)
マグマ団:優勝:2004年東北大会(春)
ニドクイン/ニドキング:2位:2004年東北大会(夏)
マグマ団:優勝:WCS2004
ミュウ/マルマイン/ルナトーン/ソルロック:優勝:2005年東北大会(夏)
ルンパッパ/マグカルゴ/ソーナンス:トップ8:WCS2005
バンギラス/マルマイン/ルナトーン/ソルロック:予選敗退:2005年チャンピオンズリーグ
ニョロトノ/化石:4位:2005年東北大会(夏)〔※訳注:2006年?〕
カメックス/ルギア/ハガネール:LCQ敗退:WCS2006
ハピナス:優勝:2006年中部大会(春)〔※訳注:2007年?〕
ナッシー/ライチュウ:優勝:2007年チャンピオンズリーグ
アブソル/エルレイド:優勝:2007年関東大会(夏)
エンペルト/ゴウカザル:3位:WCS2007
ハピナス/ルカリオ:2位:2007年チャンピオンズリーグ
エムリット/ユクシー/アグノム:2位:2008年関西大会
サーナイト/エルレイド/ベトベトン:トップ32:WCS2008
フライゴン/マニューラ:トップ32:WCS2009
ガブリアスSP/レントラーSP:トップ16:WCS2010
ランターン/メガヤンマ:予選敗退:WCS2011
セレビィ/トルネロス:LCQ敗退:WCS2012
ダークライ/アブソル/ヤミラミ:2位:2013年関東大会
ダークライ/ダストダス:LCQ敗退:WCS2013

 60cards.netに投稿する記事の数々を通じて、私のポケカ人生にまつわる思い出を書き起こしていきたいと思っています。たくさんの出会い、多くの異なった考え方、様々なタイプのメタ……それらの経験のおかげで、今の私がいます。
 もしもあなたが過去のポケカのことをよく知らないのなら、私の記事を、ポケカの歴史を知るチャンスにしてもらえたらと思います。もしもあなたがポケカを長くやっているのなら、当時の記憶を呼び起こさせてみたいと思います(ときどきは、現在のメタやデッキについても書くつもりでいます)。

 ここまでずいぶん自分自身について語ってきたので、ここからは、記事の最初に書いたとおり、LCQで使ったデッキについて話をしたいと思います。

デッキリスト

ポケモン:12

4 ダークライEX
3 ケルディオEX
2 ヤブクロン(HP60/HP70)
2 ダストダス
1 ヤミラミ

サポーター:13

4 アララギ博士
4 N
3 フウロ
2 アクロマ

スタジアム:1

1 トロピカルビーチ

グッズ:22

1 ランダムレシーバー
4 ダークパッチ
4 ポケモンキャッチャー
3 かるいし
2 悪のツメ
3 ハイパーボール
3 どくさいみん光線
1 まんたんのくすり
1 ゴールドポーション

エネルギー:12

12 悪エネルギー

 デッキ内のほとんどのカードは米田さん(ttp://60cards.net/blog/posts/detail/9)と同じですが、いくつか違いがあります。

米田卓弥:
-1 アブソル
-1 学習装置
-2 タチワキシティジム
-1 パソコン通信
-1 ヤブクロン(HP60)

大和嗣佳:
+1 ケルディオEX
+1 ヤブクロン(HP70)
+1 フウロ
+1 ランダムレシーバー
+1 ゴールドポーション
+1 悪エネルギー

 さて、どうして違うカードを選択したのかを説明したいと思います。

ゴールドポーション:デッキは安定している方がいいので、エーススペックはパソコン通信が好きなのですが、今回はゴールドポーションを選びました。理由は、対ダークライと対プラズマの勝率を変えてくれるからです。
 たとえばプラズマは、ダークライEXを、キュレムで一撃か、またはボルトロスEXかデオキシスEXで2発で倒そうとします。しかしこのカードがあれば、キュレムに一撃でやられるのは防げないにせよ、他から2発で殴られて倒されるのを避けることができます。対ダークライEXでは、ナイトスピアのダメージを回復することができますし、ジャンクハントを使えば、2度回復することもできます。

 しかしこのカードは、レックウザEX/シビビールのような、こちらのダークライEXを一撃で倒してくるような相手に対しては、まったく効果がありません。私が負けた相手もレックビールで、ゴールドポーションはまったく役に立ちませんでした。

サポーター:初手を安定させるのに13枚は欲しかったので、米田さんと比べると、ランダムレシーバーとフウロを追加で入れています。それぞれの追加を1枚ずつに留めたのは、初手フウロ1枚のみだと、展開が遅くなってしまうからです。ランダムレシーバーで欲しくもないサポーターをめくってしまうのも問題ですが、それはヤミラミが解決してくれるので、ランレシも初手を安定させるカードとしてカウントしています。ただ、13枚あれば安定すると書きましたが、14枚だと初手7枚+1ターン目のドロー1枚でサポーターが引ける確率が9割を超えるので、14枚ぐらいは欲しかったです。

ケルディオEX:ゴチルゼル/アギルダーに勝ちたかったので、ケルディオEXは3枚入れています。ケルディオEXが2体だけだと、ゴチアギ側はキャッチャーをケルディオEXに撃って2体を倒せば勝ててしまいます。ゴチアギとの練習はたくさんやりすぎて何回やったか覚えていないのですが、3枚目はいらなかったとは思います。ただ、ケルディオEXを3枚入れたことは、後悔していません。

ヤブクロン:ヤブクロン(HP60)には「ゴミあつめ」というすばらしいワザがあります。ただHP60はブラックキュレムEXやデオキシスEXのことを考えるとちょっとリスキーなので、HP60とHP70を両方入れて、ハイパーボールで選べるようにしてあります。

悪エネルギー:悪エネに関しては、9枚から14枚まで試してみました。エネルギーをたくさん入れればスピードは上がりますが、他に必要なキーカードを入れられなくなってしまいます。結果的に、12枚あれば何とか必要なテンポは保てるだろうと思いました。

タチワキシティジム:デッキに入れるべきかどうか最後の最後まで決めかねていましたが、抜くことに決め、悪エネとサポーターのためにスペースを空けました。

 結果的に私は、レックウザEX/シビビールデッキにツールスクラッパーとダウジングマシンを使われ、ダストダスでとくせいを止められない時間が長引いて負けてしまいました。ゴールドポーションは効果がなく、タチワキシティジムとアブソルを抜いたことで、レックウザEXを倒すのがきつくなってしまいました。また、対レックビールを数ゲームしかテストしていなかったのも、勝つのを難しくしてしまったと思います。
 安定したデッキにすることと、多くのタイプのデッキに勝てるデッキにすることは、お互いに相反することです。それでも、このデッキはもっと研究できたはずだと思います。私は安定したデッキが好きですが、来年は、全部の種類のデッキに勝てるようなデッキを頑張って作りたいと思います。

 この記事を楽しんでいただけたのなら幸いです。それでは、次の記事でお会いしましょう!

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 以上になります。お読みいただきありがとうございました。
 繰り返しになりますが、訳文に問題があるとすれば、大和さんや魔女さんではなく責任は翻訳した僕にあります。間違いなどあれば遠慮なくご指摘ください。
 記事を読む限り、今後も連載は続くそうなので、ぜひこれからの記事にも期待したいと思います。それにしても、60cardsの力の入れようはすごいですね。
60cards.net見て噴き出したのは今回が初めてだよ。

Y田さんとーしんさんY和さんときてろすぽよって……。

(※追記:なんか記事消えててワロタ)
■はじめに

 翻訳をやるとアクセスがすごいことになるのですが、今回は残念ながら翻訳ではありません。
 11月からの新環境は、キャッチャーがなくなったことで、「場を並べるようなデッキが活躍できる」としばしば言われます。今回は、ポケモンキャッチャーがリバースになった今の環境を考える上で、ポケモンキャッチャーが登場する以前の環境を見つめ直してみよう、というお話です。
 僕があまり詳しく知らないデッキのことにも触れるので、その時点のトップメタデッキを熟知している方は、何言ってんだこいつ、といった感じで読んでもらえれば。

■場を並べ、その後は?

 カメレアコロロというデッキから話を始めたいと思います。何度かこのブログでも名前が出ているデッキですが、2004年の前半期に猛威を奮った、カメックスex(PCG1)、レアコイル(ADV3)、エネコロロ(ADV1)という3枚のカードを用いたコンボデッキです。今のカメックスEXと同じような能力を持ったカメックスex、自分の場のエネぶんのダメージを飛ばすレアコイル、そして強力なドローエンジンのエネコロロの3枚によるこのコンボデッキは、ポケカ史上有数の美しい動きをするデッキでした。
 なぜこのデッキを例に出したかというと、この前後からネットの普及によりメタゲームが多少安定し始めていたこと(かつ、ネット上に記録がある程度残っていること)、そして何より、このデッキが典型的な場を並べる系のコンボデッキだからです。

 冒頭でも書きましたが、キャッチャーがなくなったことで、場を並べるようなデッキが活躍できるようになる、としばしば言われます。過去を見ても、それは恐らく間違っていません。
 問題は、場を並べるデッキばかりが環境に溢れたときです。カメレアコロロが圧倒的なデッキパワーをもって環境を制圧したときに、プレイヤーが直面した問題もそれでした。
 直後に大量のアンチカードが刷られたことでこの問題は一段落するのですが、それ以前はアンチカードもそこまでなく、カメレアコロロのミラーマッチが各所で多発していました。

■ミラーマッチとその戦略

 少し前に、デッキタイプに関するコラム(http://ukinins.diarynote.jp/201301261329404320/)を書いたことがあります。
 コンボデッキのミラーマッチの原則は、まず相手より先にコンボを完成させることです。アタッカーの数には(そしてもちろんサイド枚数にも)限りがあるため、先に殴りかかれば、相手より圧倒的優位に立てます。この点に限れば、何よりも構築とプレイを洗練させることが重要な課題となります。
 展開速度を上げるため、フレンドボール(相手の場にいるポケモンの色と同じ色のポケモンをサーチ)が入るようになったのも、ミラーマッチが多かった証左でしょう。

 ただ、この戦略には限界があります。相手より先にコンボを完成させるというのは、究極的には先手ゲーの様相さえ呈してくるからです。また、相手より先に殴った方が勝ち、というのでは、出遅れた場合に逆転の目がまったくなくなってしまいます。

 そこで取られたミラーマッチ戦略が、相手のコンボそのものを阻害してしまう、というものでした。ウツボット(e3)が代表例です。ポケパワーにリバース効果を内蔵したこの2進化は、一度立ててしまえば、相手ベンチのカメックスexを狙い撃ちにして、相手のコンボを根本から否定してしまうことができました。正面からのぶつかり合いを望む相手に、これは明らかに効果的です。
 これが、ベンチを並べるようなコンボデッキ環境の、ひとつの模範解答と言えるかもしれません。実はほとんど同じことが、この直前の2003年の秋にもありました。

 その環境では、みんな大好きレックウザex(ADV3)をバシャーモ(ADV1)で加速して戦う、バシャレックというデッキがトップメタに君臨していました。ベンチにバシャーモを置き、トラッシュから加速して旧レックウザexのドラゴンバーストで攻撃するスタイルは、今のレックビールととてもよく似ています(ポケカのデザイン班は良い仕事をしています)。
 果たして問題は、このミラーマッチをどうするか、という点にありました。レック先殴りゲーではどうしようもありません。
 そこで編み出された解答が、バシャーモexでした。同じアチャモから進化する、2進化のexです。4エネで持っていたワザは、炎エネを2枚トラッシュして、相手の場1体に100ダメージ。狙撃ワザなので相手がベンチにいても関係ありません。そして無印バシャーモも旧レックウザexも、HPはぴったり100なのでした。
 同じ進化ラインのこの2種のバシャーモを、これまた傑作の進化ライン、バシャーモ3枚バシャーモex2枚という2進化5枚にした構築が、事実上この環境を制しました。
 この進化ラインの優れたところは、ほとんどの人がレックウザによる大艦巨砲主義デッキだと思っていたこのバシャレックから、レックを減らし、そして2進化を5枚搭載して攻撃の軸を2つ据えたことです。これによりミラーマッチに強くなっただけでなく、ベンチ攻撃の強さを改めて認識させたデッキでもありました。

 余談ですが、このあたりのことは、3~4年前の環境でガブレンがなぜ強かったかの説明にもなります。周りがベンチを並べる動きをベースに作られているのに、そこだけ一方的にベンチ狙撃能力を持っていたら、お話にならないのは誰でもわかります。

■おわりに

 ここまでつらつらと、場を並べる系のコンボデッキと、そのミラーマッチについて書いてきました。場を並べるというのはポケカの基本の動きですが、それひとつ取ってみても、色々な駆け引きがあることがわかります。
 ポケカの歴史にコンボデッキは多いですが、しかしすべてが場を並べるコンボというわけでもありません。ロックデッキや、攻撃の軸をずらしたデッキ、はたまた正面衝突の殴り合いの細かいテクニックまで、キャッチャーのなかった環境からは、学べることがたくさんあります。
 そこまで行くと話が長くなりすぎるので、今回はひとまず、ここまでということで。もしかしたら続くかもしれません。

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 上とはまったく関係のない話ですが、将棋の竜王戦の中継ブログにポケモンが……w
ttp://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2013/10/post-9a90.html
 共催が竜王戦と同じなんですね。でもそれポケカじゃないと思うよ!?
 今回は新ルール先取り大会になります!
 先攻1ターン目攻撃不可、ポケモンキャッチャーのテキスト変更を、どちらも適用して行います。

 以下うきにん杯ブログからのコピペです。

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日時:10月27日(日曜日)
時間:9:00~17:00(9:00開場、9:30~10:00参加受付)
場所:札幌市中央区民センター、創造の部屋(SIPと掲示されてるかもしれません)
参加費: 300円
持ち物:レギュレーションに沿ったデッキ、筆記用具、ダメカン、ダイス等。

・会場へのアクセスは各自ご確認願います。
・駐車場は中央区役所(区民センター向かい)の駐車場を利用できますが、駐車可能台数には限りがありますので、公共交通機関の利用を推奨しています。


■進行スケジュール

・09:00~ 開場
・09:30~10:00 大会受付
・10:10~10:40 1回戦 
・10:50~11:20 2回戦 
・11:30~12:00 3回戦 
・12:00~13:00 昼休憩 
・13:00~13:30 4回戦 
・13:40~14:10 5回戦
・14:20~15:50 決勝トーナメント
・16:00~      表彰式+ランダム賞

※あくまで目安であり、対戦の進行状況次第で若干前後する可能性があります。


■レギュレーション

デッキ枚数とサイド:オープン60枚。サイド6枚戦。
使用可能カード:BWシリーズ以降。および、BW初弾以降に販売(配布)された構築済みデッキやプロモーションカード。再録カードやシリーズ区分についてはトレーナーズウェブサイト内「デッキに入れることのできるカードについて」(ttp://www.pokemon-card.com/event/regulation/#bw)をご参照ください。
大会形式:スイスドロー。勝ち点は勝利(3)、敗北(0)。
試合時間:30分。

※大会全般について
・全対戦終了時の勝ち点が同点の場合、OMWPによって順位を算出します。OMWPも同じ場合、スコアシートに記入していただくサイドの数の差(取ったサイドから取られたサイドを引いた数字の大きさ)で順位の上下を決定します。
・カテゴリA&B入り交ざっての大会です(オープン)。カテゴリAのプレイヤーには、同カテゴリプレイヤー間の順位に応じて賞品を分配する予定です。
・「終了コール時のプレイヤー」の番までを制限時間内とします。その際、対戦終了のコールから1分を経過した時点で、自動的にそのプレイヤーの番が終了となります(ワザの宣言前であっても、1分を経過した時点で対戦終了となります)。ポケモンチェック中に終了コールがあった場合は、その時点で対戦終了となります。
・対戦終了時にサイド枚数が同じ場合、延長戦(対戦終了時点の状態から対戦を再開し、サイドを先に1枚取ったプレイヤーの勝利)で勝敗を決定します。
・その他、大会やルールに関する規定は原則として、公式ルールおよびフロアルールに従います。

■その他
・円滑なプレイの運行を妨げる可能性がありますので、外国語カードの使用は禁止しています。ご了承ください。サインドカードの使用はカードのテキストが判読できれば問題ありません。
・大会を通じてデッキの変更や枚数調整はできません。
・非公認大会となります。だいすきクラブ等には反映されませんのでご了承ください。
・大会についてのお問い合わせは、おでこ:kya_odecosa_nあっとyahoo.co.jp(PCメール。あっとを記号へ変更してください)まで。

・上記の進行スケジュール、レギュレーションは変更される場合があります。その場合はここで告知しますので、参加予定の方は定期的にご確認願います。

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 ご参加お待ちしています!
【デッキリスト】第33回うきにん杯トップ3デッキ
【デッキリスト】第33回うきにん杯トップ3デッキ
【デッキリスト】第33回うきにん杯トップ3デッキ
(大会の簡易報告はhttp://sipcup.diarynote.jp/201310292023573922/にあります)
 順位、プレイヤー名(敬称略)、デッキは上から画像の順番に対応しています。

1st Place:しらさぎ(シビビール/レックウザ/レックウザEX)

2nd Place:ブラマソ(シビビール/レックウザEX/ビクティニ)

3rd Place:かなこぉ↑↑(カメックス/ケルディオEX/ブラックキュレムEX)

 デッキリスト公開を快く承諾して下さった方々に感謝申し上げます。
3 ゼニガメ
3 カメックス
3 ケルディオEX
2 スイクン
2 ゲノセクトEX
1 キュレムEX(K+K)
1 ジラーチEX

4 アララギ博士
4 フウロ
3 N
2 アクロマ
2 トロピカルビーチ

4 ふしぎなアメ
4 ハイパーボール
3 スーパーエネルギー回収
1 レベルボール
1 ツールスクラッパー
1 パソコン通信

12 水エネルギー
4 プラズマエネルギー

 今回のうきにん杯でアルク先生に使ってもらったデッキです。キャッチャー能力がひたすらに強いため、それを使えるようなデッキにするというコンセプトで作ったデッキでした。
 細部の解説は省きますが、とりあえず相手ベンチのジラーチEXでサイド2枚を計算する動きを見越しています。キュレムEXの採用はメタゲームの2周ぐらい先を見過ぎでした。
 流行りのレックビールに対しては構造的に有利はつかないのですが、他のデッキにはけっこう戦える(はずの)デッキです。
 新環境叩き台として、ひとまずブログに残しておきます。

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