ライチュウとともだちてちょう
2014年7月2日コメント (12) 個人的に、世界レギュ環境の表向きの流れを作ってるのはこの2枚かなあ、という雑感。
まずライチュウ。もはや解説不要ですね。イベルとルギアの弱点を突けてカエンジシも叩ける、偉大なるメタの産物。
イベルライチュウ、ビリゲノライチュウ等々、サイド奇数役の非EXアタッカーとしても有能です。イベルやビリゲノは、ライチュウの打点と足すとちょうどEXに届いたりするのが憎いところです。
またライチュウの運用自体が自ベンチを並べるプレイを正当化するので、現環境では使いづらいアクロマがお互いに若干使いやすくなる、というのが副次的な効果としてあります。
使用頻度が高いためか、最近は、相手のライチュウをどうやってすんなり落とすか、というのがすでに構築段階から決まっているレシピが多いように見えます。
もっとも、現環境は(あるいは前環境も)終盤のNとフラダリに帰結する部分が大きいので、ライチュウとて要素の一部に過ぎないのですけれど。
そしてともだちてちょう。
一部のマニアックなデッキでは以前から日本でも使われていました。ただフラダリ登場以後の海外では、このカードを利用したサポ構成が、イベル派生を始め様々なデッキで急に増えました。
僕の前回エントリでも触れられているのですが、中終盤を見据えたゲーム運びが可能になるメリットは、実際に使ってみると意外なほど大きいことがわかります。
基本的に、ランレシ+ともだちてちょう+ダウジング(+ジラーチ)がパッケージ。原則としててちょうは1積みですが、2積みのレシピも見かけるほどに、このカードの利便性は高いです。
中終盤にサイドの動き次第でアララギ、アクロマ、N、フラダリを選んで戻せる強みはもちろん、山札にともだちてちょうが残っているのがわかっていれば、序盤のハイパーボール等でサポを切ってしまうプレイのリスクがかなり減ったりもします。
そして言うまでもなく、このカードの採用が増えた大きな理由はフラダリです。
序盤から打ちづらいデッキではフラダリを大量採用しづらいため(たとえばイベル)、枚数は減りがち(1~2)ですが、その枚数のフラダリでも計算可能な決めワザにしているのがともだちてちょうです。
基本的にともだちてちょう+ダウジングマシンはパッケージになっていて、ここにランレシとジラーチが入るか入らないか、というのがいつも議論の的になります。もちろんそのパッケージは、フラダリや各種サポを山札とトラッシュ間でくるくる回すためです(ジラーチが入るとランレシが抜ける場合もかなり多いです)。
ジラーチとともだちてちょう(+ダウジング)があれば、フラダリはたとえ1枚でも、高確率でフィニッシュブローたりえます。ただしジラーチが場に出るのは巨大なデメリットでもあるため、そこがいつも議論になる原因です。
とはいえ、ジラーチがなくとも、ともだちてちょう(とダウジング)があれば、終盤山札が薄くなるころには、だいたいフラダリが山に残っている、という感じにはなります。それをランレシで引き当てることも可能、というのがこのパッケージの目的のひとつです。
この環境のともだちてちょうは、採用するかしないかだけで、サポ構成やゲームプランが大きく変わります。
もちろん、てちょうの入っていないレシピも多々あります。採用しない形との比較も含めて、この環境ではキーカードのひとつなのではないでしょうか。
(直近のSixPrizesの記事ttp://www.sixprizes.com/2014/07/01/the-black-album-my-play-for-us-nationals-2014-proper-prep-and-a-summer-mailbag/にもこのあたりのことが触れられています)
余談ですが、フラダリの英語名は"Lysandre"。フランス語っぽい綴りになっているのでリサンドルと読みそうになりますが、英語の発音は「ライサンダー」。世界大会ではよく耳にする単語にになるかもしれません。
まずライチュウ。もはや解説不要ですね。イベルとルギアの弱点を突けてカエンジシも叩ける、偉大なるメタの産物。
イベルライチュウ、ビリゲノライチュウ等々、サイド奇数役の非EXアタッカーとしても有能です。イベルやビリゲノは、ライチュウの打点と足すとちょうどEXに届いたりするのが憎いところです。
またライチュウの運用自体が自ベンチを並べるプレイを正当化するので、現環境では使いづらいアクロマがお互いに若干使いやすくなる、というのが副次的な効果としてあります。
使用頻度が高いためか、最近は、相手のライチュウをどうやってすんなり落とすか、というのがすでに構築段階から決まっているレシピが多いように見えます。
もっとも、現環境は(あるいは前環境も)終盤のNとフラダリに帰結する部分が大きいので、ライチュウとて要素の一部に過ぎないのですけれど。
そしてともだちてちょう。
一部のマニアックなデッキでは以前から日本でも使われていました。ただフラダリ登場以後の海外では、このカードを利用したサポ構成が、イベル派生を始め様々なデッキで急に増えました。
僕の前回エントリでも触れられているのですが、中終盤を見据えたゲーム運びが可能になるメリットは、実際に使ってみると意外なほど大きいことがわかります。
基本的に、ランレシ+ともだちてちょう+ダウジング(+ジラーチ)がパッケージ。原則としててちょうは1積みですが、2積みのレシピも見かけるほどに、このカードの利便性は高いです。
中終盤にサイドの動き次第でアララギ、アクロマ、N、フラダリを選んで戻せる強みはもちろん、山札にともだちてちょうが残っているのがわかっていれば、序盤のハイパーボール等でサポを切ってしまうプレイのリスクがかなり減ったりもします。
そして言うまでもなく、このカードの採用が増えた大きな理由はフラダリです。
序盤から打ちづらいデッキではフラダリを大量採用しづらいため(たとえばイベル)、枚数は減りがち(1~2)ですが、その枚数のフラダリでも計算可能な決めワザにしているのがともだちてちょうです。
基本的にともだちてちょう+ダウジングマシンはパッケージになっていて、ここにランレシとジラーチが入るか入らないか、というのがいつも議論の的になります。もちろんそのパッケージは、フラダリや各種サポを山札とトラッシュ間でくるくる回すためです(ジラーチが入るとランレシが抜ける場合もかなり多いです)。
ジラーチとともだちてちょう(+ダウジング)があれば、フラダリはたとえ1枚でも、高確率でフィニッシュブローたりえます。ただしジラーチが場に出るのは巨大なデメリットでもあるため、そこがいつも議論になる原因です。
とはいえ、ジラーチがなくとも、ともだちてちょう(とダウジング)があれば、終盤山札が薄くなるころには、だいたいフラダリが山に残っている、という感じにはなります。それをランレシで引き当てることも可能、というのがこのパッケージの目的のひとつです。
この環境のともだちてちょうは、採用するかしないかだけで、サポ構成やゲームプランが大きく変わります。
もちろん、てちょうの入っていないレシピも多々あります。採用しない形との比較も含めて、この環境ではキーカードのひとつなのではないでしょうか。
(直近のSixPrizesの記事ttp://www.sixprizes.com/2014/07/01/the-black-album-my-play-for-us-nationals-2014-proper-prep-and-a-summer-mailbag/にもこのあたりのことが触れられています)
余談ですが、フラダリの英語名は"Lysandre"。フランス語っぽい綴りになっているのでリサンドルと読みそうになりますが、英語の発音は「ライサンダー」。世界大会ではよく耳にする単語にになるかもしれません。
コメント
お待ちしております(^-^)
日本のカードプールの影響のせいか研究が進んでいないカードが「PalPad」と思っています。
運用は記事の通り。相性の良いデッキも幾つか(具体例が秘匿モードなのが残念・・・)あって、決め手になる有用なカードの認識です。
同じ県に住んでるのにここでは会えないままになってしまいそうですね…
ダウジング+てちょう+ランレシはホントいい感じですね。
ジャンクハントもあるので悪デッキでは特に有用性があると感じてます。
僕も会社が会社なので関西になりそうです。
ポケカ北海道勢の力をみせつけますかw
よろしくお願いいたします。どうかお手柔らかにw
>>トムリンさん
日本ではXY2までなら中終盤はアクロマ乱発で誤魔化せましたし、XY3だとガマゲロゲがいて、ともだちてちょうはあまり研究が進みませんでしたね。
デッキがわからないのでコメントのしようがありませんがw、使うにせよ使わないにせよ、このカード自体はちゃんと研究しておかないと海外勢に出遅れそうですしね。
>>PeKeくん
そのまま行方不明にはならないようにがんばりますw
みらチャンで会えたのはよかったと思います!w
今後も大きめのカードの大会には顔を出しまくると思うので、そこで会えたときはよろしくお願いします。
>>4capoさん
なんだかんだでイベル派生は、ともだちてちょうギミックをかなり上手く使えるほうのデッキだと思います。フラダリ、アクロマの枚数やそれらの使い勝手的にも、噛み合っている印象ですね。
4capoさんのレポートやデッキはいつも読んでいるので、これからも改良を重ねて下さることを期待しています。
>>レオンさん
ついに北海道勢にも関西支部が……w
北と西から攻め立ててやりましょう。
よろしくお願いいたしますw
わざわざありがとうございます。
8月上旬はまだ予定がわからないので、近くなって枠がまだあるようなら、エントリーさせていただきたいと思います。