前回から2日後の某日午後4時、3店舗目への突撃に挑戦した。ちなみに午前から昼にかけては長城(八達嶺)を歩いていたので、体力的には既に死にかけというか死んでいる【写真1枚目】。
今回、というか最後に行くのは彤運卡牌精品店だ。住所を見るかぎり、北京版秋葉原こと中関村の真ん中にあるので今までの数倍は期待が持てそうだ。でも今までの期待感はゼロだったから数倍してもゼロかな……。
ともかく、やって来ました中関村【写真2枚目】。今回はこの写真のビルの地下が目的地だ。また地下か。お腹がすいていたので近くの料理屋で排骨飯(16元)を食べてから突入!
ここのビルの地下は動漫流行遊戯中心(要するにアニメセンター)とか名前がついていたのでちょっと期待してみたが、実際は空テナントばっかりで名前倒れであった。中国本土のキモヲタたちはどこでアニメのDVDとか漫画とか買ってるんだ?(A:ネットです)
空テナントばかりのくせにムダに広い地下フロアを歩き回ること数分、ついに目指す店舗を発見! ……これは!?【写真3枚目】
端的に言う。期待を上回っていた(当初の期待が地を這っていたともいう)。店舗前のショーケースにはMtGのパックや遊戯王まで並び、写真でもわかるように萌え系TCGまで置いてある。優秀である。店主が50は超えていそうな初老のおっちゃん(おじいちゃん?)というのも良い味を出している。もちろん、事前に準備した紙を出して質問だ。前述の表記ゆれ問題があったので、紙には「POKEMON TCG」と書いておいた。
「(紙を指差しながら)これありますか?」
おっちゃん、紙を眺めつつ、しばらく考えてから、ぽつり一言。「……これ知らん」
だ め ぽ 。
すぐ隣ではMtGのパックを元気に剥いていたキモヲタ(失礼)がいたので、店員のおっちゃんはその人にも紙を見せながら「これ知ってるか?」とか訊いているが、ヲタの兄ちゃんも「知らない」とか言ってる。ポケモンの知名度って一体……。
ならば、と思い直して、おっちゃんから紙を返してもらうと紙にこう書いた。そう、みんなのアイドル電気ねずみの名前である。「皮卡丘」。「すいません、これ知っていますか?」
おっちゃん、文字列を何とか解読できたのか、「……ピ、カ、チウ?」
「そう、そう!」
「……これ(ピカチウ)って、これ(POKEMON)と関係あるのか?」
だ め ぽ 。
流石にこちらのインチキ中国語力もここで限界を迎え、おっちゃんもあまりの埒の明かなさに仕方ないなという感じで、カウンターの脇にあったノートパソコンを持ち出してきてくれた。画面にはカードのネットオークションが。もしかして、これなら調べられるんじゃね? ていうか最初から出してくれ。
うき「百度(検索サイト)使っていい? 調べるから!」
おっちゃん「うーんとな……」
と、そのとき、画面右下に何かのポップアップ表示が。
おっちゃん「あ、パソコンの電池(バッテリー)なくなったわ」
おっちゃーんwwwww
そしてパソコンの電源を落とし始めるおっちゃん。こっちの脳内はリアル頭を抱える人のAA状態である。その後はおっちゃんが何やらこちらに話をしてくれたが、おっちゃんの中国語を半分以上聞き取れなかったものの、要するに探してはみるけど今のところは無い、と。そうとあっては、こちらも諦める他に道はない。
おっちゃんにお礼を言ってカウンターを離れ、せっかくなので店内を少し覗いてみた。品揃えは日本のキモヲタショップを小規模にした感じでなかなかだ。ふと日本製の萌えスリが置いてあったので値段を見てみたら、100元というとんでもない値段がついていた。100元って、労働者の日給に相当するんですけど……。
まあ色々と見るものはあったので一定の満足感を得つつ撤収。去り際に、おっちゃんに「写真撮っていい?」と訊くと、「かまわんよ。店の正面の方な」。そして撮ったのが、先ほどの3枚目の写真である。
非常に消化不良感たっぷりだけど、これにて北京ポケカ探索の旅は終了! 結論を言えば、北京にポケカはない、気がする。
まあ若干のリサーチ不足は否めないけど……でも実際、街中を歩いていても、ついぞポケモン関係のものを見かけることは一度もなかった。行った場所が悪かったのかな? それとも本当に知名度が限りなくゼロか?
次回はもう少し別の場所に行くべきか……ていうか次回なんてそもそもあるのか?
実際のポケカ事情は、WCSに来る香港とか台湾代表に訊いた方が早い気もするけど、それもまた別の話になるような。
それ以前にデッキ考えないといけないしね。LCQまであと2週間しかない。よくわからない長文日記を3回も垂れ流している場合じゃないね。
というわけで、なぐってドロン♪
今回、というか最後に行くのは彤運卡牌精品店だ。住所を見るかぎり、北京版秋葉原こと中関村の真ん中にあるので今までの数倍は期待が持てそうだ。でも今までの期待感はゼロだったから数倍してもゼロかな……。
ともかく、やって来ました中関村【写真2枚目】。今回はこの写真のビルの地下が目的地だ。また地下か。お腹がすいていたので近くの料理屋で排骨飯(16元)を食べてから突入!
ここのビルの地下は動漫流行遊戯中心(要するにアニメセンター)とか名前がついていたのでちょっと期待してみたが、実際は空テナントばっかりで名前倒れであった。中国本土のキモヲタたちはどこでアニメのDVDとか漫画とか買ってるんだ?(A:ネットです)
空テナントばかりのくせにムダに広い地下フロアを歩き回ること数分、ついに目指す店舗を発見! ……これは!?【写真3枚目】
端的に言う。期待を上回っていた(当初の期待が地を這っていたともいう)。店舗前のショーケースにはMtGのパックや遊戯王まで並び、写真でもわかるように萌え系TCGまで置いてある。優秀である。店主が50は超えていそうな初老のおっちゃん(おじいちゃん?)というのも良い味を出している。もちろん、事前に準備した紙を出して質問だ。前述の表記ゆれ問題があったので、紙には「POKEMON TCG」と書いておいた。
「(紙を指差しながら)これありますか?」
おっちゃん、紙を眺めつつ、しばらく考えてから、ぽつり一言。「……これ知らん」
だ め ぽ 。
すぐ隣ではMtGのパックを元気に剥いていたキモヲタ(失礼)がいたので、店員のおっちゃんはその人にも紙を見せながら「これ知ってるか?」とか訊いているが、ヲタの兄ちゃんも「知らない」とか言ってる。ポケモンの知名度って一体……。
ならば、と思い直して、おっちゃんから紙を返してもらうと紙にこう書いた。そう、みんなのアイドル電気ねずみの名前である。「皮卡丘」。「すいません、これ知っていますか?」
おっちゃん、文字列を何とか解読できたのか、「……ピ、カ、チウ?」
「そう、そう!」
「……これ(ピカチウ)って、これ(POKEMON)と関係あるのか?」
だ め ぽ 。
流石にこちらのインチキ中国語力もここで限界を迎え、おっちゃんもあまりの埒の明かなさに仕方ないなという感じで、カウンターの脇にあったノートパソコンを持ち出してきてくれた。画面にはカードのネットオークションが。もしかして、これなら調べられるんじゃね? ていうか最初から出してくれ。
うき「百度(検索サイト)使っていい? 調べるから!」
おっちゃん「うーんとな……」
と、そのとき、画面右下に何かのポップアップ表示が。
おっちゃん「あ、パソコンの電池(バッテリー)なくなったわ」
おっちゃーんwwwww
そしてパソコンの電源を落とし始めるおっちゃん。こっちの脳内はリアル頭を抱える人のAA状態である。その後はおっちゃんが何やらこちらに話をしてくれたが、おっちゃんの中国語を半分以上聞き取れなかったものの、要するに探してはみるけど今のところは無い、と。そうとあっては、こちらも諦める他に道はない。
おっちゃんにお礼を言ってカウンターを離れ、せっかくなので店内を少し覗いてみた。品揃えは日本のキモヲタショップを小規模にした感じでなかなかだ。ふと日本製の萌えスリが置いてあったので値段を見てみたら、100元というとんでもない値段がついていた。100元って、労働者の日給に相当するんですけど……。
まあ色々と見るものはあったので一定の満足感を得つつ撤収。去り際に、おっちゃんに「写真撮っていい?」と訊くと、「かまわんよ。店の正面の方な」。そして撮ったのが、先ほどの3枚目の写真である。
非常に消化不良感たっぷりだけど、これにて北京ポケカ探索の旅は終了! 結論を言えば、北京にポケカはない、気がする。
まあ若干のリサーチ不足は否めないけど……でも実際、街中を歩いていても、ついぞポケモン関係のものを見かけることは一度もなかった。行った場所が悪かったのかな? それとも本当に知名度が限りなくゼロか?
次回はもう少し別の場所に行くべきか……ていうか次回なんてそもそもあるのか?
実際のポケカ事情は、WCSに来る香港とか台湾代表に訊いた方が早い気もするけど、それもまた別の話になるような。
それ以前にデッキ考えないといけないしね。LCQまであと2週間しかない。よくわからない長文日記を3回も垂れ流している場合じゃないね。
というわけで、なぐってドロン♪
コメント
ハワイで聞き取り調査の続編を楽しみに待ってます。
ハワイへの道中もお気をつけて。
読んでいただきありがとうございます! 聞き取り調査……できるかわかりませんが、インチキ語学力が通用すれば何かしら情報ゲットしてみたいと思ってます。できればご期待はせずに!w
>>とりのさん
楽しんでいただけたなら何よりです。ハワイでもレポ用の写真いっぱい撮って来ますよー。