ポケカブログで別のTCGの、とりわけMtGの話題を出すのは非常に気が引けるんですが、ここ一年間のネットブログ上の(日本での)MtG界隈というのは、海外サイトの戦略考察記事の翻訳が、質・量ともに非常に向上したという印象がありました。
 海外を絶対視するわけではないにせよ、ためになるものが気軽に読めるのは非常に良いことです。僕もいつもありがたく読んでいました。

 ここで急に話を戻せば、海外に比べ新セット発売が半年早いポケカでは、日本の情報が翻訳され海外に広まるという事態が少なからぬ頻度で起こっています。新カードはもちろん、デッキやメタもそうですね。
 とはいえ現状、大手のウェブサイトがほぼ存在しない日本のポケカの情報は、非常に探しにくいらしいのですが。
 普段非ログイン状態でリンク外のDNまで巡回しまくってる僕でさえも、例えばデオキボルトのレシピなどは、まだ10個も見つけていないはずです。

 まあそれはさておき、逆に海外のポケカ記事が日本で紹介されることって、そういえばあんまりないなあと思ってもいました。それはおそらく、上述の発売ラグが最大の要因かもしれません。
 ここ数年はWCS直前に海外記事を読み漁る人もいると思いますが、それでもWCS2011や2012のドーブルのような、海外で独自に発展している戦術などは、なかなか日本に入ってこないものです。

 あるいは別の要因には、結局は海外でも、戦略記事が少ないという事情があるのかもしれません。世界のTCGの市場規模ではトップ5に入っているはずのポケカですが、ゲームあってのカードという性質上、納得の部分でもあります。
 それでも、面白い記事があるのなら、翻訳してみたいなあとも思っています。ただそれを見つけるまでに力尽きそうな気がしますけれど。実際、海外戦略サイトもメインは、大会レポート掲載と新弾考察ですからね。

 例によって結論なんてありませんが、たまにはこういう話も書きたいのです。

コメント

ぽよ
2013年1月9日19:36

どのゲームでもどうやら海外では日本よりも情報戦が激しく一度流出したものはみんな使うらしいので情報の流出は避けているから戦略記事が少ないのだと思います。

デオキボルトの記事の少なさはやっぱりというべきなんですかね。どこもかしくも似たりよったりのデッキ内容だから書かないのかなと。

うきにん
2013年1月9日20:08

>>ろすぽよくん
うーん、そこは単純に一緒くたにするべきではないと思うけど。
ポケカの場合、情報集約系のサイトがほぼない上、大会の上位デッキ公開もなく全て各プレイヤーに頼ってる状態だから、情報や戦略の蓄積がほとんどされないからね。
情報戦や情報統制にしても、すべてのプレイヤーに情報統制する意志があるわけじゃないのだから、それだけを記事の少なさの要因にすることはできないはずだし。そもそもすべての記事が必ずしも情報戦と関係あるわけでもない。
このあたりは、対戦外の部分、それぞれのTCGの文化や習慣や環境の差だとは思う。

デオキボルトに関しては来年の世界レギュとの関わりは多少あるだろうけど、それ以上に、単に書く人がいないだけな気がするw使用者は多いはずなのにね。
構築やプレイの力量差がかなり大きいデッキだから、似たり寄ったりってことはあまりないと思うよ。

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