【翻訳】ポルトガルのポケモンカード
2013年6月6日コメント (2) 今回はSixPrizesから。ご存知の方も多いかもしれませんが、昨年度のWCSマスター優勝者は、ポルトガルのプレイヤー、イゴール・コスタでした。とはいえ、ポルトガルのポケカってどんな感じなのでしょう。
この記事は、そのポルトガルで、ポケカはどんな風にプレイされているのか、という興味深いお話です。
地方に住んでいる人も、大きな大会に出ている人も、ぜひ読んでもらいたい本当に良い記事だと思います。
なお、訳語の至らなさや誤訳の責任は、すべて僕うきにんに属します。
(今回も例によって無許可翻訳なので、何かあればすぐに削除します)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
The Pokemon TCG in Portugal
by Bernardo Dias
Friday, April 19, 2013
ttp://www.sixprizes.com/2013/04/19/the-pokemon-tcg-in-portugal/
やあ! 僕の名前はベルナルド・ディアス。今日はいつもと違った記事をお届けしたいと思ってる。ここポルトガルでポケカの持つ力について、トーナメントや遊び方と絡めながら迫ってみたいんだ。それから、僕たちのポケカコミュニティやローカルなメタゲームがどういうふうに動いているのかも、説明してみるつもりでいる。
まずはともかく、ポルトガルについて話してみよう。
ポルトガルはヨーロッパの南西の端にある国だ。ここ最近の経済危機の渦中にあってもなお、この国には多くのものがある。
僕たちの国は、世界史の上での大きな役割で知られている。アジア人とヨーロッパ人とを結びつけ、世界の半分を発見し、他の国と有効な関係を保ち続け、科学的な調査の発展にも大きく寄与した。それから目立つのは……サッカーだね。最高の監督と最高のプレイヤーだと言われたことのある、モウリーニョとクリスティアーノ・ロナウドがいるから。それに最近では、ポケカの世界チャンピオンがいる。イゴール・コスタだ。
「でもさ、どうして他の誰かじゃなくて、あんたが書いてるんだ? ポルトガルのポケカコミュニティのために、これまで何か成し遂げてきたのか?」 うーん、プレイヤーとしての自分のキャリアについては、話せるようなことはあんまりない。一番輝いてたのは2009-2010と2010-2011シーズンだけど、自分はいつも裏方に徹していて(たとえばウェブ上で)、もっとたくさんの人がこのゲームに加わってくれるように色々やってきた。そうしてその中には、あっという間に僕を追い越していくプレイヤーもいた。
それでも、それこそが僕が追い求めている状況なんだ。ポケカにかける僕の想いは以前よりずっと大きくなってる。とはいえまあ、まずはトピックから外れる部分を先に説明しておいた方が、わかりやすくなるとは思う。
▼情報を広めるという問題
ここポルトガルでは、ポケカはいつも情報を広めることについての問題を抱えている。でも一方では、その問題はどんな場所にだってあるものだ。それでも、公式トーナメントが実際に存在していることを知っているファンの数があまりに少なかったせいで、ここでは公式トーナメントが開かれることはありえないだろうと、僕らはいつも言っていた。
このゲームが好きなのに結局やめてしまうような子どもたちにとっては、これは特に難しい問題になる。というのは、子どもたちは、ポケカには自分の友達と対戦することより先はないと思ってしまうからだ。不幸にも、子どもたちが公式トーナメントの存在に気づくためには、友達か家族の誰かから教えてもらうほかない。
▼トーナメント
あらゆる大会があるわけではないけれど、以前よりは、はるかにたくさんの大会が開かれている。正直に言えば、十分な数がある。昔を思い出すよ。もしポケカをやりたくなったら、あちこち巡るっていう選択肢を取っていた頃を。大会に出るために、国内じゅうを、だ。今では大会の数が国全体で増えているし、プレイヤーだけでなく主催者の側も、このゲームを国内で広く知ってもらおうと、とても力を注いでいる。
大会の仕組みについて言えば、(幸運にも)ここ数年来、少し変わってきた。かつて僕たちの大会は、国別大会(や都市別や州別)のようなものを除けば、大きなものでも参加者はそれぞれの年齢枠で15から20人がやっとだった(とはいえ、実際は年齢枠は問題にならなかった。ジュニアとシニアはほぼ存在しなかったからだ)。そして、だからこそ大会自体はあっという間に終わっていた。
つまるところ、多くてもスイスラウンドは4回戦がやっと、というわけだった。いまでも多くの国ではこれが現実なのだと僕は知っている。それでも僕たちにとっては幸運なことに、全体としてプレイヤー数が増えてきて、大会の仕組みを大きな国と少しは似せて作れるようになってきた。
今では、ほとんどの「大規模大会」では、スイス5回戦より少なくなることはない。スイスラウンドの後には、少なくとも上位4人でトーナメントを行う。この変化のおかげで、僕たちが大会を見る目は大きく変わってきた。そうそう、実際に違いがあるんだよ。僕たちのスイスラウンドでは、上位4人のトーナメントを続けて行うけれど、それに加えて、全部のマッチを3ゲーム制でやるんだ。その方が公正でバランスのとれた大会になるからね。
▼コミュニティ
上で言ったように、かつては大抵の大会で参加者が20人を越えることはなかった。だから国全体では(ジュニアとシニアも含め)、コミュニティの人数は60から70人ぐらいだった。でも状況は変わり、今ではその数字は増えてきた(劇的にではないけれど、十分に、だ)。
僕たちはこれまで(そして今も)、親密で、しっかりしたグループだ。おかしな状況に直面したらいつも自分たちの身を守り、常にお互いに助け合い、新しいメンバーを腕を広げて迎え入れる。他のプレイヤーが、このゲームを続けていく希望をもっと見いだせるように。
それに、誰かがこの国からもっと大きなところへ挑むたびに(たとえば……世界大会とか)、みんなでそのプレイヤーを応援し、心をひとつにしてベストを祈る。
今では、これこそ僕がポルトガルのプレイヤーとして一番誇りに思っていることだ。僕たちの親密で家族みたいなコミュニティが、メンバーや、プレイする意義や、それからこのゲームがさらに発展してほしいという願いを繋ぎとめている、ということが。
▼ポルトガルのメタゲーム
さて真面目な内容に移ろう。実際のところ、僕たちは世界的に流行ってるメタゲームをたいていはフォローしている。ただし……僕達はやたら「いじった」デッキにしがちなことを除けば、だけど。一般的な構築をなぞりつつも、弱い部分を「いじって」安定性を高めたり、あるいは火力を増やしたようなトップメタデッキを見かけるというのも、よくあることだ。
事実、SP時代は、いじったバージョンでなくて普通のバージョンのデッキが優勝するというのは珍しいことだった。
それに、僕たちは狂ったアイディアが好きだ(たとえばシンボラー単。その名前を聞くよりも前から、ここでは僕の友だちがずっと使ってた〔訳注。シンボラー単は原文ではQuad Sigilyph〕)。それからいつも素晴らしいなと思うのは、この国の一番強いプレイヤーたちが、新しいことに挑むのを恐れず、ときにはそれで勝利を掴んでしまうのを見るときだね。
こんな奇妙な「メタゲーム」は、大会でプレイするのをもっと楽しくしてくれる。対戦が始まっても、対戦相手がいったい何を使ってくるのか、まるで見当がつかないんだから。
▼最近のできごと
もうほとんどの人が知っているとは思うけど、去年、イゴール・コスタが世界チャンピオンのタイトルを取った。そして……たくさんのことが変わった。一連の変化は直接には目に見えにくいけれど、そこから何が変わったのか、その全体を見ようとすれば、この勝利がこのゲームのあり方をまったく違ったものにしてくれたのが理解できると思う。
(決勝トーナメントがストリーミング中継されるって聞いたときのことを思い出すよ。「へえ、いいね」って感じだったけど、まさか僕の友だちが優勝するのを見ることになろうとは思いもよらなかった。その日のあいだじゅう、ここではほとんどのプレイヤーがハラハラしながら試合を見守ってたんだ。イゴールが予選の遥か先に行って、決勝まで進んでいることに驚きながら)
まず言っておくべきだけど、イゴールは素晴らしいプレイヤーだ(国内チャンピオンを4回も取ってるんだよ)。そして同時に、ここポルトガルの中では、誰かが助けを必要とすればいつでも応じてくれる、とても協力的なプレイヤーでもあるんだ。
テレビのインタビューの中で(そう、ここではそれだけすごいことだったんだぜ)、イゴールは最初に、自分がどれほど自分の国を誇りに思っているかを話した。それから、友だちとコミュニティのみんなに感謝を述べた。僕たちはみんな自分自身を誇りに思ったし、今ではこのゲームで、世界中どこにだって行けるんだと思えるようになった。
イゴールは誰よりも一生懸命に練習する。彼が成し遂げたことは、すべて彼自身の手によるものだ。彼は、コミュニティが自分にどれだけ貢献してくれているかをよく理解しているし、自分自身のことを、ただの恐るべきプレイヤーではなくて、ポルトガルの賞金首みたいに考えている。そうやって、周囲のみんなが実力をつけられるように、そして目標を再び作れるようにしてくれているんだ。
テレビのインタビューに限らず、僕たちが、何かで一番になって夢を現実にできるんだと世界的に知られていくにつれて、このゲームのやる気を失いつつあったプレイヤーの間でさえも、火花が燃え上がった。
僕たちのことは、国内では広く知られるようになった。ゆっくりとだけどフェイスブックのグループができ、長らく忘れられていたフォーラムにも色々な人が参加し始めた。「やればできるんだ」とみんなが思うようになるにつれ、ゲームそのものの競技レベルは上がってきた。それに、イゴールを倒せばすごい偉業だってことになった。
▼未来への展望
上でも言ったけれど、今ではコミュニティがいくつかに分かれてもなお、それ自体は以前よりずっと強固になっている。それだけでなく、大会が前にもまして頻繁に行われるようになったおかげで、他のプレイヤーに負けてなるものかと、健全な競争の感覚がもたらされている。
去年のハワイでの出来事は、ここでのポケカのありかたをがらりと変えてくれた。これ以上の満足はないだろうね。かつてのポルトガルの様子がどんな感じだったか、そして今はどんな風なのかを、あなたに伝えることができてとてもうれしく思う。僕たちは今年も、タイトルを守り通すつもりだ。
普段とは違うこの記事を、どうか気に入ってもらえることを願っているよ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
以上になります。いちプレイヤーとして、実は読みながらけっこう感動してしまいました。
原文には写真もあるので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。
この記事は、そのポルトガルで、ポケカはどんな風にプレイされているのか、という興味深いお話です。
地方に住んでいる人も、大きな大会に出ている人も、ぜひ読んでもらいたい本当に良い記事だと思います。
なお、訳語の至らなさや誤訳の責任は、すべて僕うきにんに属します。
(今回も例によって無許可翻訳なので、何かあればすぐに削除します)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
The Pokemon TCG in Portugal
by Bernardo Dias
Friday, April 19, 2013
ttp://www.sixprizes.com/2013/04/19/the-pokemon-tcg-in-portugal/
やあ! 僕の名前はベルナルド・ディアス。今日はいつもと違った記事をお届けしたいと思ってる。ここポルトガルでポケカの持つ力について、トーナメントや遊び方と絡めながら迫ってみたいんだ。それから、僕たちのポケカコミュニティやローカルなメタゲームがどういうふうに動いているのかも、説明してみるつもりでいる。
まずはともかく、ポルトガルについて話してみよう。
ポルトガルはヨーロッパの南西の端にある国だ。ここ最近の経済危機の渦中にあってもなお、この国には多くのものがある。
僕たちの国は、世界史の上での大きな役割で知られている。アジア人とヨーロッパ人とを結びつけ、世界の半分を発見し、他の国と有効な関係を保ち続け、科学的な調査の発展にも大きく寄与した。それから目立つのは……サッカーだね。最高の監督と最高のプレイヤーだと言われたことのある、モウリーニョとクリスティアーノ・ロナウドがいるから。それに最近では、ポケカの世界チャンピオンがいる。イゴール・コスタだ。
「でもさ、どうして他の誰かじゃなくて、あんたが書いてるんだ? ポルトガルのポケカコミュニティのために、これまで何か成し遂げてきたのか?」 うーん、プレイヤーとしての自分のキャリアについては、話せるようなことはあんまりない。一番輝いてたのは2009-2010と2010-2011シーズンだけど、自分はいつも裏方に徹していて(たとえばウェブ上で)、もっとたくさんの人がこのゲームに加わってくれるように色々やってきた。そうしてその中には、あっという間に僕を追い越していくプレイヤーもいた。
それでも、それこそが僕が追い求めている状況なんだ。ポケカにかける僕の想いは以前よりずっと大きくなってる。とはいえまあ、まずはトピックから外れる部分を先に説明しておいた方が、わかりやすくなるとは思う。
▼情報を広めるという問題
ここポルトガルでは、ポケカはいつも情報を広めることについての問題を抱えている。でも一方では、その問題はどんな場所にだってあるものだ。それでも、公式トーナメントが実際に存在していることを知っているファンの数があまりに少なかったせいで、ここでは公式トーナメントが開かれることはありえないだろうと、僕らはいつも言っていた。
このゲームが好きなのに結局やめてしまうような子どもたちにとっては、これは特に難しい問題になる。というのは、子どもたちは、ポケカには自分の友達と対戦することより先はないと思ってしまうからだ。不幸にも、子どもたちが公式トーナメントの存在に気づくためには、友達か家族の誰かから教えてもらうほかない。
▼トーナメント
あらゆる大会があるわけではないけれど、以前よりは、はるかにたくさんの大会が開かれている。正直に言えば、十分な数がある。昔を思い出すよ。もしポケカをやりたくなったら、あちこち巡るっていう選択肢を取っていた頃を。大会に出るために、国内じゅうを、だ。今では大会の数が国全体で増えているし、プレイヤーだけでなく主催者の側も、このゲームを国内で広く知ってもらおうと、とても力を注いでいる。
大会の仕組みについて言えば、(幸運にも)ここ数年来、少し変わってきた。かつて僕たちの大会は、国別大会(や都市別や州別)のようなものを除けば、大きなものでも参加者はそれぞれの年齢枠で15から20人がやっとだった(とはいえ、実際は年齢枠は問題にならなかった。ジュニアとシニアはほぼ存在しなかったからだ)。そして、だからこそ大会自体はあっという間に終わっていた。
つまるところ、多くてもスイスラウンドは4回戦がやっと、というわけだった。いまでも多くの国ではこれが現実なのだと僕は知っている。それでも僕たちにとっては幸運なことに、全体としてプレイヤー数が増えてきて、大会の仕組みを大きな国と少しは似せて作れるようになってきた。
今では、ほとんどの「大規模大会」では、スイス5回戦より少なくなることはない。スイスラウンドの後には、少なくとも上位4人でトーナメントを行う。この変化のおかげで、僕たちが大会を見る目は大きく変わってきた。そうそう、実際に違いがあるんだよ。僕たちのスイスラウンドでは、上位4人のトーナメントを続けて行うけれど、それに加えて、全部のマッチを3ゲーム制でやるんだ。その方が公正でバランスのとれた大会になるからね。
▼コミュニティ
上で言ったように、かつては大抵の大会で参加者が20人を越えることはなかった。だから国全体では(ジュニアとシニアも含め)、コミュニティの人数は60から70人ぐらいだった。でも状況は変わり、今ではその数字は増えてきた(劇的にではないけれど、十分に、だ)。
僕たちはこれまで(そして今も)、親密で、しっかりしたグループだ。おかしな状況に直面したらいつも自分たちの身を守り、常にお互いに助け合い、新しいメンバーを腕を広げて迎え入れる。他のプレイヤーが、このゲームを続けていく希望をもっと見いだせるように。
それに、誰かがこの国からもっと大きなところへ挑むたびに(たとえば……世界大会とか)、みんなでそのプレイヤーを応援し、心をひとつにしてベストを祈る。
今では、これこそ僕がポルトガルのプレイヤーとして一番誇りに思っていることだ。僕たちの親密で家族みたいなコミュニティが、メンバーや、プレイする意義や、それからこのゲームがさらに発展してほしいという願いを繋ぎとめている、ということが。
▼ポルトガルのメタゲーム
さて真面目な内容に移ろう。実際のところ、僕たちは世界的に流行ってるメタゲームをたいていはフォローしている。ただし……僕達はやたら「いじった」デッキにしがちなことを除けば、だけど。一般的な構築をなぞりつつも、弱い部分を「いじって」安定性を高めたり、あるいは火力を増やしたようなトップメタデッキを見かけるというのも、よくあることだ。
事実、SP時代は、いじったバージョンでなくて普通のバージョンのデッキが優勝するというのは珍しいことだった。
それに、僕たちは狂ったアイディアが好きだ(たとえばシンボラー単。その名前を聞くよりも前から、ここでは僕の友だちがずっと使ってた〔訳注。シンボラー単は原文ではQuad Sigilyph〕)。それからいつも素晴らしいなと思うのは、この国の一番強いプレイヤーたちが、新しいことに挑むのを恐れず、ときにはそれで勝利を掴んでしまうのを見るときだね。
こんな奇妙な「メタゲーム」は、大会でプレイするのをもっと楽しくしてくれる。対戦が始まっても、対戦相手がいったい何を使ってくるのか、まるで見当がつかないんだから。
▼最近のできごと
もうほとんどの人が知っているとは思うけど、去年、イゴール・コスタが世界チャンピオンのタイトルを取った。そして……たくさんのことが変わった。一連の変化は直接には目に見えにくいけれど、そこから何が変わったのか、その全体を見ようとすれば、この勝利がこのゲームのあり方をまったく違ったものにしてくれたのが理解できると思う。
(決勝トーナメントがストリーミング中継されるって聞いたときのことを思い出すよ。「へえ、いいね」って感じだったけど、まさか僕の友だちが優勝するのを見ることになろうとは思いもよらなかった。その日のあいだじゅう、ここではほとんどのプレイヤーがハラハラしながら試合を見守ってたんだ。イゴールが予選の遥か先に行って、決勝まで進んでいることに驚きながら)
まず言っておくべきだけど、イゴールは素晴らしいプレイヤーだ(国内チャンピオンを4回も取ってるんだよ)。そして同時に、ここポルトガルの中では、誰かが助けを必要とすればいつでも応じてくれる、とても協力的なプレイヤーでもあるんだ。
テレビのインタビューの中で(そう、ここではそれだけすごいことだったんだぜ)、イゴールは最初に、自分がどれほど自分の国を誇りに思っているかを話した。それから、友だちとコミュニティのみんなに感謝を述べた。僕たちはみんな自分自身を誇りに思ったし、今ではこのゲームで、世界中どこにだって行けるんだと思えるようになった。
イゴールは誰よりも一生懸命に練習する。彼が成し遂げたことは、すべて彼自身の手によるものだ。彼は、コミュニティが自分にどれだけ貢献してくれているかをよく理解しているし、自分自身のことを、ただの恐るべきプレイヤーではなくて、ポルトガルの賞金首みたいに考えている。そうやって、周囲のみんなが実力をつけられるように、そして目標を再び作れるようにしてくれているんだ。
テレビのインタビューに限らず、僕たちが、何かで一番になって夢を現実にできるんだと世界的に知られていくにつれて、このゲームのやる気を失いつつあったプレイヤーの間でさえも、火花が燃え上がった。
僕たちのことは、国内では広く知られるようになった。ゆっくりとだけどフェイスブックのグループができ、長らく忘れられていたフォーラムにも色々な人が参加し始めた。「やればできるんだ」とみんなが思うようになるにつれ、ゲームそのものの競技レベルは上がってきた。それに、イゴールを倒せばすごい偉業だってことになった。
▼未来への展望
上でも言ったけれど、今ではコミュニティがいくつかに分かれてもなお、それ自体は以前よりずっと強固になっている。それだけでなく、大会が前にもまして頻繁に行われるようになったおかげで、他のプレイヤーに負けてなるものかと、健全な競争の感覚がもたらされている。
去年のハワイでの出来事は、ここでのポケカのありかたをがらりと変えてくれた。これ以上の満足はないだろうね。かつてのポルトガルの様子がどんな感じだったか、そして今はどんな風なのかを、あなたに伝えることができてとてもうれしく思う。僕たちは今年も、タイトルを守り通すつもりだ。
普段とは違うこの記事を、どうか気に入ってもらえることを願っているよ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
以上になります。いちプレイヤーとして、実は読みながらけっこう感動してしまいました。
原文には写真もあるので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。
というわけで北大ポケモン同好会さんのブースにお邪魔してきました。元々うきにん杯のビラ撒き目的だったのでデッキさえ持っていかなかったのですが、NLNLさんからのデッキレンタルのご好意に甘え参加。EXのSRが賞品なのは大盤振る舞いです。
その後は触ったことのなかった3DSでシングル対戦をやらせてもらったり、お絵描きしてみたり。クリアファイルで公開されてる他の人の絵のレベルがやばすぎです。何となくキレイハナを描いてきましたが、ネタにもならない代物なので若干後悔。でもあのお絵描きファイルは一見の価値ありです。
それにしても、お祭りそのものは尋常じゃない人出でした。まるで春がスキップされて夏が来たような天気。
その後は触ったことのなかった3DSでシングル対戦をやらせてもらったり、お絵描きしてみたり。クリアファイルで公開されてる他の人の絵のレベルがやばすぎです。何となくキレイハナを描いてきましたが、ネタにもならない代物なので若干後悔。でもあのお絵描きファイルは一見の価値ありです。
それにしても、お祭りそのものは尋常じゃない人出でした。まるで春がスキップされて夏が来たような天気。
第29回うきにん杯
2013年6月16日 今回も参加者。そして予選×○○○○から決勝トーナメント勝ち抜けてまさかの優勝。自分が大会名になってる大会優勝するのって恥ずかしすぎるような……まあ名前変えたの僕じゃないんだけど。
例によって上位デッキに載りますが、デッキはまたプラズマ。プラズマについては思うことがいっぱいあるのですが、他デッキ作れるほどの持ち合わせのカードもないのでマイナーチェンジを続けています。
今回も30人を越える方に来ていただきました。対戦いただいた方を含め、本当にありがとうございました。会場の部屋がかなり暑かったので、ジュニアの子が体調を崩したら申し訳ないと気が気でなかったのですが、むしろ僕の方が暑さに参ってました。次回はピンポイントで曇りの日あたりを期待したいところです。
例によって上位デッキに載りますが、デッキはまたプラズマ。プラズマについては思うことがいっぱいあるのですが、他デッキ作れるほどの持ち合わせのカードもないのでマイナーチェンジを続けています。
今回も30人を越える方に来ていただきました。対戦いただいた方を含め、本当にありがとうございました。会場の部屋がかなり暑かったので、ジュニアの子が体調を崩したら申し訳ないと気が気でなかったのですが、むしろ僕の方が暑さに参ってました。次回はピンポイントで曇りの日あたりを期待したいところです。
【デッキリスト】第29回うきにん杯トップ3デッキ
2013年6月16日
(大会の簡易報告はhttp://sipcup.diarynote.jp/201306162111107301/にあります)
順位、プレイヤー名(敬称略)、デッキは上から画像の順番に対応しています。
1st Place:うきにん(デオキシスEX/キュレム/ボルトロスEX)
2nd Place:パルフェ(ダークライEX/ヤミラミ/アブソル)
3rd Place:ぺけ(ビリジオンEX/ゲノセクトEX/ミュウツーEX/バッフロン)
デッキリスト公開を快く承諾して下さった方々に感謝申し上げます。
順位、プレイヤー名(敬称略)、デッキは上から画像の順番に対応しています。
1st Place:うきにん(デオキシスEX/キュレム/ボルトロスEX)
2nd Place:パルフェ(ダークライEX/ヤミラミ/アブソル)
3rd Place:ぺけ(ビリジオンEX/ゲノセクトEX/ミュウツーEX/バッフロン)
デッキリスト公開を快く承諾して下さった方々に感謝申し上げます。
しんいちパパさんの日記を見て
2013年6月26日コメント (6) 日本でアンケートを実施すると、選択肢に「はい・どちらでもない・いいえ」とあれば、ほとんどの回答が真ん中に集まるという話を思い出しました。
あるいは上級者です宣言をして他人に笑われる(叩かれる)リスクをどれだけ取れるのか、という問題でもあるのでしょうけれど。
とりあえず僕は自分を上級者だと思うことにします。
あるいは上級者です宣言をして他人に笑われる(叩かれる)リスクをどれだけ取れるのか、という問題でもあるのでしょうけれど。
とりあえず僕は自分を上級者だと思うことにします。