みらチャン杯に惨敗する。うきにんと世界レギュその1
2017年7月11日 ポケモンカードゲーム コメント (1) というわけで2-3-1なので壊滅的惨敗です。がんばって練習したのにこの人ほんとにセンスがありませんね。
午前2-0-1で折り返したら、午後一の世界チャンプ戦で最後の最後にミスってそこから成績が崩壊しました。自業自得です。
使ったデッキは下のほうにあるボルケニオンなのですが、その前に世界レギュについて語ります。
みらチャンは(この時期の自主大会はどこも)緘口令が敷かれますが、自分の話なら語っても良いのです(たぶん)。
SM2までの世界環境のおさらいは、
みんな大好きポケカメモさん、
http://pokemoncardmemo.com/?p=399
もしくは僕のひとつ前のエントリ
http://ukinins.diarynote.jp/201707022233184624/
あたりをご参照ください。
■どうでもよい前置きとメタゲーム
さて世界環境はXY5-SM3。
海外で8月発売のSM3のカードの強さを先に把握できている点は日本勢にとっては強み。とはいうものの、XY1-4抜きは想像しづらい部分もあります。
現に、つい先日の日本一決定戦で活躍したデッキのうち、
世界環境には行進もオーロットもいなければ、コンプも鍛冶屋もありません。
現段階で、国内SM3環境のデッキを世界レギュ環境にアジャストさせようとすると、
XY1-4の入っていないデッキを作る引き算のアプローチが必要になります。
逆に、海外SM2環境デッキを世界レギュへと調整するなら、SM3を加える足し算のアプローチということになります。
良し悪しはさておき、この2つの環境、見た目のデッキのラインナップだけでなく、根本的に構築に関する考え方が違うのでは?と僕は少しだけ思ってました。
たとえば海外環境のジジーロンダストでよく見られるアズサ・ククイ・センパイとコウハイのパッケージや、こだわりハチマキを厚く積む形などからは、
基準としている打点のラインや速度が明らかに国内環境と違うことがわかります。
短期間でこの違いを理解するのは至難の業です。
幸か不幸か、国内SM3環境にはひとつのベンチマークとなるデッキがいます。あるいは現れました。
それがサーナイトGX。
僕が世界環境を調整するうえでは、
ちゃきさんの優勝デッキ
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170630_000786.html#1
バツローグさんのアセロラループ
http://baturowgu.diarynote.jp/201706261737129960/
komaさんの(ツイッターからですが)スピード型
https://twitter.com/koma_sandshrew/status/879491287518388224
の3つを繰り返し参考にしました。
サーナイトの特徴は、使用カード的にXY1-4が抜ける影響が極めて少ないこと。
引き算のアプローチになりますが、その引き算する量がかなり少なくて済む。
想定世界環境を考える上で最良の取っ掛かりなわけです。
そして調整すればすぐわかるのですが、サーナイトは単純に、デッキとして強すぎました。
海外環境で猛威を振るっていたジジーロンダストは、まずサーナイトにまったく勝ち目がありません。
ジジーロンでサーナイトをワンパンする手段がない=アセロラで簡単にテンポを取られるだけでなく、
トワイライトGXはゴミなだれの打点を全否定しています。
また、サーナイトをワンパンできる、ボルケニオンや行進といったデッキも、環境的に不在もしくは弱体化しており、
国内環境よりも良い位置にいると言えます。
サーナイトの影響でジジーロンダストが減ることで、相対的に評価が上がったのがキュウコンジュナイパーです。
先日の北米大会直前、個人的に不気味だったのは、
日本であれだけ認知されていたキュウコンジュナイパーが、海外では北米大会前は、どんなウェブサイトにもぜんぜん情報が上がっていなかったこと。
そしてフタを開けてみればトップ8入賞。情報戦って怖い。
それはさておき、キュウコンジュナイパーに関しては、そのトップ8入賞レシピ(僕のひとつ前のエントリ参照)や、
Team Fish Knucklesの動画(https://youtu.be/74VxN7iBAlA)なんかもそのまま使えます。
僕の調整レシピは、その動画のものにSM3を入れた、足し算のアプローチの産物です。
4 モクロー
4 フクスロー
4 ジュナイパーGX
2 アローラロコン
2 アローラキュウコンGX
2 カプ・テテフGX
1 シェイミEX
1 カプ・コケコ
1 エーフィEX
4 プラターヌ博士
2 N
2 アセロラ
1 グズマ
1 オカルトマニア
1 アズサ
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
2 レベルボール
2 かるいし
2 こだわりハチマキ
1 フィールドブロアー
1 レスキュータンカ
1 活力剤
4 巨大植物の森
4 ダブル無色エネルギー
3 草エネルギー
ばらまき+ミラクルシャインを軸にしたこの形のキュウコンジュナイパーは、
サーナイトや後述のメタグロスとも互角以上に戦えます。
もちろん、サーナイトにはワンダーエネルギー、メタグロスにはマギアナといったミラクルシャイン回避方法はあるものの、
明確な相性差を付けられるほどではありません。
はっきりとした苦手デッキもなく、サーナイトに互角以上に戦える時点で、僕の中では海外環境のトップメタでした。
ここまでで僕は海外環境を、
Tier.1
サーナイト
キュウコンジュナイパー
と考えていました。
ここからTier2の話。
サーナイトが出た時点でメタグロスの話をしないわけにはいきません。
このあいだのMadison Regionalsで相当話題になったメタグロスですが、
世界環境ではトップメタのサーナイトに強いという大きなメリットがあります。ボルケニオンが国内ほどいないのも追い風です。
レシピは僕の3つ前のエントリあたりをご参照。ご本人が書いてるから書いていいと思いますが、結果的に、みらチャン杯優勝のししゃもさんもメタグロスでしたね。
そして下記のボルケニオンも、僕がTier2と考えていたデッキのひとつです。
そのため、
Tier.1
サーナイトGX キュウコンジュナイパー
Tier.2
メタグロスGX ボルケニオン
(Tier.3 ジジーロンダスト ゲッコウガ 白レック その他)
というのが僕の想定でした。そしてこれは、ほぼ間違っていなかったと思います。
■さらにどうでもいい使用デッキの話
なぜボルケニオンを使ったか。
レシピの前に、ボルケニオンの立ち位置ですが、
メタグロスとジジーロンダストに有利、キュウコンジュナイパーに五分(55-45は取れるはず)、サーナイトに不利(40-60)です。
ただしボルケニオンに関しては、
国内環境と海外SM2環境、そして世界環境では、構築がそれぞれかなり違います。
ある意味では、足し算でも引き算でもなく、新しいデッキを作るような感覚です。
既存海外ボルケニオンについて。
国内環境のボルケガメスは有名なので省略するとして、
海外SM2環境のボルケニオンの参考レシピは、
僕のひとつ前のエントリのTOP8のRyan Sabelhausのものや、
Cut or Tapに挙がっているレシピ
https://cutortap.com/2017/06/nitro-tank-you-three-plays-for-the-nationals-meta/
が参考になります。
が、見てのとおり、小ボルとスターミーで細かく戦う中速デッキのイメージです。
もちろん、スチームアップ連打からの大打点も可能ですが、
バクガメスを全面に押し出した国内の鍛冶屋連打型とは全く違っていることがわかります。
そして想像のとおり、この型だと、こちらを一撃で倒せるデッキへの相性は不利になってしまいます。
クワガノンブルルへの相性が40-60と書かれていることからもそれは伺えます。
そしてSM3。
特筆事項はカキとホウオウGX(+闘魂のまわし)。
調整してすぐわかったことですが、中速型ボルケニオンよりもカキ型の方が明らかに強いのです。
それはミラーに端的に現れていて、先1カキホウオウを食らってしまうとだいたいそこでゲームが終わります。
そのため、カキをメインに据えたデッキにすることはこの時点で確定。
以下が実際の使用レシピです。
3 ボルケニオンEX
3 ボルケニオン
2 バクガメスGX
2 ホウオウGX
2 カプ・テテフGX
2 シェイミEX
1 ウソッキー
4 プラターヌ博士
4 カキ
3 グズマ
2 N
4 ハイパーボール
3 バトルサーチャー
3 闘魂のまわし
2 ピーピーマックス
2 エネルギー回収
2 かるいし
2 せせらぎの丘
14 炎エネルギー
調整の結果カキはどんどん増えて4枚に。
初手カキ決まらかったら腐らない?という疑問はもっともですが、
BO3だと7割決まれば(=3ゲーム中2回決まれば)充分です。そして、その確率を上げるためならカキ4投は正当化されます。
また、見た目ではわかりにくいですが、カキはゲーム中盤でも打つことが多々あります。ニトロタンクエンドがありなら、カキエンドだってありなのです。
構築的には、海外の中速ボルケニオンのアイディアも部分的に取り入れています。
小ボルとピーピーマックスの枚数、そしてせせらぎの丘がそれで、
小ボルはこの構築だと前に置いたままカキエンド用の壁も兼ね、ピーピーマックスは中盤の1手追いつかなくなる場面を埋め、
せせらぎの丘は5枚目以降のハイパーボールとして機能します。
対ミラー、ジジダスト、キュウコンジュナイパー、ゲッコウガあたりは、まわしカキホウオウで雑にゴリ押しだけでかなり有利にゲームを運べます。
難しいのが対サーナイト。HP190族はエネが計7枚で落ちるので、
カキ加速の際は、相手の盤面や手札次第では、ホウオウに3枚貼りエンドやバクガメスに2枚貼りエンドもよくやります。
相手のブロアーよりもこちらのまわしのほうが枚数が多いので、まわし貼ったポケモンが1回生き残れば、勝つチャンスが生まれます。
バトルサーチャー3枚は違和感がありますが、4枚目のサーチャーよりグズマ3枚目を優先しました。
テテフ無駄出しをしたくないのと、このデッキだと打つサポが決まっているので、4枚目のサーチャーは無くても問題ありませんでした。
デッキによってはサーチャー4枚でなくても良いのでは、というのは個人的には発見でした。(もちろん理由は必要ですが)
レシピ的な反省点。
ポケモンの枚数はもっといじっても良かったと思います。
ホウオウを増やし、シェイミよりカプ・テテフに寄せる方がしっくりきます。
ウソッキーは、サーナイトやキュウコンジュナイパーが増えるなら白レックも一定数いると読みましたが、先走りすぎました。
最近の(というかここしばらくの)僕のブログの問題点として、
本人が惨敗しすぎて内容に一切の説得力がない、というのがあります。
あくまで思考過程を晒していくのがメインなので別にいいのですが、というかプレイヤーとしては終わっている自覚があるのでそれで構わないのですが、
たまには説得力を乗っけて発信したいなとも思っています。
今週末はポケカメモ杯。幸いにして抽選に残れたので、きちんと内容のあるデッキを使いたいと思います。
午前2-0-1で折り返したら、午後一の世界チャンプ戦で最後の最後にミスってそこから成績が崩壊しました。自業自得です。
使ったデッキは下のほうにあるボルケニオンなのですが、その前に世界レギュについて語ります。
みらチャンは(この時期の自主大会はどこも)緘口令が敷かれますが、自分の話なら語っても良いのです(たぶん)。
SM2までの世界環境のおさらいは、
みんな大好きポケカメモさん、
http://pokemoncardmemo.com/?p=399
もしくは僕のひとつ前のエントリ
http://ukinins.diarynote.jp/201707022233184624/
あたりをご参照ください。
■どうでもよい前置きとメタゲーム
さて世界環境はXY5-SM3。
海外で8月発売のSM3のカードの強さを先に把握できている点は日本勢にとっては強み。とはいうものの、XY1-4抜きは想像しづらい部分もあります。
現に、つい先日の日本一決定戦で活躍したデッキのうち、
世界環境には行進もオーロットもいなければ、コンプも鍛冶屋もありません。
現段階で、国内SM3環境のデッキを世界レギュ環境にアジャストさせようとすると、
XY1-4の入っていないデッキを作る引き算のアプローチが必要になります。
逆に、海外SM2環境デッキを世界レギュへと調整するなら、SM3を加える足し算のアプローチということになります。
良し悪しはさておき、この2つの環境、見た目のデッキのラインナップだけでなく、根本的に構築に関する考え方が違うのでは?と僕は少しだけ思ってました。
たとえば海外環境のジジーロンダストでよく見られるアズサ・ククイ・センパイとコウハイのパッケージや、こだわりハチマキを厚く積む形などからは、
基準としている打点のラインや速度が明らかに国内環境と違うことがわかります。
短期間でこの違いを理解するのは至難の業です。
幸か不幸か、国内SM3環境にはひとつのベンチマークとなるデッキがいます。あるいは現れました。
それがサーナイトGX。
僕が世界環境を調整するうえでは、
ちゃきさんの優勝デッキ
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170630_000786.html#1
バツローグさんのアセロラループ
http://baturowgu.diarynote.jp/201706261737129960/
komaさんの(ツイッターからですが)スピード型
https://twitter.com/koma_sandshrew/status/879491287518388224
の3つを繰り返し参考にしました。
サーナイトの特徴は、使用カード的にXY1-4が抜ける影響が極めて少ないこと。
引き算のアプローチになりますが、その引き算する量がかなり少なくて済む。
想定世界環境を考える上で最良の取っ掛かりなわけです。
そして調整すればすぐわかるのですが、サーナイトは単純に、デッキとして強すぎました。
海外環境で猛威を振るっていたジジーロンダストは、まずサーナイトにまったく勝ち目がありません。
ジジーロンでサーナイトをワンパンする手段がない=アセロラで簡単にテンポを取られるだけでなく、
トワイライトGXはゴミなだれの打点を全否定しています。
また、サーナイトをワンパンできる、ボルケニオンや行進といったデッキも、環境的に不在もしくは弱体化しており、
国内環境よりも良い位置にいると言えます。
サーナイトの影響でジジーロンダストが減ることで、相対的に評価が上がったのがキュウコンジュナイパーです。
先日の北米大会直前、個人的に不気味だったのは、
日本であれだけ認知されていたキュウコンジュナイパーが、海外では北米大会前は、どんなウェブサイトにもぜんぜん情報が上がっていなかったこと。
そしてフタを開けてみればトップ8入賞。情報戦って怖い。
それはさておき、キュウコンジュナイパーに関しては、そのトップ8入賞レシピ(僕のひとつ前のエントリ参照)や、
Team Fish Knucklesの動画(https://youtu.be/74VxN7iBAlA)なんかもそのまま使えます。
僕の調整レシピは、その動画のものにSM3を入れた、足し算のアプローチの産物です。
4 モクロー
4 フクスロー
4 ジュナイパーGX
2 アローラロコン
2 アローラキュウコンGX
2 カプ・テテフGX
1 シェイミEX
1 カプ・コケコ
1 エーフィEX
4 プラターヌ博士
2 N
2 アセロラ
1 グズマ
1 オカルトマニア
1 アズサ
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
2 レベルボール
2 かるいし
2 こだわりハチマキ
1 フィールドブロアー
1 レスキュータンカ
1 活力剤
4 巨大植物の森
4 ダブル無色エネルギー
3 草エネルギー
ばらまき+ミラクルシャインを軸にしたこの形のキュウコンジュナイパーは、
サーナイトや後述のメタグロスとも互角以上に戦えます。
もちろん、サーナイトにはワンダーエネルギー、メタグロスにはマギアナといったミラクルシャイン回避方法はあるものの、
明確な相性差を付けられるほどではありません。
はっきりとした苦手デッキもなく、サーナイトに互角以上に戦える時点で、僕の中では海外環境のトップメタでした。
ここまでで僕は海外環境を、
Tier.1
サーナイト
キュウコンジュナイパー
と考えていました。
ここからTier2の話。
サーナイトが出た時点でメタグロスの話をしないわけにはいきません。
このあいだのMadison Regionalsで相当話題になったメタグロスですが、
世界環境ではトップメタのサーナイトに強いという大きなメリットがあります。ボルケニオンが国内ほどいないのも追い風です。
レシピは僕の3つ前のエントリあたりをご参照。ご本人が書いてるから書いていいと思いますが、結果的に、みらチャン杯優勝のししゃもさんもメタグロスでしたね。
そして下記のボルケニオンも、僕がTier2と考えていたデッキのひとつです。
そのため、
Tier.1
サーナイトGX キュウコンジュナイパー
Tier.2
メタグロスGX ボルケニオン
(Tier.3 ジジーロンダスト ゲッコウガ 白レック その他)
というのが僕の想定でした。そしてこれは、ほぼ間違っていなかったと思います。
■さらにどうでもいい使用デッキの話
なぜボルケニオンを使ったか。
レシピの前に、ボルケニオンの立ち位置ですが、
メタグロスとジジーロンダストに有利、キュウコンジュナイパーに五分(55-45は取れるはず)、サーナイトに不利(40-60)です。
ただしボルケニオンに関しては、
国内環境と海外SM2環境、そして世界環境では、構築がそれぞれかなり違います。
ある意味では、足し算でも引き算でもなく、新しいデッキを作るような感覚です。
既存海外ボルケニオンについて。
国内環境のボルケガメスは有名なので省略するとして、
海外SM2環境のボルケニオンの参考レシピは、
僕のひとつ前のエントリのTOP8のRyan Sabelhausのものや、
Cut or Tapに挙がっているレシピ
https://cutortap.com/2017/06/nitro-tank-you-three-plays-for-the-nationals-meta/
が参考になります。
が、見てのとおり、小ボルとスターミーで細かく戦う中速デッキのイメージです。
もちろん、スチームアップ連打からの大打点も可能ですが、
バクガメスを全面に押し出した国内の鍛冶屋連打型とは全く違っていることがわかります。
そして想像のとおり、この型だと、こちらを一撃で倒せるデッキへの相性は不利になってしまいます。
クワガノンブルルへの相性が40-60と書かれていることからもそれは伺えます。
そしてSM3。
特筆事項はカキとホウオウGX(+闘魂のまわし)。
調整してすぐわかったことですが、中速型ボルケニオンよりもカキ型の方が明らかに強いのです。
それはミラーに端的に現れていて、先1カキホウオウを食らってしまうとだいたいそこでゲームが終わります。
そのため、カキをメインに据えたデッキにすることはこの時点で確定。
以下が実際の使用レシピです。
3 ボルケニオンEX
3 ボルケニオン
2 バクガメスGX
2 ホウオウGX
2 カプ・テテフGX
2 シェイミEX
1 ウソッキー
4 プラターヌ博士
4 カキ
3 グズマ
2 N
4 ハイパーボール
3 バトルサーチャー
3 闘魂のまわし
2 ピーピーマックス
2 エネルギー回収
2 かるいし
2 せせらぎの丘
14 炎エネルギー
調整の結果カキはどんどん増えて4枚に。
初手カキ決まらかったら腐らない?という疑問はもっともですが、
BO3だと7割決まれば(=3ゲーム中2回決まれば)充分です。そして、その確率を上げるためならカキ4投は正当化されます。
また、見た目ではわかりにくいですが、カキはゲーム中盤でも打つことが多々あります。ニトロタンクエンドがありなら、カキエンドだってありなのです。
構築的には、海外の中速ボルケニオンのアイディアも部分的に取り入れています。
小ボルとピーピーマックスの枚数、そしてせせらぎの丘がそれで、
小ボルはこの構築だと前に置いたままカキエンド用の壁も兼ね、ピーピーマックスは中盤の1手追いつかなくなる場面を埋め、
せせらぎの丘は5枚目以降のハイパーボールとして機能します。
対ミラー、ジジダスト、キュウコンジュナイパー、ゲッコウガあたりは、まわしカキホウオウで雑にゴリ押しだけでかなり有利にゲームを運べます。
難しいのが対サーナイト。HP190族はエネが計7枚で落ちるので、
カキ加速の際は、相手の盤面や手札次第では、ホウオウに3枚貼りエンドやバクガメスに2枚貼りエンドもよくやります。
相手のブロアーよりもこちらのまわしのほうが枚数が多いので、まわし貼ったポケモンが1回生き残れば、勝つチャンスが生まれます。
バトルサーチャー3枚は違和感がありますが、4枚目のサーチャーよりグズマ3枚目を優先しました。
テテフ無駄出しをしたくないのと、このデッキだと打つサポが決まっているので、4枚目のサーチャーは無くても問題ありませんでした。
デッキによってはサーチャー4枚でなくても良いのでは、というのは個人的には発見でした。(もちろん理由は必要ですが)
レシピ的な反省点。
ポケモンの枚数はもっといじっても良かったと思います。
ホウオウを増やし、シェイミよりカプ・テテフに寄せる方がしっくりきます。
ウソッキーは、サーナイトやキュウコンジュナイパーが増えるなら白レックも一定数いると読みましたが、先走りすぎました。
最近の(というかここしばらくの)僕のブログの問題点として、
本人が惨敗しすぎて内容に一切の説得力がない、というのがあります。
あくまで思考過程を晒していくのがメインなので別にいいのですが、というかプレイヤーとしては終わっている自覚があるのでそれで構わないのですが、
たまには説得力を乗っけて発信したいなとも思っています。
今週末はポケカメモ杯。幸いにして抽選に残れたので、きちんと内容のあるデッキを使いたいと思います。
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