何よりもまず、お疲れさまでした。
 ジュニアはシュウくん貫禄の優勝だったそうですが(おめでとうございます)、札幌ジュニア勢、大健闘だったみたいですね。SIP杯やジムチャレ常連の名前がいくつも聞こえてきて、僕も内心かなりうれしかったです。

 マスター。ご存知の方も多いですが、
http://amuamu.diarynote.jp/201211051605112149/
 あむさんのブログで優勝デッキが紹介されています。
 とても洗練された、美しいデッキです。初見で思わずおおおと声が出ましたw
 ダークライとケルディオを絡ませる戦い方はちらほら聞いてはいましたが(と後出しジャンケンの顔で)、しかしこういう綺麗なレシピを作り使い切ったデッキ製作者と優勝者には、本当に感服します。

 コイソさんが一言で語っていたように、今は毒タチワキ環境ですね。
 発売直後の日記で毒さいみん眠りのクソゲー度を愚痴ってみましたが、それは今もって解決せず、ならばと各プレイヤーはそれをできるだけ回避できるデッキを探していたように見えます。
 たねビートが多かったのは、環境最強火力の毒タチワキを無理なく使え、そしてそれ以上に、毒タチワキを受けたときのリスクが一番少ないからでしょう。
 構築的にポケモン入れ替えを多く積めるのもそうですが、せっかくデッキスペースとリソースを費やして2進化を立てたのに、毒タチワキで簡単に打点上げられた挙句下手すれば眠りで無抵抗死、ならば誰が使うのかという話です。
 ランドロスEXの流行は上述の戦術にかみ合うからでしょうね。闘だからというのはおまけにすぎず、色を過信しても良いことはありません。

 優勝デッキの秀逸な点は、環境的にお互いのクロックが早まっているので、ダークパッチはじめ、必要なカードをきっちり4ずつ取っているところでしょう。
 ケルディオを積んでる中でのきずぐすりは、重ね打ちもできて良いチョイスだなと思いました。しかしそれ以上に、ヤミラミ4が光りますね。

 最終的に、毒さいみん眠りチェック裏敗北という確率的な泥沼を避けられたデッキが優勝したのは、とても納得の結果だと思いました。その下で、毒さいみん死したプレイヤーがどれほどいたのか想像だにできませんが。
 僕はというと、毒ケルディオやら毒ハッサムやらヤミラミキュレムやら誰が喜ぶのかわからない失敗作を作っては投げ、そのうち忙しくなって結果待ち状態で日曜を迎えていました。
 みらチャン杯初回で優勝されたイクラさんのデッキを見たときも思ったのですが、やっぱり、優勝するデッキには相応の理由があるんだなあ、と改めて感じた大会なのでした。

 来週はSIP杯、下旬には他会場のバトカニもありますし、しばらく環境の変遷を眺めて楽しめそうです。

コメント

Sパパk
2012年11月5日19:48

茨城県の親子ポケカプレーヤーです。
リンク頂きました。
よろしかったら相互リンクよろしくお願いします。

うきにん
2012年11月5日19:54

>>Sパパさん
リンクお返しいたしました。
よろしくお願いいたします。

楓
2012年11月5日21:11

お疲れ様です。
せっかくの道大会、過疎気味だったことが悔やまれますね。

レシピ、うきにんさんの日記から飛んで拝見しました。
正直驚きました。
ヤミラミ4、きずくすり4ですか。
僕には一生辿り着かなかった構築です。。

HIRO
2012年11月5日21:17

シュウにお祝いの言葉、ありがとうございます。ひみつの件は元がとれないと思われたかもしれません。

うきにん
2012年11月5日21:42

>>楓
お疲れさまでした。ヤミラミは、初手に引いて良し、中盤でサイド調整として立ち回って良しで、このデッキでは大活躍でしょうね。ヤミラミスタート狙いが理由の半分以上だとは思います。

>>HIROさん
お疲れさまでした。そして改めておめでとうございます。札幌のジュニア勢にとっても、またとない刺激になったと思います。
やっぱり、地理的に遠征者は呼び込めなかったのかもしれませんね。北日本での開催が仙台で固定されてしまうと、北海道の人間としてはもやもや感でいっぱいですw;

コイソ
2012年11月5日23:17

プレミア1週目で毒催眠ゲーで死にましたが何か?

朗(あきら)
2012年11月6日3:38

決勝トーナメント1回戦で優勝者であるグレイさんと戦いました。
最後の最後でどくさいみん光線を決められた上に眠らされて
「コインで表が出れば僕の勝ち、裏が出れば相手の勝ち」という
ギリギリのシチュエーションでコインで裏を出してしまい僕は負けました。
彼のプレイングと人間力の高さは本当に素晴らしかったです。納得の優勝でした。

nophoto
グドラ使い(セレビィスリーブ欲しいですw)
2012年11月6日19:41

バトルカーニバルお疲れさまでした。
毒催眠光線が強力なカードであることーーーそれは今や誰もが考えることだと思います。もちろん強いのはダークライだけではないし、図鑑エイド付きのトルネランドあたりも活躍を見せているし、タチワキ毒催眠のプラスパワー3枚ぶんの加速力は尋常ではないてしょう。そんな意味では、今回の優勝者のデッキには、「構築力の違い」というものを感じさせられました。(サポート12でよく回るよな…)
下馬評の低さからは予想も出来ないほどの道民たちの快進撃も印象的でした。
ジュニアでは決勝トーナメント進出の八名のうち実に6人が札幌勢力という実力を見せました。ジムチャレでよく聞き慣れた名前もあれば、久しぶりに名前を聞いた者もおりました。結果最高成績は準優勝と、優勝はなりませんでしたが、これほど多くの上位進出を出したのは評価できる点でしょう。
オープンでは遠征者の台頭により、決勝トーナメントは遠征者の食い物となり、道民の進出者はゼロ、とも思われました。ところが終わってみればS木さんが準優勝を飾る大活躍。ジムチャレで見かけない人物とはいえ、道民の活躍は非常に評価したいものです。

ダークライにケルディオを組むという発想は、僕自身全く想像ができなかった構築で、事前のメタ予想を大きく裏返させてくれました。僕もサザンダークライを使っているのですが、自分の構築とは優勝デッキはかなり違う印象がありました。キズぐすり4投あたりが特筆すべきものだと思います。ジムチャレでも自分の組んだデッキでは思うような回し方はできなかった、言ってみればサザンドラをなかなか立てられないという苦しい場面が多くコンセプトを活かせなかったし、ダークライでとにかくゴリ押しするしかないのが戦局に響きました。しかし、あくまで「毒催眠とタチワキ」にこだわったのは、勝てるデッキの作り方として正解だったのかもしれません。

うきにん
2012年11月6日20:23

>>イソ
大会乙でした。参加者レポ巡回して読んでるとけっこう毒催眠死多いよねえ。来週のSIP杯や次回以降のバトカニもどうなることやら。

>>朗さん
お疲れさまでした。納得の優勝とのことで、実感のあるコメントがあるとまた違いますね。次回こそは北海道勢の逆襲があるはずです(たぶん)。

>>グドラくん
詳しくは知りませんが、S木さんは今は札幌にいらっしゃらないのではないでしょうか?グドラくんはS木さんと会ったことがありましたっけ。
それに今回の優勝デッキはレシーバーやパソ通もあるのでは……?
次の公式大会ではグドラくんの奮起にも期待していますよ。

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