ポケカ英訳警察シリーズまとめ その1
2017年8月6日 ポケモンカードゲーム コメント (11)
情報社会の最後尾をひた走るうきにんさんも先日からついにツイッターとやらを始めたのですが、
デッキやカードとかの情報をつぶやくかわりに、
ポケカが外国語版に訳されたときにどういう変化が起きているのか、というのをたまに一人で追いかけるネタをやっています。
ポケカのテキストの多くは、もちろんゲームをベースにしています。
が、中にはポケカオリジナルのワザやとくせいも多々あり、そういった言葉はゲームの英訳がベースにないぶん、オリジナルな興味深い英訳になっていることも多いのです。
以下、ツイッターでたまにつぶやいているものの一部をまとめてみました。
英語苦手、という方も少なくないかもしれませんが、
単純に読み物として楽しんでいただければと思います。
【ドヒドイデGX(SM1+) / Toxapex GX(Gurdians Rising)】
SMシリーズの中でも相当ヘンテコなワザ名を持つドヒドイデGX。
カードオリジナルテキストのワザ名「げきヤバ」とか「ドシェルター」とか、日本語のお遊びが過ぎて、もはや英語に訳しようがないように見えます。
現に「げきヤバポイズン」はお遊び感を諦めた雰囲気も出ていて、
英訳も、"Super Intense Poison"
"intense"は「強烈な」とか「激しい」の意味なので、直訳すると「すごく激しい毒」。意味はそのままでも、げきヤバのようなスラング感は出ていません。
さすがに言葉の感覚までは、なかなか訳しようがないのです。
そしてGXワザの「ドシェルターGX」。
英訳は、"Total Shelter GX"。
意味もそのままトータル=完全なシェルターなので、言葉遊び感はぜんぜん無い……ように見えるのですが、
ドヒドイデのドシェルター
ToxapexのTotal Shelter
と、実は英訳でも、日本語同様に単語の頭の音が同じ=頭韻を踏んでいるのです。
英訳しようがない言葉でも、原文の味を少しでも残す。これも翻訳のワザですね。
(ちなみにですが、totalにはスラング的な意味もあって、totalやtotallyで「すごい」「やばい」的な若者言葉としても使われます。このワザの英訳にはこの単語がぴったりだったわけですね)
【ニンフィアGX(SM1+) / Sylveon GX (Gurdians Rising)】
ちょっと不思議な名前のGXワザを持つニンフィア。何気なく見ていましたが、よく考えたら、プリエールって何のことなんでしょう。
プリエールはおそらくフランス語の"priere"という単語から引っ張ってきたワザ名で、意味は「祈り」。
なんとも美しいワザ名ですね。英語だと"pray"という単語に該当します(遊ぶを意味するplayとは違う語なので注意!)。
しかしながらこのワザ名、英語では、"priere"とも"pray"とも訳されていません。
英訳は"Plea GX"。
なんか同じPで始まるし音も似ているような……?
もしかしたら音の近さ(同じPで始まる)のは英訳語として選んだ理由のひとつかもしれません。でも実はぜんぜん別の単語です。
"plea"の意味は「嘆願」や「申し立て」。
「祈り」の美しさに比べると、ちょっと泥臭い感じが出ているような気もしますね。
では、日本語のワザ名がフランス語由来なら、
フランス語版のニンフィアGXのワザ名は?というと、
ワザ名は、"Supplique GX"となっています。なんじゃそりゃ……と思いつつ、意味を引くと「嘆願」や「申し立て」。
つまり英訳と同じ意味になっているのです。日本語ワザ名の意味も語感も、ここには残っていません。
日本語版の「祈り」もなかなかに美しい気もするのですが……。
嘆願するニンフィアGX。このカードを使うときは、こんな外国語ネタも思い出してみてください。
【イベルタル(XY8) / Yveltal (BREAKthorough)】
たまにポケカのテキストには、カタカナでは意味のわからない単語が登場します。
よく見かける単語だけど意味ってなんだろう……そのひとつが、イベルタルの持つとくせい「フライトナイト」ではないでしょうか。
フライトってあの飛行機のフライトでしょ?と思いがちですが、
実はワザ名は"fright"という単語から来ていて、意味は「恐怖」。飛行のフライトとは別の、けっこう難しめの単語です。
なんで意味のよくわからない単語をとくせい名にしたんだろう、と思ってしまいそうですが、
実は「フライトナイト」という同タイトルの映画が過去に存在しているのです……気になる人はぐぐってorウィキってみてください(僕は観たことがありませんが)。
なので英訳ももちろん、そのまま"Fright Night"。その映画のタイトルのままです。
このとくせい名、お遊びにしか見えませんよね。だいたいお遊びネーミングは英訳で変えられてしまうのですが、お遊びネーミングなのに日本語名と英語名が同じという稀有な例なのでした。
(ちなみに"fright night"で検索するとほぼ映画のほうしか出てきません)
【シャンデラ(XY11) / Chandelure (BREAKpoint)】
ワザ名から浮かんでくるイメージというものがあります。
シャンデラの持つワザ「デッドストック」。カタカナ語で、「売れ残り在庫」の意味として使われる単語です。
トラッシュに落ちているサポートの数だけダメージを与えるので、デッド=死んでしまった在庫カードたち、というイメージでしょうか。
「デッドストック」は直訳すると"dead stock"なのですが、
しかし、実際の英訳名は違っています。
実際の英訳ワザ名は"Past Friends"。
"past"は「過去の」なので、英語でのワザ名を訳すと「かつての友人たち」。
サポートカードはみんな友人たち。「デッドストック」とはワザのイメージがぜんぜん違ってきますね。
「デッドストック」と"Past Friends"。なんとなく後者のほうがいいなあ……と思うのは僕だけでしょうか。
余談ですが、直訳の"dead stock"の意味を検索してみると、「屠殺された家畜(イギリス英語)」というのも出てきます。
これでは、ポケモンのイメージにそぐわない、と判断されても不思議はないですよね。
ポケカでは、「死」を意味する(イメージさせる)単語は、英訳の際に避けられている印象があります。
そのあたりの話は、また次回以降も触れてみたいと思います。
デッキやカードとかの情報をつぶやくかわりに、
ポケカが外国語版に訳されたときにどういう変化が起きているのか、というのをたまに一人で追いかけるネタをやっています。
ポケカのテキストの多くは、もちろんゲームをベースにしています。
が、中にはポケカオリジナルのワザやとくせいも多々あり、そういった言葉はゲームの英訳がベースにないぶん、オリジナルな興味深い英訳になっていることも多いのです。
以下、ツイッターでたまにつぶやいているものの一部をまとめてみました。
英語苦手、という方も少なくないかもしれませんが、
単純に読み物として楽しんでいただければと思います。
【ドヒドイデGX(SM1+) / Toxapex GX(Gurdians Rising)】
SMシリーズの中でも相当ヘンテコなワザ名を持つドヒドイデGX。
カードオリジナルテキストのワザ名「げきヤバ」とか「ドシェルター」とか、日本語のお遊びが過ぎて、もはや英語に訳しようがないように見えます。
現に「げきヤバポイズン」はお遊び感を諦めた雰囲気も出ていて、
英訳も、"Super Intense Poison"
"intense"は「強烈な」とか「激しい」の意味なので、直訳すると「すごく激しい毒」。意味はそのままでも、げきヤバのようなスラング感は出ていません。
さすがに言葉の感覚までは、なかなか訳しようがないのです。
そしてGXワザの「ドシェルターGX」。
英訳は、"Total Shelter GX"。
意味もそのままトータル=完全なシェルターなので、言葉遊び感はぜんぜん無い……ように見えるのですが、
ドヒドイデのドシェルター
ToxapexのTotal Shelter
と、実は英訳でも、日本語同様に単語の頭の音が同じ=頭韻を踏んでいるのです。
英訳しようがない言葉でも、原文の味を少しでも残す。これも翻訳のワザですね。
(ちなみにですが、totalにはスラング的な意味もあって、totalやtotallyで「すごい」「やばい」的な若者言葉としても使われます。このワザの英訳にはこの単語がぴったりだったわけですね)
【ニンフィアGX(SM1+) / Sylveon GX (Gurdians Rising)】
ちょっと不思議な名前のGXワザを持つニンフィア。何気なく見ていましたが、よく考えたら、プリエールって何のことなんでしょう。
プリエールはおそらくフランス語の"priere"という単語から引っ張ってきたワザ名で、意味は「祈り」。
なんとも美しいワザ名ですね。英語だと"pray"という単語に該当します(遊ぶを意味するplayとは違う語なので注意!)。
しかしながらこのワザ名、英語では、"priere"とも"pray"とも訳されていません。
英訳は"Plea GX"。
なんか同じPで始まるし音も似ているような……?
もしかしたら音の近さ(同じPで始まる)のは英訳語として選んだ理由のひとつかもしれません。でも実はぜんぜん別の単語です。
"plea"の意味は「嘆願」や「申し立て」。
「祈り」の美しさに比べると、ちょっと泥臭い感じが出ているような気もしますね。
では、日本語のワザ名がフランス語由来なら、
フランス語版のニンフィアGXのワザ名は?というと、
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つまり英訳と同じ意味になっているのです。日本語ワザ名の意味も語感も、ここには残っていません。
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嘆願するニンフィアGX。このカードを使うときは、こんな外国語ネタも思い出してみてください。
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たまにポケカのテキストには、カタカナでは意味のわからない単語が登場します。
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コメント
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